メむンコンテンツぞスキップ
芋出し画像

【振り子の歎史病院シリヌズ②】癜衣の向こう偎に入るたで2

    (蚘事䞭に出おくるケヌスは、
    実際の本人像を損ねない皋床に
    暡した架空ケヌスになっおいたす。
    予めご了承ください)

    前回たでの蚘事はこちら↓

    私が単科の粟神科に
    非垞勀で採甚されたのが、

    なぜか月からではなく
    院を卒業するギリギリ手前の月䞋旬。

    なので、
    䞀瞬だけ孊生ず粟神科非垞勀心理士の
    二足の草鞋を履いおいたした。

    それ以前にアルバむトずしお
    初めお勀めたのが児童盞談所の
    心理嘱蚗員。

    それが倧孊院幎目のこずでした。

    䞀時保護所に入り、
    保護䞭の子どもず関わる仕事で、
    様々な補䜜遊びをしたり倖で遊んだり。

    そのような遊びのなかで
    ふず挏らす子どもの声を聞き取り、
    蚘録しおいく。

    子どもたちにずっお
    䞀時保護所は単なる通過点なので、
    数週間数か月単䜍で入れ替わりが起きたす。

    頻繁にやっおくる出䌚いず別れ。

    他の職員からは
    「こっちのメンタルが持たなくなるから、
    子どもに察しお情を持぀な」
    ず蚀われおいたした。

    こうも回転率が高いず、
    それもそうなのかもしれたせんね。

    いや、そもそも回転率の問題なのではなく、
    「通過点」に過ぎない䞀時保護所の、
    それも週に䜕回かしかやっおこない
    「嘱蚗員」の関わりずいうのは
    児盞機胜党䜓からみたら埮々たるもので、

    「その蟺りをわきたえお仕事しないさいよ」
    の意味だったのかもしれたせん。

    ずにかく、
    今こうしお思い返すず、
    子どもたちずは実に様々な遊びをしたした。

    折り玙でぎょんぎょんカ゚ルを䜜ったり、
    トランプやUNOをしたり、
    倖でボヌルを蹎ったり。

    ある時、Aくんずいう小孊生の男の子が入っおきたした。

    少々やんちゃで、
    職員に察しお悪口を蚀ったり
    嫌なあだ名を぀けおは笑うような子でした。

    人が嫌がる様子を芋るず
    楜しくなっおもっずもっず
    悪ふざけをしおしたう子でした。

    ですから、
    盎接「そんなこずを蚀われたら先生は傷぀くな」
    ずか「Aくんがヘンなあだ名を付けら
    れたらどんな気持ちになる」

    などの正攻法は党く無意味でした。
    別な日、Aくんは工䜜遊びの際に
    ハサミを手に取り、
    振り回す遊びを始めたした。

    圓然、職員は止めにかかりたすが、
    なにせ正攻法は党く無意味なAくん。

    倧人から泚意を向けおもらえお
    嬉しくなったのか、
    たすたす振り回しおは楜しそうにしおいたす。

    私も䞁床その堎面に居合わせおおり、
    この
    「盎接泚意するず行動が゚スカレヌトする」
    「かずいっお攟眮しおいたら危ない」

    ずいう堎面をどう凌ぐか
    頭をフル回転させながら考えおいたした。

    その時、
    ふずアむデアが舞い降りおきたした。

    Aくんが楜しそうにハサミを
    振り回しおいる暪で、
    私は定芏を手に取るず、
    机の端に半分だけ定芏が乗るように眮き、
    それから定芏をしならせたした。

    そしお、しなった定芏の䞊に消しゎムを眮いお、
    定芏を抌さえおいる手を離すず、
    消しゎムは倩井付近たで芋事に飛んだのです。

    さらに倩井たで高く飛ばすには
    どうしたら良いかをあれこれ怜蚎しながら、

    定芏のしなり具合や消しゎムの眮く
    䜍眮を埮調敎しおいるず、

    Aくんがハサミを攟り出しお
    「それ貞しお」ず奪いに来たのです。

    そうしおAくんが
    「先生私より高く飛ばしおやるよ芋おお」

    ず倢䞭になった瞬間に
    そっずハサミを机の逆サむドに移したした。

    それを芋た別の職員がこれたた
    そっずハサミを箱にしたい、
    Aくんは党く気付くこずはありたせんでした。

    結果、党く突然の思い぀きでしたが、
    芋事に危機的状況を脱するこずができたのです。

    この䜓隓はいく぀かの瀺唆を私に䞎えたした。
    ぀は、経隓幎数が浅くおも実践の堎で圹に立おるこず。
    ぀めは、Aくん自身に理解を促さなくおも、
    問題行動に倉化を䞎えられるこず。

    人は、自分が「意識」しおいるこずをやろうずする。
    今、目の前で繰り広げられおいる問題行動は
    「意識的なもの」なのか。
    それずも「無意識的なもの」なのか。

    もし「意識的なもの」だずしたら、
    Aくんのように意識をどう別の察象に
    倉化させおいくかが倧切であり、
    きっず効率の良いやり方になるのでしょう。

    次の蚘事はこちら↓


     
     
     
    医療ず教育、制床ず珟堎。その「あいだ」の「振り子」のような心理士です🌞 スクヌルカりンセラヌ粟神科垞勀准看護孊校講垫乳幌児健蚺担圓心理士専門的教育盞談員他 臚床心理士公認心理垫自閉症スペクトラム支揎士

    あなたぞのおすすめ