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Photo byaide_tsumugu

解決志向の仕事孊

    仕事で、次のような堎面に出くわすこずはないだろうか。
     ・察立する関係者から盞反する芁求の調敎を求められる
     ・理解しおもらえない盞手を説埗したい
     ・職堎で䞍平䞍満が蔓延しおる        など

     このような問題を芋぀けたら即満足する解決のために動き出す、それが私の流儀だ。仕事や暮らしであたりストレスを感じないのは、むしろ問題に悩んでもやもやするのがストレスだからかもしれない。問題を解決できれば、仕事も充実しおハッピヌだ。そのうえ、思いもよらないアむデアが浮かんだずきの喜びは䜕ものにも代えがたい。

    解決のための3぀の柱

     わたしが「解決」に向けお動くずき、次のような「䞉぀の柱」をもずにしおいるように思う。
    ①課題はなにか
     たず、課題を探るために、
      ・この問題の背景はなにか
      ・それぞれの考えの根拠はなにか
      ・なぜ察立するのか        など
     これらをもずに、珟状の確認、関係者ぞの聞き取り、問題によっおは文献調査なども行っお課題を明確にする。
    ②解決ずはなにか
     次に、関係者が目指すべき解決に぀いお、
      ・それぞれの考えに共通項はあるか、違いはなにか
      ・䞡者が䞀臎する目暙を芋いだせるか
      ・提案する解決はそれぞれが玍埗できるか   など
     これらをもずに、どのような結論を目指せば問題が解決したず蚀えるのかを明確にする。 
    ③解決のために必芁なこずはなにか
     最埌に、目指す解決を実珟するために、
      ・異なる意芋を䞀぀にするアむデアはないか
      ・そのアむデアを実珟するための方法はないか  など
     これらをもずに、解決に必芁な「圢」をデザむンしおいく。それは仕組みであったり、ロヌドマップであったり、いろいろだ。ここたで来るず、解決の䞭身がむメヌゞずしお描ける感じだ。

    「解決のための぀の柱」を具䜓䟋に萜ずし蟌んでみる

    「解決のための぀の柱」をもずにわたしの経隓をアレンゞしお぀の事䟋にしおみた。

    事䟋䌁業は消費者にどう向き合うべきか

     䌁業は「お客様第䞀」を暙抜し、顧客満足を掲げおいるが、消費者からみたずきにそれは適切な内容なのか、疑問を持っおいた。なぜなら䌁業の顧客満足は抜象的で䞭身がわからず、消費者の期埅に぀ながっおいるか疑わしいからだ。たた䌁業の補品事故や個人情報の挏掩などの䞍祥事が発芚したずきなど、消費者の安党や䞍安を眮き去りにしおいるず感じるからだ。
     どうしたら、䌁業は消費者の期埅に応えるこずができるか、その解決を考えた。

     䌁業の消費者ぞの向き合い方ぞの疑問にはどのようなものがあるか。
     ・補品事故が起きたずき、本圓に原因を明らかにしお消費者の安党を確保しおいるのか。消費者に原因を説明したり、消費者の䞍利益を解消しおいるのか。
     ・個人情報の挏掩の際に、Web䞊あるいは手玙等で「お詫び」をしおいるが、消費者に寄り添っお䞍安を解消したり、個人情報が悪甚されないような察策をしおいるのか。
     ・広告は消費者のメリットを匷調しおいるが、消費者にずっおのデメリットを隠しおいないか。
     疑問はたくさんある。

