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楽しみにしていた、小学一年生。

今回は、長女が小学校一年生の時のお話です。

長女は小学校に入学を大変楽しみにしていました。入学してからも学校が楽しくて仕方ないと言った感じでした。

毎日楽しそうに学校へ行き、帰ってくると、その日にあったことをいろいろ話してくれる。

そんな一年生でした。

一年生の時の担任の先生は、25歳の若い女性の先生。

若くて、やる気があって、子どもたちのことをよく見てくれている先生でした。

個人面談の時にも、

「本当に小学校が楽し~い、というのが伝わってくるくらい、楽しそうに過ごしています」

と教えてくれました。

ただ、

「五時間目くらいになると、やっぱり少し疲れが出てくるのか、ぼーっとしてくることもあります」

とのこと。

まあ、一年生。

朝から五時間も授業を受けていれば、疲れる。

そして、もう一つ先生が教えてくれたことがありました。

それまでは、子どもたちに一度に一つの指示を出していたそうです。

ところが、少しずつ学校生活にも慣れてきたので、

「これをやったら、次はこれ。その次はこれをします」

と、一度に二つ、三つの指示を出すようになった。

すると、長女を含め、何人かの子どもたちは、その指示が分からなくなってしまうことがあるそうです。

そして、それをからかうようなことを言う子もいる。

長女は、そんな時に悔しそうにしていることもあるけれど、

「でも、少しずつできるようになっていますよ」

と先生。

私はその話を聞いて、

「ああ、一年生って、そうやって少しずつできることが増えていくんだな」

と思いました。

そして、その後に先生が話してくれたことが、私にはとてもそうなんだ~と思うことで。

「特に感じているのは、〇〇ちゃんは、教科書に答えが載っていないようなことを答えるのが上手な子だな、ということです」

具体的には

道徳などで、

「この出来事について、どう思いましたか?」

と子どもたちに聞く。

すると長女が答えることがある。

その答えを聞いて、

「ああ、小学一年生の子が、もうこんなことを考えているんだ」

と、先生自身がハッとさせられることが多いのだそう。

「よく考えているなと思います」

そう言ってもらいました。

私は、その言葉が嬉しかった。

ただ、「勉強ができる」と言われるのとは、ちょっと違う。

教科書に書いてある答えではなく、

教科書には載っていないことを、自分の頭で考えて答えるのが上手。

それは、私からすると、とても嬉しい褒め言葉でした。

そして先生は、もう一つ、長女について話してくれました。

一人のお友達の名前を挙げて、

「長女ちゃんが、そのお友達の心の支えになっています」

と。

そして、

「そのことに、とても感謝しています」

とおっしゃいました。

私はちょっと心配していたこと。そのお友達を気遣うようなことを自分からするけれど、もしかしたらそのお友達にとってはおせっかいになっているところもあるのではないか?

そんなことを思っていたので、そのお友達がそう話してくれていると先生から聞いて、そう思ってくれているのなら良かったと安堵と、そう思っていてくれていることを長女に知らせようと思いました。

若くて、先生になってまだ三年目。

比べるものではないのですが、それまでお世話になっていた幼稚園の先生たちとは、少し違うタイプの先生。

幼稚園の先生たちは、子どもたちとの距離がとても近く、幼稚園の外のことまで一緒になって心配してくれるような先生たちでした。

その一年生の担任の先生は、

「先生としての仕事」

をしっかりと区別している方だったと思いました。

学校の中で起きていることには、しっかりと責任を持って対応する。

一方で、学校の外のことや、先生の仕事の範囲を超えるような相談については、あまり踏み込まない。

当時の私は、

「ここから先は先生のお仕事ではないのかな」

と思うこともありました。

でも、それが悪いということではありません。

むしろ、先生として、自分の役割をきちんと理解している方だったのだと思います。

何より長女は、その先生が大好きでした。環境が変わってすぐのこと、先生を好きでいられるというのは安心につながる。

そして私も、

「しっかりした先生だな」

と思っていました。

一年生の長女は、学校が楽しくて仕方がない。

先生から見ても、楽しそうに学校生活を送っている。

そして、少しずつできることが増えている。

そんな一年生でした。

だからこそ、この時のことを残しておきたいと思ったのです。

というのも――

私が本当に残しておきたいのは、二年生の時のお話なんです。

二年生になった長女には、今思えば、それほど大きなことではなかったのかもしれないけれど、いろいろなことがありました。

長女にとっては、一つの壁だったのだと思います。

一年生の時は、あんなに楽しかった小学校。

そこから二年生になって、少しずつ何かが変わっていく。

あの頃の長女が、どんなことを感じていたのか。

そして、親として少し不安になった一年。

今になって振り返ると、

「あの時は、あれが長女にとって一つの壁だったんだな」

と思います。

次回は、そんな長女の二年生の時のお話を書いてみたいと思います。

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