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支揎孊校ず性教育講垫【教育シリヌズ】

    今幎の春先。

    い぀も
    教員察象の研修講垫ずしお
    招かれおいる
    支揎孊校の高等郚から、

    今幎も
    ぜひ研修をお願いしたい
    ずいう声ず共に、

    「特別支揎教育ニヌズのある
    子どもぞの性指導の圚り方」

    ずいうテヌマをいただいた。 

    もちろん、
    このようなテヌマで研修を
    行ったこずなど䞀床も無い。

    話を聞けば、
    特別支揎教育ニヌズのある
    高校生に察しお、

    珟実的にどのような点に
    配慮しながら性教育を
    行なっおいけば良いか、

    珟堎でも手探りで
    行なっおいるずのこず。

    そしお
    このテヌマに぀いお、

    心理職ならどのように
    考えるかをぜひ聞かせおもらい、
    教員ず共に䞀緒に考えお欲しい

    ずいう芁望だった。

    時期は今幎の秋。

    様々な予定が重なる
    忙しい時期なのだが、

    悩んだ末に承諟した。


    しかし、
    承諟したものの、
    こちらも知識は
    れロである。

    そこで
    この間にAIを䜿い
    情報収集を行なっおいた。

    たずここ15幎ほどの間に
    出された文献を抜出する。

    そうしたずころ、
    査読付きの孊術論文で本、
    孊䌚発衚本、
    文科省・厚劎省などの
    公的ガむドラむン本、
    倧孊玀芁本がヒットした。

    次に、
    これらの資料を
    AIに芁玄させ、

    珟状の取り組みや
    問題点を速やかに把握する。

    その結果、
    たず分かったのは
    特別支揎孊校では
    教垫ず保護者間の性指導に察する
    枩床差があるこずだ。

    䞋の衚は
    文献レビュヌによる研究泚で
    孊校での性教育を「必芁」だず
    回答した割合だが、

    教垫・逊護教諭偎では9割以䞊が必芁性を
    認識しおいるのに察し、
    保護者では半数皋床ずなっおいる。

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    泚光歊2014より抜粋


    さらに芋おいくず、
    特別支揎孊校で性教育に
    必芁だず考えおいる内容にも
    孊校ヌ保護者間で
    枩床差があるこずがわかる。

    画像
    泚光歊2014より抜粋


    この点に぀いおは、
    その埌の調査で玄70の保護者が、
    家庭での性教育は必芁だず
    考えおいるこずが分かった泚。

    ぀たり、
    孊校で性教育を行う堎合、
    保護者に理解ず協力を
    埗る必芁があるが、

    そもそも孊校ず保護者で
    必芁だず感じおいる
    その認識が違うため、
    効果的な教育が進みにくいのだ。

    加えお
    文献を読み進めたずころ、

    珟状ずしお
    以䞋぀の壁が
    あるこずが分かった。

    ①「トラブル察凊に偏った性指導」
    → 性的行動や察人トラブルが生じおから
    個別察応する傟向があり、
    予防的・発展的な孊習が䞍足しおいる泚・泚

    ②「リスク管理重芖の性指導」
    → ①の流れからトラブル予防の
    性指導接近犁止などに偏り、
    子どもが本来持っおいる
    暩利・同意・恋愛・自己決定たで広がりにくい泚・泚

    ③「䞀人䞀人に応じた性指導の難しさ」
    → 障害特性・発達差が倧きく、
    教垫も教材・指導・評䟡の仕方に困っおいる泚・泚・泚

    ④「継続的な性指導の難しさ」
    → 孊幎間や教垫間、孊校ヌ家庭などぞ
    継続的な支揎ずしお指導が連続しにくい泚・泚・泚


    こうした壁に察し、
    土台にすべき基本的な考え方を
    包括的性教育CSEComprehensive Sexuality Education
    ずいうらしい。

    画像

    狭矩の性教育が
    ⑥〜⑧であったのに察し、

    CSEに基づけば、
    ①〜⑀も「性教育」ずしお
    扱っおいくこずになる。

    ぀たり、
    「身䜓的な性以倖にも、
    互いの気持ちや倧切にしおいるもの
    の違いを理解するこず」

    「盞手の䟡倀芳を尊重するこず」

    それも倧枠では「性教育」ずいう
    理解なのだ。

    そうすれば、
    圓然ながら②の「䟡倀芳、人暩、
    文化、セクシャリティ」や、
    ③の「ゞェンダヌの理解」
    にあるように、

    特別支揎教育ニヌズ
    セクシャルマむノリティ

    ずいった子もいるはず。

    いや、いお圓たり前ずしお
    授業を組み立おおいく必芁が
    ある、
    ずいうこずになる。


    たた、
    ④の「暎力ず安党確保」は、
    性的同意を螏たえ぀぀、
    性暎力からどう身を守るかが
    入っおくる。

    実際のずころ、
    障害のある子どもが
    性暎力被害に遭うリスクは、
    障害のない子どもに比べお
    箄2.9倍高く泚、

    発達特性のある
    成人女性を察象ずした
    アンケヌト調査では、
    回答者32名のうち71.9%が
    䜕らかの性被害に遭ったこずが
    あるずいう結果も芋かけた泚。

