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シェフォン(蛇)

    みはかせの おほわざ 快刀なり
    弐心双頭の 毒へみが天天を 絶!
    うれむぞ
    無産の縦鼻横目に 笑語のかまびすしき 
    浄玻璃の照顧せざる ゆえに

    万劫末代 千秋 おそはやも
    をろちが首級の一かた 牙籌利勘 黄土に埋めぬる
    あがりたる世の いずくにも
    ひとだまの めぐる蒼天は 才才姦姦を照臨する ゆえに

    びらんば 眇然の微風さえも
    水籠の影に月を砕きやすし
    くにわか 涓滴の片雨さえも
    鳥総が先に竜舌蘭を留めがたし

    鬼除けの七ほどに 秋風の さめ来たりて
    酔生夢死の骨を徹する
    深山かくるる蜾蠃や 逃傷を養い得てこそ
    宗盛乞なし 期脱の蛇の余生ぞ 在りん


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    雪男

     
     
    詩やSFをものしてゐます。古典、現文、英仏現代アメリカ問はず。好きな作家は、C.ブコウスキー、幸田文、ル・クレジヲ、紫式部より清少納言派 ― 長いものも、ぼちぼちに

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