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Tales|あり方から読み取れること

    はじめまして、累華と申します。
    現在Talesにて創作大賞に参加している物書きです。
    執筆は実に5年ぶりで、年明けから新しいパソコンと腰痛防止チェアを購入して、だいたい朝4時〜6時で執筆する日々を送っています。
    noteのほうでは、はじめましてですが、Xにてつぶやいていることまとめて記事にしたいと思います。

    はじめに

    執筆再開のきっかけ

    5年ぶりに創作をしようと思ったのは、いろいろな理由が重なっています。
    一番は今の仕事をしているなかで、自分はなぜ仕事をしているのか、この仕事はなんのためにしているのか考えた時に、そもそも私は創作のために色々な知識や経験を得たかったんだったな、という自分の原点に至ったことでした。

    ちょうど仕事で行き詰まり、というよりは、あまりにも仕事に対してのめり込みすぎてしまって戻ってこれない、自分の感情がそこに持っていかれすぎてしまうというのが続いて、自分を中庸に保つのが難しく感じていたことも重なりました。

    仕事自体は、大学や専門学校で学んだ臨床心理学やソーシャルワークを活かして、日々色々な人と出会って話し、とても楽しくやりがいがあるものです。
    一方で、たまにほんとうに感情を持っていかれてしまうことがあります。
    人との関わりの多い仕事なだけに、意図せず人の色々なものにふれてしまうことがある。
    そういう時に戻ってくるためにはどうすればいいのか、と葛藤する日々でもありました。

    仕事との付き合い方

    臨床心理学のなかでも特に認知行動療法を専門分野としてきたので、こういうことをやっていけばいいというのは自明で、二ヶ月間の心理療法を受ける側として体験したり、趣味を広げてみたり、社内のスーパーバイズを受けてみたりなど試してきました。

    でも、戻ってこれない時がある。
    人のいろんなものにぶつかってしまって、自分のなかを覗き込んだりしてしまう時がある。
    おそらく根本とても人という生き物に興味があって、その感情や人が体験する物語にも興味があって、それに対してぐっと意識がいってしまうなかで、じゃあどうやったら戻ってこれるのだろう、と悩んできました。

    その結果、辿り着いたのが、やっぱり創作。
    執筆じゃないか。
    自分のなかに沈んでいるものや、これまで経験してきたおどろおどろしいものを表現することではないか。
    物語を綴るために色んなことを学んで経験してきたのではなかったのか。

    それが執筆再開の一番の理由でした。
    (ちょうどその頃に、『恋した人は、妹の代わりに死んでくれと言った。』を読み返して、創作熱と気持ちがすごく高ぶったというのもありました。
    これは別記事で、『恋した人は』と永野水貴先生へのリスペクトも込めてまとめたいと思います。)

    結果、執筆再開は大正解で、1月からこの方、仕事で残業しまくっていたのは嘘みたいに、残業をしなくなり上司からも「最近仕事終わるのはやいね!」と言われるようになったり、仕事で出くわした嫌なできごとも、「プロットプロット……」と頭を切り替えると、すっとーんと切り替えられるようになりました。

    Talesという投稿サイト

    見つけたきっかけ

    執筆再開して一番はじめにやろうと思ってたのは、「小説家になろう」に投稿してエタっていた物語の再開と完結。
    5年前の時点から描いていた終わりへ、登場させたキャラクターたちをハッピーエンドに導きたいと思って再開して、プロットをあらためて練り、書きまとめていた設定を発掘し、過去の自分がキャラクターのどんな人生を描いてなにを表現したかったのか数日見つめ合う作業でした。
    すーっと見渡せると、寒い冬の朝の4時から6時というのは集中しやすくて、5年ぶりなのが嘘のように文章を書くことができました。

    ▼無事完結できた『殿下、今度はあなたを好きにさせてみせます!——そう思っていた頃もたしかにありました。』

    https://ncode.syosetu.com/n3175fp/

    ▼Tales版

    ただ、書いていて感じていたのは、5年前と同じ感覚でこの物語書けないなということ。
    5年前はこうしたかったけど、今はこうしたいということにものすごくギャップを感じたことでした。

    12〜3歳くらいから執筆をはじめて18歳くらいまで書いて、浪人してから大学・専門学校時代は書くのをやめて、仕事してからまた再開して子ども生むのをきっかけに止まって、三度目の再開が今回ですが、それぞれのタイミングで書きたい物語やジャンルは異なっていました。
    自分が書きたいジャンルや方向性を書いていく、となった時に、「小説家になろう」という投稿サイトの現在の流れでは、どうしても限界を感じてしまうなと思いました。

    そんな時に、たまたま見つけたのがTalesでした。

    創作大賞のジャンルや裾野の広さ

    Talesはじまるにあたって、創作大賞のエンタメ原作部門のレーベルや会社などを発見した時に、ジャンルの裾野が広いことにびっくりしました。
    昨年度までやっていた創作大賞で受賞したものについても、いろんなジャンルや物語があって、色々な可能性を感じました。

    新しくはじまるTalesも同じように色々な物語や、ジャンルや傾向に縛られない物語が投稿されるのではないか、と思えて、今自分が書きたい物語にはちょうどいいかもしれないと巡り合いに感謝したくなりました。

    ▼今の自分が書きたいものを詰め込んだ異世界ファンタジー

    Talesのあり方

    イベントや記事などから読み取れること

    いろんな物語を扱っていきたいんだろうなというのは、創作大賞や、Talesの推薦タグを見ていると察していたのですが、記事を読んだりイベントを聞いたりすると、代表の萩原さんの考え方には共感でした。

    物語投稿サイトという名前もそうだけれど、これらの記事を読むと、物語を、面白く、だれかに伝える、ということにとてもこだわりを持っていることを感じます。

    • 面白いのか

    • だれに、なにを、伝えたいのか

    これを徹底的に追求しているのが、Talesという投稿サイトのあり方なのかな、と思います。

    読了率という取り組み

    この指標もとても面白いです。
    執筆する側からすると、最後まで読んでもらえたのかというのがわかって、ずしずしずきずきくるのですが、「面白かったら最後まで読むよね」という考え方に基づくのかなと思われます。

    Xのフォロワーさんと話しましたが、なろうのブックマークや評価だったり、カクヨムの☆などは読んでいなくても押せるし義理でも評価できるけど、Talesは執筆する側からすると、読了率という形でほんとうに読んでもらえたかどうかが見えてしまう。
    おまけに、読了率は、PVやスキ♡の数だけでなく、おそらくランキングにも影響していると思われる動きをしています。

    徹底しているなー。面白い作品出そうとしているんだなー。

    というのがわかる仕組みになっているなと感じます。
    どこかで、noteと異なってTalesは闘技場というのを読みましたが、まさしく面白い物語をランキングというなかで競わせる闘技場なのかなと感じるところです。

    さいごに

    まだまだはじまったばかりのTalesですが、新しいサービスを堪能しつつ、面白い物語を綴っていけるよう、日々の早起きと執筆を頑張りたいとおもいます。


     
     
     
    【創作大賞2025入選|ファンタジー部門】 異世界ファンタジーを通して、現実に住まう人の、心や生活、物語を書きたい。 フルタイムでお仕事と6歳長男の子育てしつつ、朝4時半〜6時半が執筆タイム。公認心理師・精神保健福祉士。

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