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「英語学習は楽しい1」  「朝に英語を勉強している人は、将来必ず英語を使って仕事をするようになる」(誰の言葉なのか忘れたが)と言う言葉を信じて、私は早朝出勤前に英語の勉強を始めた。外資系金融機関に転職して、超高給取りになるのが目的だった。

    「朝に英語を勉強している人は、将来必ず英語を使って仕事をするようになる」(誰の言葉なのか忘れたが)と言う言葉を信じて私が朝、出勤前に英語の勉強を始めたのは、もう33年ぐらい前(37歳ぐらい)で、バブルが弾ける数年前であった。
    当時は証券会社や機関投資家のディーリングルーム向けシステム開発の企画や開発を担当する金融SEの仕事していた。外資系金融機関に勤める人たちの年収はいくらもらっているのか想像出来ないぐらい高給の時代である。いつかは外資系金融機関で働いて、ものすごい給与を貰うのが英語を勉強する目的であった。
    藤沢市に住んでいたのでフジサワ名店ビル2階にあった「ミスター・ドーナッツ」でコーヒーを飲み(必ず一回おかわりして)、ドーナッツ1個食べながら(2回目の朝食)を1時間ほど勉強して(月刊誌『English Journal』とか主に会話系中心)を勉強していた。
    藤沢駅8時始発の東海道線で座って東京駅まで出勤する。電車内は仕事の関係で日経新聞と日経金融新聞(週刊「日経ヴェリタス(Nikkei Veritas)」)を読んでいた。
    帰りは東京駅発21:30の湘南ライナーで座って帰る。帰りはJapan Timesをただ読んでいた。時事英語なので、当然わからない単語はたくさんあったが、そこは気にせず、とにかく読むことに集中した。一面とEditorial、Opinionぐらいしか読めなかった。
    そんな勉強を初めて1年後には、TOEICで713点を取った(TOEICの試験対策は特別なことはしなかった)。それで外資系企業への転職活動を始めたが、もう40歳に近かったし、バブルも弾け不況だったのでなかなか上手く進まなかった。面接官に「TOEIC700点ぐらいでは、英語がNativeの人に混じってとても仕事では使えない」と言われたし。
    それでも40歳の時にスウェーデン企業に転職することができた。ただ、今まで日常会話の経験もなかったし、ましてやビジネス英語など知らなかったので、いくらTOEIC713点を取っても仕事では全く使えなかった。仕事の日常会話から資料、メールまで全て英語、一緒に働く同僚はインド人、日本企業での仕事のスピードに比べて3倍以上の時間がかかった。簡単な週報を書くのにも、とても苦労した。当然AIやWeb翻訳、電子辞書もなかった時代である。

    あれから日本企業と同じように、会議でも日本語と同じように不自由なく発言したり、英語で1時間ぐらいプレゼンテーションしたり、100ページ以上の会議資料や専門書を読んだり、レポートや企画書を書いたり、グローバルプロジェクトのPM(Project Manager)をやれるようになったのは10年後(50歳)ぐらいである。

    その間、どんな英語を勉強したのかは、別の機会で。

     
     
    日本企業で20年間、システム開発とSEに従事後、グローバル外資系企業でIT、セキュリティ、ISO9001(経営管理), ISO10041(環境管理)を担当し25年間勤務後退職。最後は東アジアのIT担当。早稲田卒(数学)、京都芸術大学(通信制)卒、現在放送大学「人間と文化」の学生

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