
母の日に寄せて
オーストラリアのショップやブランドが母の日(父の日なども同様)を前にして、感情的に配慮の必要な人に向けて「この時期のメール配信を希望しない場合はこちら」というオプトアウトメールを送ってくるのは、ここ数年で広がっている配慮の文化のように感じます。
母の日を祝う一方で、大切な人を亡くした誰かの気持ちにも、そっと寄り添おうとする姿勢。
私の母は2020年9月に他界しました、もうすぐ5年。
最初の数年、母の日が近づくたびに胸がきゅっとして、何も見たくないような気持ちになることも確かにありました。
今でももちろん寂しいし、話したい会いたい。だけど、もう大丈夫。
母の日に「ありがとう」と、心の中の母に微笑みかけられるようになった気がします。
すべてのお母さんたちに、そして誰かの心の中に生きているお母さんにも、愛と感謝を込めて。
Happy Mother's Day.
オーストラリアでも母の日は日本と同じ、5月の第2日曜日。
菊の花を贈るのが一般的です。
「お母さん」のことを親しみを込めて "Mum"(マム) と呼びます。
菊 = Chrysanthemum(クリサンセマム)の語尾にも「mum」が入っているため、言葉遊び的に「母の日にぴったりの花」として定着しました。
そして、オーストラリアでは5月が秋にあたります。
ちょうどこの時期に菊の花が旬を迎えるため、入手しやすく、美しく、母の日の贈り物に最適ということです。
でも私は、どこにいても、母の日といえばやはりカーネーションが思い浮かびます。
カーネーションの写真は、Canon EOS Kiss M + EF-M28mm F3.5 Macro IS STMで撮りました。