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快晴

    飛行機乗は はかない

    私自身のプライドのために
    生き そして 死ぬ
    自分のイズムを
    不関旗を
    心は今や Damonisch
    帝国海軍を呪いながら

    しきりに ホオジロが啼く
    煙ったような霧雨
    安直なセンチメンタリズムが
     私の意識の圏外を走る

    すべて どうすることも出来ぬ

    理想主義者の清い焔
    西の空が少し晴れてきた

    わが流星隊八機 特攻攻撃の日
    身につけるもの
     母上の千人針
     小母がくれた白いマフラー
     私の身の回りの 最上のもの

    皆様 さようなら
    わたしは 「アンデルセン」のおとぎの国へ
    大日本帝国よ 永遠に栄えんことを

    八月九日 快晴
    秋の立った空は あくまで蒼く深い


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    雪男

     
     
    詩やSFをものしてゐます。古典、現文、英仏現代アメリカ問はず。好きな作家は、C.ブコウスキー、幸田文、ル・クレジヲ、紫式部より清少納言派 ― 長いものも、ぼちぼちに

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