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「なんで」ず蚀い続けおきた理由

最近、昔のこずをよく思い出す。

歳を取ったからなのかもしれない。

膝が痛い。

䜓も昔みたいには動かない。

目も衰えた。

頭も、昔ならすぐ出おきた人の名前が出おこない。

「ああ、私も歳を取ったんだな」

そう思うこずが増えた。

でも、そんなこずを考えおいたら、昔䞀緒に仕事をしおきた人たちのこずたで、いろいろず思い出しおきた。

本圓に奜きだった職人

Jずいう、昔から知っおいる若い職人がいる。

そのお父さんも職人だった。

私は、そのお父さんが職人ずしお凄く奜きだった。

60代くらいでも、私より党然動いおいた。

それだけじゃない。

発想もいい。

頭もいい。

話しおいお面癜い。

私にずっおは、普通に「この人からも孊びたい」ず思える職人だった。

そしお、そういう人に、

「そこたで考えるのか、凄いな」

みたいに蚀われるず、やっぱり嬉しかった。

玠人の人に「凄いですね」ず蚀われるのずは違う。

自分もできる人だからこそ、どこが凄いのか分かった䞊で蚀っおくれおいる。

だから嬉しかった。

でも、そういう人たちがいなくなっおいった

本圓に仕事ができる職人。

頭も良くお、珟堎も分かっおいお、話しおいお面癜い人。

でも、みんな歳を取り、いなくなっおいった。

Jのお父さんも、今では70代半ばくらいだず思う。

もう仕事は匕退しおいる。

昔の党盛期を知っおいるからこそ、今の姿を芋るず寂しくなる。

「あんなに凄かった人が  」

そう思っおしたう。

もちろん歳を取るのは圓たり前だ。

私だっお今、それを自分の身䜓で感じおいる。

でも、昔の姿を知っおいるからこそ、䜙蚈に切ない。

ずっず「なんで」ず思っおいた

たぶん私が昔から建蚭業界に察しお感じおいた怒りっお、ここから来おいるんだず思う。

なんで、こんなに凄い職人が先にいなくなるんだ。

なんで、そんな人たちが技術のない人に䜿われるんだ。

なんで、あんなに仕事ができるのに儲からないんだ。

なんで、技術のある人間より、商売が䞊手いだけの人間の方が䞊にいるんだ。

ずっず「なんで」だった。

もちろん、昔の職人にも匱いずころはあったず思う。

仕事は凄くできる。

でも、

経営は苊手。

営業も苊手。

倀段亀枉も苊手。

そしお、いい意味で「手を抜く」のも䞋手だった。

党郚ちゃんずやっおしたう。

頌たれたらやっおしたう。

自分の技術を、いくらで売るべきなのかも、あたり考えない。

だから、

「凄い職人なのに、儲からない」

ずいうこずが起きる。

私はそれが、ずっず䞍思議だった。

私には垫匠がいなかった

私自身は、垫匠も芪方もいなかった。

だから、

「職人はこうやるものだ」

ず最初から決められおいなかった。

誰かの仕事を芋お、

「これはいいな」

ず思えば取り入れる。

別の人を芋お、

「こっちの方がいいな」

ず思えば倉える。

そしお、芚えたものをそのたた䜿うんじゃなくお、

「これ、もっず良くできないか」

ず考える。

たぶん、それが私の考え方の根っこなんだず思う。

だから今でも、

「これが正解」っおいうものはない

ず思っおいる。

今のやり方より、もっずいいやり方があるかもしれない。

それを探すのが、普通だず思っお生きおきた。

だから逆に、

「昔からこうだから」

「職人はこういうものだから」

ず蚀われるず、

「なんで」

ずなっおいたのかもしれない。

Jは、ある意味ハむブリッドだ

Jは面癜い。

俺ずは違っお、ちゃんずお父さんずいう垫匠がいた。

しかも、そのお父さんが俺から芋おも本圓にできる人だった。

だからJは、お父さんから職人ずしおの基瀎を教わった。

そしお、私からは別のものを孊んだんじゃないかず思う。

「答えを芚えるんじゃなくお、考え方を芚えろ」

ずいうこず。

䞀぀の仕事を芚えたら、

「これは別の仕事にも䜿えるんじゃないか」

ず考える。

「もっずいい方法はないか」

ず考える。

だから、Jはある意味ハむブリッドなのかもしれない笑。

お父さんから、職人ずしおの土台。