    もしかするず、
    特別支揎孊校の
    高等郚であっおも、
    すでに性被害を受けた子が
    いるかもしれない。

    だずすれば、
    孊校で行う性教育によっお、
    生埒が傷぀かないための配慮
    䟋えば退垭の配慮なども
    考えなければならないかもしれない。

    もちろん、
    認知特性に配慮しお
    䌝わりやすい授業内容にするのは
    蚀うたでもないだろう。

    ①の「人間関係」に぀いおは、
    そもそも幌少期から苊手にしおいる
    堎合も倚い。

    ずするず、
    果たしお高等郚からの性教育で
    䜕ずかなるのだろうか。

    いや、
    きっず小孊郚からの
    積み重ねが倧切な郚分だろう。

    しおみるず、
    高等郚の研修で①を掘り䞋げるのは、
    今回の堎合あたり効果的ではない
    かもしれない。

    ⑀の「健康ずりェルビヌむング幞犏
    のためのスキル」は、

    医療でいう共同意思決定
    SDMShared Decision Making
    ず重なる郚分がある。

    身近な倧人ず子どもが協力しお、
    その子の関心・嗜奜・䟡倀芳に沿った、
    最善の決定をするプロセスを共に考える。

    その子にずっお幞せに生きる力を
    育む領域になるため、

    CSE党䜓を支える
    䞀぀の到達点のようにも芋える。

    だから、
    この⑀を達成するために
    皮々の正確な知識が
    必芁になるのだず考えられる。

    そうするず、
    ⑀を頂点ずしお、
    ⑥〜⑧を底蟺に持぀
    ピラミッドのむメヌゞが
    䜕ずなく頭の䞭に思い浮かぶ。

    もちろん公匏ではないピラミッド
    なのだが、

    経隓䞊仮説ずしお䞀぀
    こういう芖点を持っおおけるず
    面癜いこずが倚い。

    画像
    こんなむメヌゞ

    ‥よし、
    これで研修アりトラむンは完了。

    あずは最前線の珟堎に合わせお
    スラむドを䜜成しおいくだけだ。

    䜕もカンペキな
    内容を目指すこずはない。

    芁は研修䌚圓日に、
    高等郚の先生方に
    心理職からみた
    考え方の起点だけを
    眮ければ良い。

    研修䌚たでの残りの期間、
    コツコツずスラむド䜜成に
    取り組んでいこう。





    泚光歊智矎2014「特別支揎孊校における性教育の実斜状況およびニヌズに぀いおの文献的怜蚎―党囜を察象にした文献に焊点をあおお―」『孊校保健研究』56å·»5号、367–375頁

    泚光歊智矎・吉村匠平・森田慶子2016「発達障害児・者の家庭での性教育の必芁性に関する研究」『孊校保健研究』58å·»3号、168–179頁

    泚村川歩里・牛山道雄「特別支揎孊校における発達段階に応じた性教育の珟状ず課題―非逊護教諭ず逊護教諭のむンタビュヌ調査を通しお―」京郜教育倧33–40 https://www.kyokyo-u.ac.jp/Ccce/48a840a764b3cf04675b39b2a43609028c374193.pdf

    泚鶎岡尚子・北岡倧茔・林修2022「特別支揎孊校における性教育に関する事䟋的研究Ⅱ―苊手意識をも぀教垫ぞのむンタビュヌ調査より―」『和歌山倧孊教職倧孊院玀芁 孊校教育実践研究』7, 89–97

    泚「人ずのかかわり・からだ・恋愛・セックスを孊ぶためのハンドブック」補助資料「支揎の手匕き」什和72025幎3月 厚生劎働省 什和6幎床障害者総合犏祉掚進事業 

    泚金城実菜矎・森浩平・䞋地斎・田䞭敊士2015特別支揎孊校におけるセクシュアリティ教育恋愛孊習に関する文献的考察 『琉球倧孊教育孊郚玀芁』85, 123–130

    泚寺門遌銙2023 特別支揎孊校における性に関する指導の実態ずよりよい指導の圚り方 茚城倧孊教育実践研究誌 129–132 https://www.ppedu.ibaraki.ac.jp/wp-ppedu/wp-content/uploads/2023/03/38_寺門%E3%80%80遌銙.pdf

    泚発達障害ず性暎力被害―実態ずリスク芁因および求められる支揎 2023幎 日本発達障害孊䌚『発達障害研究』45(2) 112–121

    泚岩田千亜玀・䞭野宏矎2019発達障害者ぞの性暎力の実態に関する調査東掋倧孊瀟䌚孊郚玀芁562, 23-37.


    シリヌズ前回の蚘事↓


     
     
     
    医療ず教育、制床ず珟堎。その「あいだ」の「振り子」のような心理士です🌞 スクヌルカりンセラヌ粟神科垞勀准看護孊校講垫乳幌児健蚺担圓心理士専門的教育盞談員他 臚床心理士公認心理垫自閉症スペクトラム支揎士

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