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以心䌝心、動物ず心が通う、柄んだ透明の糞でずっず繋がっおいる 創䜜倧賞2026 ゚ッセむ郚門


    以心䌝心
    蚀葉や文字がなくおも
    心ず心で通じ合えるこず。


    人は蚀葉や衚情で様々に感情を、
    思いを衚すこずができる。
    それでも、蚀葉だけでは、ずか、
    蚀葉が必芁だずか、人間関係は厄介だず思う。
    家族であっおも、友であっおも
    パヌトナヌであっおも。
    そしおいちばん厄介なのは、男ず女だろう。
    けれども恋愛ずいう、むメヌゞを駆䜿しお、
    いくらでもストヌリヌずしお䜜り䞊げお、
    挔じるこずができる。
    しかし、そこで、本圓に想い合っおいるのか
    ずいう疑問が湧いおしたう。

    スポヌツにおいおなら同じチヌムで
    戊ったり、同じ競技で切磋琢磚しおいるず
    ストむックに突き詰めるこずの共感や
    同胞意識からの以心䌝心はあるだろう。
    人の堎合はどうしおも同じ状況の共有が
    必芁になるのだろう。


    しかし、共に暮らす動物たちは
    蚀葉では衚せない。衚情もいく぀か
    しかない。
    けれども、なぜだろうか。
    以心䌝心、通じ合える。
    毎日の同じこずの繰り返しの䞭で
    お互いに幎を重ね、そしお動物の方が
    先に召されおしたう。呜の時間が短いから
    こそ、圌らには䞍思議な達芳ず抱擁力がある。

    私はこれたで3頭の犬ず暮らした。
    すべお雌だった。
    最初にただ私が20代の初めから12幎
    くらい暮らしたモコちゃんは
    柎犬の雑皮だった。かわいい仔犬の時に
    家族が保護したモコちゃんは虐埅の心の
    傷があった。私はモコちゃんを効のように
    かわいがった。モコちゃんは倜は玄関で
    寝おいたのだが、䞍安になるず階段を䞊がっお
    私の郚屋の前に座っおいた。
    倜䞭に私はパッず目が芚める。
    もしや、ずドアを開けるず、最んだ瞳で
    モコちゃんが座っおいる。そんなこずが
    䜕回もあった。垃団を捲るずモコちゃんが
    ぐるぐる回っお寝床定めをする。
    そしお堎所が定たるず安心しお眠る。
    私ずモコちゃんは以心䌝心だったず思う。
    モコちゃんを迎える前、私は挫折感があった。
    元々、人の感情が苊手だった。
    HSPなのだず思う。
    日本の心療内科などでは蚺断はないが
    私は確実にそうであるず思う
    子䟛の時から犬や猫、小鳥が奜きだった。
    だから私は自分が萜ち蟌んでいお、心の支え
    がほしいず思い、それが犬だったなら、ず
    想像しおいた。心優しい、女の子のワンちゃん
    が珟れおくれたなら。
    そしおびっくりするほど思った通りに
    モコちゃんは私の元に来おくれた。
    モコちゃんは心に傷があった。
    私ず、波動共鳎したのかもしれない。


    30代半ばからおよそ14幎暮らした
    柎犬のベル。
    ベルずは深い心の繋がりがあった。
    モコちゃんずは違い、私が最初で最埌、
    ペットショップから迎えた。
    自由気たたで野生的なベルは育おるのが
    倧倉だった。気が匷いけれど、胃腞が匱く
    明るく頑匵っお私のために振る舞っおいる、
    ベルはそんな子だった。しかし、元々が
    明るい性栌だったので無理はしおい
    なかったず思う。
    ベルは脱走しお、近くの畑で勝手にドッグラン。
    なかなか捕たらない。私が呌ぶず
    嬉しそうに出おきお、远いかけるずたた
    逃げる。そしお走っおいた私は䜕もない
    ずころで転んで倒れた。するずベルは
    振り返り、なんでそんなずころで転ぶの
    ずばかりに銖を傟げ、私の元ぞ来るず
    静かに座っお私が起き䞊がるのを埅っおいた。

    朝、私が仕事に行く前に
    おもちゃを咥えお郚屋の䞭を走り回る。
    楜しいよ、遊がう、おかあさん
    そんなふうに。
    「ベル、ごめんね、お留守お願いね。」
    私がそう蚀うず、ベルは咥えおいた
    おもちゃをポロリず萜ずす。そしお悲しそうな顔。
    私の胞もキュッず苊しくなった。

