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夏休みの最後の手持ち花火

    心音(ここね)

    夕方になると、いつもの学校の校庭がひらかれた。

    見慣れているはずの場所なのに、
    夏の夕暮れの校庭は、
    いつもより少しだけ特別に見える🌻

    この日は、
    それぞれの家から持ち寄った手持ち花火を楽しむ、小さなイベントの日。

    子どもたちは、
    花火を握りしめながら、
    あっちへ行ったり、こっちへ行ったり。

    「見てー!」

    「こっち来てー!」

    「ついた、ついたー!」

    いつもの校庭に、
    いつもよりたくさんの弾んだ笑い声が跳ねている。

    そして、校庭の隅には
    キッチンカーまでやってきていた。

    かき氷🍧に、
    フライドポテト🍟。

    ……もう、完全にお祭りだ。

    学校の校庭なのに。

    夕方のほんの数時間だけ、
    いつもの場所が、
    とびきりの夏祭りに変わっていた。

    ただ、みんなで手持ち花火をして、

    食べたいものを食べて、

    笑っている😊

    そんな、
    慎ましくて愛おしい非日常。

    でも。

    私は、こういう時間が
    たまらなく好きだなぁと思う。

    校庭を開放してくれる人がいて。

    キッチンカーを手配してくれる人がいて。

    「せっかくだから、
     みんなで楽しもうよ」

    と、誰かが心を尽くして動いてくれる。

    その「誰かのちょっとしたひと手間」が、

    子どもたちにとっては、

    夏休みを彩る
    大切な一ページになっていく。

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    空には、少しずつ秋の気配が混ざっていた


    手元では、花火がぱちぱちと音を立てている。

    その光を追いかけるように、
    子どもたちの笑い声が夜の校庭に広がっていく。


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    もうすぐ、夏休みが終わる。

    娘にとっても、きっとこの夜は特別な思い出になるだろう。
    私にとっても、たぶんずっと忘れることのない夜。
    夏の終わりは、いつだって少しだけ淋しい。

    でも。
    最後の最後に、こんなに最高な「おまけ」が待っていた。
    しかも、かなり豪華なやつ。
    花火に、かき氷に、ポテトまでついて。

    ……うん。これはもう、大満足だ。
    今年の夏も、本当に楽しかったな✨🌺

     
     
     
    小学生の娘と暮らす40代シングルマザー マヤ暦/哲学/ヨガ/子育て/旅 日々の暮らしの中で出会った「気づき」を、 静かに綴っています。 読む人の心の奥に、 小さな風が通るような場所でありたい。 ※Amazonアソシエイトもしてます。

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