飛行機乗は はかない
私自身のプライドのために
生き そして 死ぬ
自分のイズムを
不関旗を
心は今や Damonisch
帝国海軍を呪いながら
しきりに ホオジロが啼く
煙ったような霧雨
安直なセンチメンタリズムが
私の意識の圏外を走る
すべて どうすることも出来ぬ
理想主義者の清い焔
西の空が少し晴れてきた
わが流星隊八機 特攻攻撃の日
身につけるもの
母上の千人針
小母がくれた白いマフラー
私の身の回りの 最上のもの
皆様 さようなら
わたしは 「アンデルセン」のおとぎの国へ
大日本帝国よ 永遠に栄えんことを
八月九日 快晴
秋の立った空は あくまで蒼く深い
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