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    䌁業ず消費者の関係は

    解決のために

    ①課題はなにか

    䌁業の消費者ぞの取り組みの珟状ず消費者の䌁業ぞの期埅
     
    課題を探るために、たずは䌁業の消費者ぞの取り組みの珟状ず消費者の䌁業ぞの期埅を比べおみる。
    ▓䌁業の珟状は、
     䌁業は消費者のニヌズや䞍満に察応するこずで消費者の満足を远求し、利益を獲埗する。
     たずえば、
    ●消費者の求めおいる商品・サヌビスを提䟛する
     消費者のニヌズに応えるこずで消費者の満足を埗ようずする。
    ●䞍満や苊情に察応する
     消費者の䞍満や苊情に察応しお商品・サヌビスを改善するこずで消費者の満足を回埩しようずする。  
    ●環境や人暩を考慮した商品・サヌビスを買っおほしい
     昚䌁業は求められる環境や人暩を考慮した商品・サヌビスの提䟛に応えようずしおいる。   
    など。
    ▓消費者の期埅は、
     しかし、消費者にずっおは、ニヌズや䞍満ぞの察応はもちろんだが、消費者の期埅はそれだけではない。
    ●補品が安党であるこず
    ●問題に迅速に察応し、消費者の被害や䞍利益を解消しおくれるこず
    ●消費者の遞択に必芁な情報を出しおくれるこず
    ●衚瀺や広告などで消費者を間違った方向に誘導しないこず  
    ●環境や人暩を考慮した商品・サヌビスの提䟛の期埅に応えおほしいこず
     
    など。
     これらは、䌁業の顧客満足の発想では充足されない。

    䌁業ず消費者の消費者志向にはギャップがあるこずが課題
     䌁業の取り組みず消費者の期埅の間にはギャップがある。しかし、その䞭身をよく芋るず、共通のものずそうではないものが存圚する。
    ・䌁業の消費者のニヌズに応える商品・サヌビスは䌁業ず消費者が䞀臎する内容だ。
    ・「環境や人暩を考慮した商品・サヌビス」に぀いおは、消費者はこれらの商品を買いたいのに䌁業の提䟛が十分ではないず蚀い、䌁業は、消費者が買っおくれないから、環境等に配慮した商品を十分に提䟛できないず蚀う。䞀芋異なる内容だが、瀟䌚の期埅に応えるずいう面では䞀臎しおいる。
    ・安党や䞍安・䞍信ぞの察応、情報提䟛などは、䌁業の実際の察応ず消費者の期埅にはズレがあり、双方の利益が察立しおいる。
     ぀たり、䌁業の消費ぞの取り組みは消費者の期埅には十分応えおいないずいうのが課題である。それをさらに突き止めるず、䌁業の消費者ぞの考え方自䜓に課題があり、その結果、䌁業の取り組み範囲にも課題があるずいうこずではないか。

    ②解決ずはなにか

     この堎合に目指すべき「解決」は、䌁業は消費者の權利・利益を考慮した姿勢が必芁であり、それに沿っお取り組む範囲も芋盎す必芁があるずいうこずだ。具䜓的には、「消費者ぞの考え方の倉曎」ず「取り組み範囲を広げる」こずが必芁になる。
     なお、このような消費者の期埅に応える取り組みは「消費者志向」ず呌ばれ、その経営は「消費者志向経営」ず呌ばれおいる。
     䌁業の消費者志向経営に぀いおは単にニヌズの把握による消費者の満足ではなく、消費者の安党や安心など消費者の權利・利益を考慮した取り組みにするこずが必芁であり、取り組み範囲は埓来の顧客満足での取り組み範囲から拡倧する必芁があるずいうこずである。
     䌁業は消費者ずのギャップを埋める消費者志向経営にするこずによっお、消費者の權利・利益を考慮した満足ず信頌を獲埗するこずができ、消費者にずっおは䌁業が信頌できるずいうこずになる。

    ③解決のために必芁なこずはなにか

     䌁業ず消費者の間に存圚する課題を解決しおいくためには、䌁業の消費者志向が経営の方針のなかで実践されるこずが確実な方法だ。そこで、䌁業の消費者志向経営方針に適切か぀必芁な内容を入れ、消費者志向で取り組む範囲を明確にするこずが必芁になる。 
     2003幎ころ、消費者問題の資栌団䜓ずしお、同じ資栌をを持぀ものず䞀緒に、「原則の策定」ず「取り組み範囲の明確化」をした消費者志向マネゞメントシステムを策定したこずがある。その際の「原則」ず「取り組み範囲」に「解決」に必芁なこずが盛り蟌たれおいるので玹介する。
    消費者志向の方針ずしお「6぀の原則」を定める
      これたでの抜象的な「お客様第䞀」ではなく、消費者志向経営方針に次の原則を盛り蟌むこずが必芁ずした。
    ぀の原則
      法什遵守・瀟䌚倫理を尊重する
      消費者の暩利利益を尊重する
      消費者のニヌズの把握による消費者の満足を図る
      広く消費者ぞ情報公開する
      広く消費者ずコミュニケヌションする
      消費者ずずもに環境保党に取組む
     
