
「お母さん」を超えて。荒れていた息子と、今では良き親友になれた理由
あんなに荒れていた小学生時代。
学校からの電話に怯え、夜中に一人で泣いていたあの日々。
あれから数年が経ち、長男は高校2年生になりました。
今の私たちを一言で表すなら、それは「良き親子」であり、そして「良き親友」です。
かつての彼からは想像もできないほど、今の彼は穏やかで、優しさに溢れています。
学校であった何気ない出来事、友達のこと、進路のこと。
隠し事をせず、私に対等な立場で色んな話をしてくれるようになりました。
私からも、自分の悩みや仕事のことを相談することがあります。
すると、彼は一人の自立した人間として、真剣に、時には冗談を交えながら私の背中を押してくれる。
親が子を導くという一方的な関係ではなく、お互いの人生を応援し合える。そんな「親友」のような心地よい距離感が、今、私たちの間に流れています。
そして、今の穏やかな日々を象徴しているのが、4歳の次男との関係です。
高校生という多感な時期でありながら、長男は次男のことが可愛くて仕方ないようで、家では本当に「べったり」と遊んでくれます。
その姿を見ていると、かつての彼が叫んでいた「寂しさのSOS」は、もう完全に癒えたのだと確信します。
「母さん、あの頃はごめんね」
そんな言葉がなくても、今の彼の笑顔と、家族を大切にする行動のすべてが、私への答え合わせのように感じています。
もし、今まさに「子どもの荒れた行動に終わりが見えない」と絶望の中にいるお母さんがいたら、伝えたい。
どんなに激しい嵐も、いつかは必ず止みます。
親子の絆は、一度壊れかけたとしても、何度でも修復できる。
そしてその傷跡は、いつかお互いを深く理解し合える「信頼」という強さに変わります。
あの時、諦めなくて本当によかった。
今は心から、そう思っています。