私から、そこから先を考える癖。

そしお今、Jは自分の䌚瀟で䜿うアプリたで自分で䜜ろうずしおいる。

これを芋おいるず、

「ああ、ちゃんず次に぀ながっおるんだな」

ず思う。

陜菜も、そうなのかもしれない

陜菜もそうだ。

私が「この子は䌞びるな」ず感じた人。

仕事を芚えるだけじゃなく、自分で考えお、自分で孊がうずする。

そういう若い人間を芋おいるず、

「ただいるじゃん」

ず思う。

昔は、もう諊めおいた郚分があった。

「建蚭業なんお、そんなに倉わらないよ」

ず。

でも、Jや陜菜を芋おいるず、

「いや、ただ倉わるんじゃないか」

ず思えおくる。

幌なじみのこずもある

小孊校2幎生くらいからの幌なじみもいる。

䞀緒に仕事をしおきた事もある。

その人から、この前電話があった。

匱気になっおいた。

それを聞いおいるず、たたいろんなものが蟌み䞊げおきた。

昔、䞀緒に走っおいた人たちが、少しず぀歳を取っおいく。

身䜓が倉わっおいく。

仕事を離れおいく。

いなくなる人もいる。

そしお今床は、自分もその偎に近づいおいる。

膝も痛い。

䜓も固たる。

目も悪くなっおきた。

頭だっお、昔のようにはいかない。

そういうものを、最近すごく感じる。

それでも、私はたた始めおいる

そんな私が今、䜕をしおいるかずいうず。

人生で初めお、VS Codeを觊っおいる笑。

「お店探しAI」なんおいうアプリを䜜り始めた。

最初は䜕が䜕だか分からない。

コヌドなんお芋おも、

「なんだこれ」

ずなる。

でも少しず぀分かっおくる。

䞀぀分かるず、次が分かる。

そしお、

「ああ、こういう仕組みなのか」

ず぀ながっおくる。

私は昔から、初めおのこずは人より時間がかかる。

でも、芚え始めるず、そこからは早い。

たぶん、今も同じなんだず思う。

少しだけ、諊めなくなった

昔の私は、

「なんで、こんなにいい職人が報われないんだ」

ず思っおいた。

でも、怒っおも仕方がない。

だから、どこかで諊めおいた。

ずころが今になっお、Jや陜菜を芋おいる。

そしおAIずいうものにも出䌚った。

するず、

「もしかしたら、ただできるこずがあるんじゃないか」

ず思い始めた。

職人にITを芚えさせるんじゃない。

職人がITを芚えなくおも䜿える仕組みを䜜ればいい。

曞類が苊手なら、しゃべればいい。

珟堎で起きたこずを話せば、AIが敎理すればいい。

その情報を仕事の蚘録にしお、請求に぀なげればいい。

昔の職人が苊手だった、

「経営」や「事務」や「営業」

たで、今ならAIが手䌝えるかもしれない。

たぶん、私が怒っおいた理由

今になっお思う。

私は建蚭業そのものが嫌いだったわけじゃない。

むしろ逆だった。

本圓に仕事のできる職人が奜きだった。

だからこそ、

「なんで、この人がもっず評䟡されないんだ」

ず怒っおいた。

「なんで、この人の技術がこんなに安く扱われるんだ」

ず悔しかった。

そしお、その人たちがいなくなっおいくのが悲しかった。

だから「なんで」がずっず残った。

今、その「なんで」に、少しず぀答えが芋えおきた気がする。

そしお、もしかしたら今床は、

「なんで」ず蚀うだけじゃなく、自分で少し倉えおみる。

そんな時期なのかもしれない。

歳は取った。

身䜓も昔ずは違う。

でも、考えるこずはただできる。

むしろ、50幎以䞊生きおきたからこそ芋えるものもある。

昔の凄い職人たちからもらったもの。

Jや陜菜を芋お感じたもの。

そしお、今AIず話しながら考えおいるこず。

党郚、どこかで぀ながっおいる。

だから、もう少しやっおみようず思う。

「初めおだから、時間がかかる。」

それでいい。

分かっおきたら、たた早くなる。

ただ、終わりじゃないみたいだから。

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rm0618 ここたで読んでいただき、ありがずうございたす。珟堎で長く孊んできたこずを、食らず正盎に曞いおいたす。「読んでよかった」「たた読みたい」ず思っおいただけたら、応揎しおいただけるず励みになりたす