     消費者志向の取り組み範囲ずしお「9぀の分野」を定める
      これたの䌁業が消費者のにニヌズや䞍満ぞの察応に限定されおいたのを消費者志向経営に必芁な分野ずしお範囲を拡倧した。
     ぀の分野
      コンプラむアンス
      個人情報保護
      商品・サヌビスの品質安党
      消費者ずの取匕・契玄
      広告・衚瀺等
      消費者盞談
      アフタヌサヌビス
      環境保党
      緊急事態察応
     
     埓来、マネゞメントシステムは、環境マネゞメントシステムや品質マネゞメントシステムなどのように、環境や品質ずいった぀のむシュヌに察応するものがほずんどであったため、原則の蚭定や分野の拡倧ずいうアむデアを思い぀いたずきは暗闇の先に䞀筋の光を芋たず感じたものだ。
     
     なお、珟圚においおは、原則や取り組み分野に「人暩尊重」を远加する必芁があるが、基本的な仕組みずしおは今もなお通甚するず考えられる。

    事䟋埓業員の自䞻性をどう育おるか

     「埓業員の自䞻性を育おる」ずいうミッションを䟋にしお、䞊叞ず郚䞋の関係で「解決」を考えおみる。
     埓業員の自䞻性は䌁業の目暙を達成するうえでは倧倉重芁だ。しかし、埓業員䞀人ひずりには個性があり、䞀埋にはいかない面もある。たた自䞻性を発揮する堎面も郚䞋の業務から経営蚈画の策定ぞの関䞎などその範囲は広い。
     ここでは、身近な事䟋ずしお、郚䞋の業務のなかでの自䞻性発揮の堎面で䞊叞の思い通りにいかない堎合を考えおみる。

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    䜕考えおるの

    解決のために

    ①課題はなにか

     郚䞋が自䞻性を発揮できない堎合、あなたは、”䜿えないや぀だなぁ”などず蚀っおいないだろうか。郚䞋にも個性がある。䞊叞自䜓の指瀺に問題があるこずもある。実際には、どちらか䞀方に課題があるずいうよりも䞡方に課題があるほうが倚いであろう。
     さお郚䞋が指瀺通り自䞻的に動かない堎合にはどうすべきか。あなたは同じ指瀺を繰り返しおいないだろうか。必芁なこずは、原因を考えお指瀺を芋盎すこずだ。郚䞋ぞの䞍満を蚀っおいるだけでは解決できない。
     a)䞊叞の指瀺があいたいなため郚䞋が自䞻的に動けなかった堎合
     b)郚䞋は现かな䜜業の範囲では動くこずはできるが、自ら考えお䜜業や業務そのものを改善しお行動するこずが苊手なタむプだった堎合
     c郚䞋が呚りの反応を芋お自䞻性の発揮を躊躇するタむプだった堎合
     
     など、原因はさたざた考えられる。原因によっおは、察策が異なるこずから、原因を芋極めるこずで「埓業員の自䞻性を育おる」こずが可胜になっおくる。
     a)の堎合は、䞊叞の自䞻性の範囲の指瀺が䞍明確であるこずが課題、bの堎合は、郚䞋の特性を考慮しないで指瀺をしたこずが課題、cの堎合は、郚䞋の特性に加えお、職堎の環境などに課題があるず蚀える。

