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つばな流し

    こちらむけ
    笹を 片手の ふたご川
    天鷺 つゆ風
    つなぎの 背にしよふ 漁火
    沖の浄土か 浮島ごと ゆれ
    やがて 別るる
    金の
    銀の
    ふた筋 なりしも
    閨の山には 遠からん
    秋に 逢はんや
    末は 広がり
     

    【漢詩】
     人謂夏集火焼尽
     人謂光消色眠冬
     吾不覚春鳥秋鈴
     何産乎四季迷子


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    雪男

     
     
    詩やSFをものしてゐます。古典、現文、英仏現代アメリカ問はず。好きな作家は、C.ブコウスキー、幸田文、ル・クレジヲ、紫式部より清少納言派 ― 長いものも、ぼちぼちに

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