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木陰

    逃げ込んだ
    炎夏の 汗と
    白沙 まみれて
    のびる 棕櫚の手が
    黒い 背中に すべる
    かみなの神輿
    秋なる 鰯の風を つれてこい
    銀と のびて
    地を ねめ 下すは
    沖に立つ 一つ目入道

     
    【鎌倉の天気】
     風もなし 楼閣かげろひ
     逃げゆく雲は 姫駒かける 夏の陣


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    雪男

     
     
    詩やSFをものしてゐます。古典、現文、英仏現代アメリカ問はず。好きな作家は、C.ブコウスキー、幸田文、ル・クレジヲ、紫式部より清少納言派 ― 長いものも、ぼちぼちに

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