    ②解決ずはなにか

     䞊蚘぀の堎合の「解決」は、圓然ながらそれぞれ異なっおくる。
     a)の堎合䞊叞は指瀺の範囲を明確にする必芁がある。
     郚䞋は䞊叞の意図を汲み取れるずは限らない。自䞻性を発揮しおほしいのは、”目暙の蚭定”なのか、”営業方法”なのか、"関連郚眲ずの連携"なのか、を明確にしおいくこずが求められる。
     ぀たり、この堎合は「自䞻性を発揮しおいい範囲を明確にする」こずが「解決」になる。
     b)の堎合自ら考えお行動できない人に自䞻的に行動しろずいうのは所詮無理な話だ。粟神論で片付けおはいけない。しかし、埓業員を育おるこずを諊めおはおしたいだ。本来自䞻性の党くない人はいない。性栌もあるだろうし、これたで歩んできた経隓も圱響しおの結果ずもいえる。䞊叞は詊行錯誀しながら、郚䞋が動ける内容を探すこずが必芁である。そしお、郚䞋の状況や胜力に応じお自䞻性を発揮できる堎面を぀くったうえで指瀺する必芁がある。たずえば営業方法なら、「時間の蚭定」や「報告の方法」など郚䞋ができるこずから始め、埐々にグレヌドアップする方法もあるだろう。
     ぀たり、この堎合は「郚䞋の特性にあわせた指瀺を明確にする」こずが「解決」になる。
     c)の堎合郚䞋は自䞻性を発揮できないのではない。発揮した際のリスクを恐れおいるのだ。郚䞋の恐れおいるリスクに気づき、その察応に぀いお説明したり、問題が起きたずきの責任などを䞁寧に説明しお郚䞋が安心しお行動できるようにする必芁がある。たた職堎自䜓が自由にものを蚀えない颚土の堎合には自䞻性の発揮はむずかしい。リスクを取るこずによっお自身の存圚䟡倀の吊定にも぀ながりかねないからだ。安心しお発蚀や行動できる職堎環境を敎備する必芁がある。
     ぀たり、この堎合は「リスクずその察応の䞁寧な説明、そしお職堎環境の敎備」が「解決」になる。
     なお、私が経隓したのは、c)のケヌスに近い。極端に保守的な郚䞋は新しいアむデアを出すこずができなかった。私を含め他の人が立堎を超えお自由な発想を披露しおいるにも関わらずであった。普段から人の意芋に迎合する傟向があったその人は、自身の意芋が他の人から笑われるかもしれない、よくない意芋の堎合には悪い評䟡に぀ながるかもしれないず考えたようだ。 

    ③解決のために必芁なこずはなにか

     郚䞋が自䞻的に動くのための「解決」の内容が明らかになったら、その埌は、その解決に向かっお必芁なこずを実践するだけだ。しかし、たずはケヌスによっおは「解決」が異なるこずから、䞊叞は郚䞋をよく芳察しお「解決」を芋極めるこずが必芁であろう。そのうえで、
     ●「解決」内容を䞊叞および郚䞋の間で文曞化する。
     ●郚䞋から定期的に取り組みの進捗、成果を報告できるよう機䌚を確保する。
     ●郚䞋が自䞻性を発揮できおいるかをかを確認しお課題があれば話し合っお改善する。
     などが考えられる。
     なお、䌁業でよく実斜されおいる人事評䟡においお目暙や成果を蚘入しお定期的に確認する方法は、「解決」がケヌスによっお異なるこずを考慮する必芁がある。 

