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悩める帰国子女を探して

    悩める帰国子女として、
    これまで、NOTEには、
    悩んでいた記憶の断片を書いてきた。

    そして、いま、悩める帰国子女として、
    書きたいことが
    なくなってしまった。

    書いてる時は、楽しかった。
    車を運転してるときなど、
    ふとしたときに
    記憶が下りてくる。

    すかさず、車を停め、
    溢れ出てくる記憶を、文章にする。
    あれも、これも、書きたい。

    そして、記憶に集中する。
    あのとき、何があったのか。
    ひとつひとつ文章が自然と形になった。

    今は、もう、
    書きたいことが
    なくなってしまった。

    テーマを変えて、
    大好きな投資のことを
    書いてみようと思った。
    でも、気持ちが溢れてこない。
    伝えたいことがなにもない。

    私は、帰国子女の経験を
    NOTEに書く意味は、
    大きいと思った。

    それは、これまで生きてきて、
    たくさんの壁にぶちあたり、
    そのたびに、自分だけ何か違う…
    そう思ってきたからかもしれない。

    私の性格だと、片付けたくなかった。
    だから、帰国子女で、
    小学生の6年間を日本で過ごさなかった、
    ことが原因だと思うようにした。

    あるとき、他の帰国子女は、
    どんな思いを抱えて生きているのか、
    気になるようになった。

    しかし、普通の日常生活で、
    帰国子女に出会うことはなかった。
    私は帰国子女であることを隠してきたし、
    向こうから、 「私は帰国子女です!」
    と名乗る人がいるはずはない。

    当時はSNSもない時代。唯一、
    帰国子女の体験記が綴られた書籍を通じて、
    その思いに触れることはできたが、
    それは、のちの成功談の布石となるよう、
    物語的に綺麗に語られるものが多かった。

    それはそうなのだろう。
    誰が書籍を通して、公に、
    ドロドロとした自分を、
    曝け出そうと思うのか。

    悩み悩んで、
    悩んで悩んだ、
    苦悩のような体験談がないものか…
    ずっと探していた。

    そんな、 悩める帰国子女 
    を探す気持ちが、
    NOTEを書く力になっていたのかもしれない。


     
     
    はじめまして。 私は帰国子女で幼少期を、 フランスで過ごしました。 記憶を絞り出し、 他人に話したことがない記憶や、 経験を正直に文章にしています。 短い文章しか書けません。 何か、小さなことでも、 共感頂けたら、嬉しいです。

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