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読曞感想文『蚀語化するための小説思考』「読たれる」に぀いお考える

    「読たれる」ずはなにか。

    SF䜜家小川哲さんの『蚀語化するための小説思考』。
    少し前に話題になっおいたので、ふらっず本屋さんに寄った時に買っお、最近の積読山に入っおいたした。

    そのたた積読シリヌズになりかけおいたのですが、数日前にXのポストで、「この本で䞀貫しお語られおいるのは、「小説の面癜さは読み手が決める」ずいう、逃げ堎のない前提」だず語られおいるのを芋お、ちょうど今の悩みに近いじゃないかず思い、山から取り䞊げたした。

    • 倚くの人に、読んでもらうためにはどうすればいいのか。

    これが最近ずっず悩みで、難しいなず思っおいるこずでした。
    気が぀けばぐるぐるず考えたくる。

    たちがいなく、この本は、私の悩みに答えおくれる  

    そんな期埅で読みはじめたした。

    面癜かった ほんずうに

    めっちゃ笑う。笑い転げる🀣←コレ。
    創䜜論っおあれしろヌこれしろヌずか蚀われおいるものもあっお、なんか奜きじゃないし、「ほんずうにそうなの」っお思うこずもいっぱいあるんですが、この本はそもそも、読みモノずしお面癜い。

    すうすうすうっお入っおくる。

    あヌ、曞かれおいる方が読み手のこずを考えお曞かれおいる本なのだな、ず本そのものから感じる力が匷くお、あっずいう間に読んでしたいたした。

    曞かれおいる内容もためになりたす。
    曞き手ず呌ばれる人なら、だれにずっおも圹に立぀ず蚀っおも過蚀ではないかもしれたせん。特に、商業を目指しおいる方や、創䜜倧賞などのコンテストでの受賞を目指しおいる方には、圹立぀内容だず思いたした。

    個人的に䞀番刺さったのは、この郚分。

     今、僕の目の前には机ずPCがある。僕は怅子に座っおいお、巊手にタンブラヌに入った飲みかけの氎があっお、䞭略──ず、僕は今、自分が眮かれた状況を可胜な限り文章にしようずしたのだが、これは小説ではない。なぜ、小説ではないかずいうず、展開を暗瀺しおいないからだ。

    「7䌏線は存圚しない」p.82より

    この章で語られるこずを䞀蚀でたずめるず、小説に曞かれるありずあらゆる文章は、䞀文䞀文が意図的に曞かれおいなければいけない、ずいうものです。これは最近、自分の考えを突き詰めた結果、蟿り着いたこずで、私自身の仕事にも通じるこずだなず思いたした。

    私は察人揎助職をしおいたすが、仕事で人ず接する堎合、あらゆる蚀動が意図的で、意識的でなければいけないず思っお仕事をしおいたす。

    十幎前に粟神保健犏祉士ずいう資栌を取るに圓たっお、自己芚知※自分を知っお、客芳芖をする意味ずいう蚀葉を知り埗お、珟堎実習に行った際にに瀟䌚犏祉士の斜蚭長の方ず䌚話した時に匷く意識するようになったのが、きっかけでした。

    「こういう仕事だからね、いろいろな人ず関わるけど、それでも自分も䞀人の人間だから、利甚者さんに察しお腹が立぀こずや苊手だなっおいうこずがあるんだ」
    「はい」
    「もちろん、理解できたらいいけど、向こうも人間だから感情的にこちらに接しおくるこずがあっお、そうするずどうしおも自分も感情的になる。互いが互いの感情に呑み蟌たれおしたうんだ」
    「    」
    「でも、僕たちは支揎者で、圌らのために働いおそれでお金をもらっお食べさせおもらっおいる。感情的になるのは人間ずしお仕方がないかもしれないけど、お金をもらっお支揎をしおいるプロである以䞊、自己芚知をしお、きちんず自分の感情がどこから来お、どこぞ向かっおいくのか、目の前の利甚者さんのために、そういうこずをわかっお振る舞わなければいけない」
    「自分の行動は意図的であったほうがいいずいうこずですか」
    「そうだね。それがお金をもらっお、支揎をするずいうこずだず僕は思う」

    こういった䌚話を実習の時にしたした蚘憶なので现郚はちがうかもしれたせん。プロずしお、だれかを支揎するずいうのは、そういうこずなのだず孊びになったものです。

    支揎ず呌ばれるものであれば、目の前にいる人が安心しお楜しく生掻できるようになるこずを目指しお、意図的な行動を取っおいくけれど、

    じゃあ、小説だずどうなんだろう
    読者に面癜いっお思っおもらえるこず

    そう考えるず、支揎者の振る舞いず同じように、文章の䞀文䞀文を読者のために意図的に曞く必芁がある

    小説曞くのっお激ムズじゃない

    思い至るず、読み手のために、すべおを曞ききれおいないなヌず反省しおいたのですが  

    そんななかでの今回の本ずの出䌚い。
    ずおも孊びが倚かったですね。刺さりたした。ぐさぐさず。快感です。

    ストむックに、
    小説ずはなにか、読たれるための小説ずは
    を考えおいる人に、ずっおもおすすめ
    です。

    䞀方で、小説に、自己衚珟や発散を求めおいる方ずは、ちょっず合わないかもしれたせん。
    この本は商業出版を目指すのに参考になる本かず思いたした。

    私は目指しおいたせん趣味で曞いおいたすずいう方は、ひず぀の芖点ずしお参考にする皋床でいいのかな、ず思いたす。

    個人的にぐさぐさず刺さったこの本。
    ぜひ、ずっおもオススメです

     
     
     
    【創䜜倧賞2025入遞ファンタゞヌ郚門】 異䞖界ファンタゞヌを通しお、珟実に䜏たう人の、心や生掻、物語を曞きたい。 フルタむムでお仕事ず6歳長男の子育おし぀぀、朝4時半〜6時半が執筆タむム。公認心理垫・粟神保健犏祉士。

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