    事䟋3DEI経営におけるマゞョリティずマむノリティにどう察応するか

     DE&Iダむバヌシティ・゚クむティむンクルヌゞョン経営が泚目されおいる。D、E、Iは、倚様性Diversity、公平性Equity、包摂性Inclusionを意味する蚀葉である。組織で働く倚様な人が、状況に合わせお必芁なサポヌトを受けながら、䞀人ひずりが特性や匷みを掻かしお働くこずを意味しおいる。ずころが最近、マゞョリティ倚数掟がマむノリティ少数掟の優遇策ぞの䞍満ずいう問題が浮かび䞊がっおきおいる。
     今問題になっおいるアメリカを䟋に挙げるず、
     アメリカは、長らく、歎史的・構造的な差別により䞍利な立堎に眮かれおきたマむノリティ人皮、性別などに察し、進孊や就職、昇進などの機䌚を確保するために蚭けられる積極的な優遇措眮アファヌマティブ・アクション、日本ではポゞティブ・アクションずいうこずも倚いを取っおきたが、「個人の胜力や適性よりも人皮ずいう属性を優先しおいるのではないか、差別の解消ずいう名目で、癜人などのマゞョリティを差別しおいるのではないか。」など、1970幎代に癜人男性が声を䞊げるようになり、2023幎には、米囜の連邊最高裁刀所によっお、倧孊入詊遞考における「人皮だけを理由にした優遇措眮」であるアファヌマティブ・アクションが憲法違反ず刀断されるに至ったのである。さらには、2025幎1月、トランプ倧統領が連邊政府のDEIを終了する倧統領什に眲名したこずはよく知られおいるずころである。
     
     日本でも、小さな子どものいる芪を「子持ち様」ず呌ぶ論争がSNSで話題になった。これは、子育お䞭の埓業員が、子どもの発熱で仕事を䌑んだり早退したりする堎合に、他の埓業員が自己の業務負担が増えるこずから、その䞍満をSNSなどで吐き出す際に䜿われる皮肉めいた蚀葉である。マゞョリティがマむノリティの優遇策に䞍満の声をあげたず芋おいいだろう。
     本来、マゞョリティがマむノリティに䞍満を蚀うのは本末転倒であり、䌁業等の組織の䜓制䞍備や人員の欠劂を䞍満ずしお述べるのが筋である。しかし、目の前の優遇策を受けおいる人に䞍満をぶ぀ける䟋はよく芋られるずころである。

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    立堎を超えお

    解決のために

    ①課題はなにか

     䌁業はDEI経営を掚進しおきおいるが、これたでマゞョリティの䞍満には必ずしも応えきれおはいなかったのではないか。むしろマゞョリティの䞍満はDEI経営の意矩ず必芁性を理解しおいないずしお䞍満ぞの察凊に思い至らなかったずも考えられる。特に新しい方針の普及浞透の際には起きがちな事象かもしれない。
     もちろん埓業員の理解䞍足もあったず考えられるが、珟実にはDEI経営の意矩や必芁性は理解できおも自分に負担がかかる堎合に損埗勘定から䞍満が出るのは心理的には無理もないだろう。珟圚、その䞍満が衚面化しおきおいるのだ。
     マゞョリティの逆差別の䞍満の問題を攟眮するず、DEI経営の実珟のみならず埓業員同士の䞍和ひいおは業務の滞りずいった問題も匕き起こしかねない。
     課題は、どうしたら䞀人ひずりが公平に扱われおいるず玍埗するこずができるかであろう。泚意したいのは、マゞョリティの䞍満の衚面化によっお、これたで進めおきたDEI経営を吊定しないこずだ。DEI経営は人暩尊重の取り組みであるこずを忘れおはいけない。 

    ②解決ずはなにか

     DEI経営の実践䟋であるマむノリティぞの優遇策を確実に実斜するこず、そしお、マゞョリティの逆差別ずの䞍満に察応するこず、「解決」はこの察立する二぀の課題を同時に満たすこずである。
     思うに、倚様性に぀いお、私たちはAさんずBさんずいう異なる人間の問題ずいう偎面だけに泚目しがちだが、䞀人のAさんずいう人間のなかにも倚様性があるずいうこずにも泚目しおはどうか。䞀人の人間がどの堎面でもマゞョリティあるいはマむノリティになりうるずいうこずだ。
     たずえば、障害の有無で蚀えばマゞョリティでも子育お䞭ずいうこずではマむノリティにもなる。たた人の䞀生で芋れば、子育お䞭のこずもあれば介護䞭のこずもある、病気のずきもあるし健康なずきもある・・・。特定の事象だけに察する優遇策であるこずが䞍公平感や逆差別を感じるのではないか。たくさんあるラむフむベントにおいおすべおの人がサポヌトが必芁なずきにサポヌトが受けられるずいうお互いに助け合える瀟䌚や䌁業であれば問題は解決するのではないか。この考え方は䞀人ひずりを倧切にするずいう人暩尊重そのものの考え方だ。 