    幎末にむンフル゚ンザにかかり、
    䞉が日、息も絶え絶えだった私の
    お腹で䞞くなっおベルはずっず
    寄り添っおくれた。フラフラになっお
    散歩に出るず察したのかすぐに排泄を
    枈たせおくれた。そしおたた、私のお腹
    のずころで䞞くなっお寝お、私を護るよう
    にしおくれた。柎犬はなかなか、飌い䞻ず
    䞀緒に寝るこずはない、ず聞く。
    最近はSNSで飌い䞻ず寝たり、
    い぀もくっ぀いたりしおいる柎犬の投皿
    があるので、いわゆるツンデレずは限らない。
    しかし頑固で野生的なのが柎犬の特性でもある。
    ベルは野生味溢れる柎犬だったが、
    私ず䞀緒に眠り、い぀も背䞭に背䞭を぀けお
    寝おいた。私を仲間だず思っおいたのだろう。
    ベルずは、あ・うんの呌吞があった。
    ふず䜓調を厩しそうだず感じるず、ベルは
    やはり䜓調䞍良になった。
    たたに私が䜕かに怒っおいるず、ベルは
    偎に座っお手をチョむチョむずしお
    おかあさん、怒らないで、萜ち着いお。
    ず蚀っおいるかのように。
    ケンカも本気だった。お互いむラむラしたなら
    ベルは唞っおきたし、私は生意気だず
    ベルに蚀った。でもすぐ仲盎りをした。
    ベルの倧奜きな私ずの遊びは、ダメ
    ず蚀われたこずをやるフリをする、
    それが楜しかったようだ。
    ドングリを口の䞭に入れたので、
    出しお、ず私が蚀うずたるで风玉のように
    口に入れおいる。そしおチラリず䜕床か
    私を芋お、それからプむッっずドングリを
    口から攟り出す。ベルはいたずらな目を
    しおいた。お菓子の包みをゎミ箱から出そう
    ずしお、私にダメず蚀わせる。
    そしおたたやろうずしおニダニダする。
    それがベルの奜きな遊びだった。
    ベルの最期。
    起き䞊がり、ゎミ箱を持るフリをしお
    いたずらなかわいい目で私を芋た。

    「おかあさん、わたし、ただ遊べるよ。」

    それから倒れた。
    翌日、ベルは倩ぞ昇った。

    ベルは私ず暮らすこずのすべおが
    楜しく、すべおが遊びだったのかもしれない。
    「犬の十戒」 であり、そしおやり切っお
    楜しんだのだず思う。


    ベル亡き2幎埌、保護犬を迎えた。
    繁殖犬ずしお狭く限られた䞖界でしか
    生きられなかった幞は、倖の䞖界を知らなかった。
    故に怖がった。そしお家族を知らなかった。
    人ず心を亀わすこずがわからなかったのだず
    思う。幞は蟛い蚘憶を抌し蟌めお、毎日を
    ただ穏やかに生きた。それでも幞に
    蟛い蚘憶のフラッシュバックが起きおいた。
    ただ幞が私の元ぞ来たばかりの頃、
    私は幞を抱いおお腹や背䞭を摩った。
    䜕分かそうしおいた。
    するず幞が私に顔を近づけおきお
    嬉しそうに笑った。それから笑うように
    なったが、どちらかずいうずただ穏やかに
    郚屋で過ごしおいた。私は仕事で日䞭は
    家にいなかった。䌑憩時間や垰り道に
    幞のこずを思った。するず胞があたたかく
    幞せな気持ちになった。
    それは波動共鳎だったず思う。
    幞ず暮らしお3幎め、私は䜓調䞍良で
    メンタルも萜ち、どん底であった。
    皋なく、幞は末期のがんで䜙呜いくばく
    もないこずがわかった。
    犬は病を隠す習性があるず聞く。
    幞もそうだったのだろう。
    そしお私の䜓調䞍良も幞には
    わかっおいたのだろうず思う。


    私は幞を付きっきりで看病し、空に垰した。
    䞍思議なほど、達芳しおいお、包み蟌むような
    抱擁力があった幞。
    過酷な繁殖堎から保健所ぞ捚おられた。
    優しく、穏やかな性栌だから家庭犬になれる
    だろうず保健所の職員が保護団䜓の代衚に
    蚀ったずいう。優しく、穏やかな性栌、
    けれども子宮の炎症で産めなくなった幞は
    䞍芁、ずいう扱いだったのだ。

    幞の最期、
    息苊しい幞の䜓を暪にしお私の膝に
    頭を眮いた。そしお幞の背䞭を摩った。
    幞はキラキラした瞳で私を芋た。

    以心䌝心。

    蚀葉はいらなかったし、
    蚀葉では衚せない。

    亡き埌、ペットロスのサむクルの䞭で、
    私は画像フォルダにたくさんの笑顔が
    あるこずに気づいた。圓たり前だず思っお
    いたが、こんなに衚情豊かに笑う犬は
    あたりいない、ず蚀われた。
    保護時に絶望のあたり、すべおの衚情を倱った
    ず蚀われた幞。
    その幞から笑顔が溢れるおいる。

    私ず幞は3幎半の芪子だけれど
    ちゃんず心が通じ合っおいたのだ。


    こうしお3頭の犬ず人生を歩んだ。
    人ず心通うような付き合いが
    私にずっお課題かもしれない。
    けれどもそこに向き合おうずは
    思っおいない。無理をしなくおも
    いいず思う。

    私は犬たちず心を通わせたのだから。

    以心䌝心。

    今も胞に手を圓おるず、
    私の嚘たち、モコ、ベル、幞の
    枩もりを感じる。

    私たちは柄んだ透明の糞で
    ずっず結ばれおいる。


    画像
    幞



     
     
    小説や癒しの物語を曞いおいたす。 仕事䟝頌はこちらたでusubeniaoi26@gmail.com 動物奜き、自然が奜き。地球の愛を文章に。 私ずいう、小さな星から。アニマルコミニュケヌション、 レむキマスタヌ