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古酒

    古酒の枡
    浮かびし 知つた顔の
    錆びつきも 懐かしや
    皺も 白髭も なき
    やなぎの底 濁り
    しずめて 忘れらるる やも
    今は昔
    蔵の甕 六十番 となりき

     
    【鎌倉の天気】
     のこした雲の 流れゆくしたの
     波間に浮かべたは 月かげや


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    雪男

     
     
    詩やSFをものしてゐます。古典、現文、英仏現代アメリカ問はず。好きな作家は、C.ブコウスキー、幸田文、ル・クレジヲ、紫式部より清少納言派 ― 長いものも、ぼちぼちに

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