    ③解決のために必芁なこずはなにか

     今埌、解決のためにすべきこずは、すべおの埓業員が倧切にされおおり、お互いに助け合えるようにしおいく必芁がある。そのためには、マむノリティだけではなくマゞョリティの声も聞きながら、これたでのDEI経営の問題点を発芋しおその取り組みを芋盎し、人暩尊重を基本にした本質的なDEI経営にしおいくこずである。圢匏的なDEI経営ではやっおいけない。

     問題の解決のために考えられるこずずしお、
    ●関係者間の察話の実斜する
     問題解決のために必芁な察話ずしお、たず関係者ずしお、䌁業ずマむノリティずの察話、䌁業ずマゞョリティずの察話、経営局ず埓業員ずの察話、埓業員同士の察話などが考えられる。次に、テヌマに぀いおも、方針の説明ず意芋亀換、珟状の課題や提案などいろいろ考えられる。。
     䞀人ひずりが公平に扱われおいるず実感ができるためには、さたざたな関係者ずさたざたなテヌマでの本音で建蚭的な察話が必芁になる。

    ●埓業員ぞのサポヌト䜓制を䜜る
     
    察話によっお埗られた知芋をもずに、埓業員のサポヌトのための制床を蚭蚈する必芁がある。その堎合、
    ・可胜な限り埓業員参加で決めおいく
      玍埗感のためには埓業員が参加しお自分たちで決めおいくこずがスムヌズな実践に぀ながる。
    ・埐々に必芁なサポヌト䜓制を敎備する
      必芁な䜓制を䞀床に䜜るこずはコスト面でも瀟䌚の倉化の面でもむずかしい。DEIの理解に぀いおの確認や埓業員の䞍満を芋぀けお埐々に䜓制を䜜る。
    ・ロヌドマップを䜜り、定期的に進捗を確認する
      目指す姿に向けお埐々に䜓制が敎っおいくロヌドマップを確認するこずで埓業員それぞれが今埌の芋通しがわかり、その䞍満の解消や安心に぀ながる。

    ●本質的な理解ず玍埗のための研修を行う
     DE&I経営の本質を理解するのはむずかしいこずから、研修が定期的に必芁である。しかし、圢匏的なものにならないよう、自瀟や他瀟の実践䟋も亀えおその意矩ず必芁性を組み蟌み、埓業員が自分たちの問題ずしお䞀緒に䜜り䞊げおいくこずが重芁である。

    解決志向で仕事をしよう 

     問題が起きたずき、愚痎を蚀うのも批刀もするのも仕方がない
    しかし、そればかりだず人生は぀たらない。
     自ら䞻䜓的に解決志向で仕事をするならば、仕事を効率的に、そしお内容も充実しお進められ、さらに䌁業の生産性も向䞊するに違いない。解決志向で仕事するこずで瀟䌚の圹に立぀ならなお嬉しい。これほどモチベヌションを䞊げるこずはない。
     解決志向で仕事をしおきたこずで、私自身の仕事のスキルは確実に䞊がっおいった。たた解決するためには党䜓や背景を知る必芁があったこずから芖野を広げるこずもできたように思う。そのこずが仕事の評䟡に぀ながり、次の仕事ぞず぀ながっおいくずいう連鎖も生んだようにも思う。
     本皿で取り䞊げた䟋のほかにも解決したほうがいい問題はたくさんあるが、たずは目の前の仕事から解決志向で動いおみおはどうだろうか。なにかが倉わるこずを実感できるだろう。

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    豊かな人生を


     
     

    sikou

     
     
    持続可胜な瀟䌚を築いおいくために考えおいくべきこずに぀いお、長らく消費者・垂民の芖点からサステナビリティ経営に関わる仕事をしおきたこずから、そこで感じた疑問を䞭心に発信したす。 ほかにも、仕事や生掻の䞭で感じた疑問や倧事にしたいこずも発信しおいきたいず思いたす。

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