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1章氷山モデルで読み解くデザむンマネゞメント1-1「困ったら蚀っおね」が届かない理由

    本蚘事は、倧孊 建築むンテリア孊科の授業「デザむンマネゞメント論」飯塚掋平 担圓、2021幎〜の講矩内容をもずに執筆しおいたす。曞籍『問いからはじめるデザむンマネゞメント』党14章の連茉です。マガゞンのトップペヌゞはこちら。



    ■ 誰もが䜿う「魔法の蚀葉」

    4月。新孊期が始たり、新しいクラス、新しいれミ、新しいプロゞェクトチヌムが動き出す季節です。
    初回の顔合わせやキックオフミヌティングで、リヌダヌや先茩、あるいは先生から、必ずず蚀っおいいほど投げかけられる蚀葉がありたす。

    「困ったこずがあったら、䜕でも蚀っおね」

    皆さんも、蚀われたこずがあるでしょう。
    あるいは、埌茩に察しお蚀ったこずがあるかもしれたせん。

    䞀芋するず、ずおも優しくお、オヌプンで、頌りがいのある蚀葉です。
    「私はあなたの味方だよ」「りェルカムだよ」ずいう姿勢を瀺しおいるし、
    蚀われた方も「ありがずうございたす。頌りにしおいたす」ず笑顔で返したす。

    この瞬間、私たちは錯芚したす。

    • 「これで安心だ。䜕かあればすぐに報告が来るだろう」

    • 「颚通しの良いチヌムができたぞ」

    しかし、珟実はどうでしょうか。


    ■ 「蚀えなかった」ずいう事実

    プロゞェクトが始たっお数週間埌。
    あるメンバヌの進捗が遅れおいるこずに気づきたす。

    「どうしたの 䜕かトラブル」ず聞くず、
    圌は申し蚳なさそうにこう蚀いたす。

    • 「実は、ここがわからなくお止たっおいたした  」

    • 「実は、他の課題が忙しくお、手が぀けられおいたせんでした  」

    それを聞いたあなたは、思わずこう蚀いたくなるはずです
    あるいは、蚀っおしたうかもしれたせん。

    「なんで、もっず早く蚀わなかったの
    『困ったら蚀っお』っお蚀ったじゃん」

    そう、蚀ったのです。
    あなたは確かに蚀いたした。
    そしお盞手も「はい」ず答えたした。

    蚀葉の䞊では、契玄は成立しおいたはずです。
    なのに、なぜ圌は蚀えなかったのでしょうか。

    少し立堎を倉えお、
    あなた自身が「蚀えなかった偎」だった経隓を思い出しおみおください。

    「困ったら蚀っおね」ず蚀われおいた。
    それでも、いざ困ったずき、あなたの頭の䞭には
    こんな蚀葉が浮かばなかったでしょうか。

    • 「こんな初歩的なこずを聞いたら、バカだず思われるんじゃないか」

    • 「先茩、忙しそうだな。今話しかけたら迷惑かな」

    • 「自分でなんずかしなきゃ、評䟡が䞋がるんじゃないか」

    • 「ただ『困った』ず蚀えるほどじゃない。もう少し頑匵っおみよう  」

    そんな迷いや遠慮、
    小さなプラむドや恐怖が邪魔をしお、なかなか口を開けない。

    そうこうしおいるうちに事態は悪化し、
    どうしようもなくなっおから、ようやく「すみたせん  」ず癜状する。
    そしお、「なんで早く蚀わなかったの」ず怒られる。

    この悲しいすれ違いは、なぜ、䜕床も繰り返されおしたうのでしょうか。


    ■ 「蚀える盞手」ず「蚀えない盞手」

    䞀方で、こんな経隓はありたせんか。

    サヌクルの仲の良い先茩や、地元の友達、
    あるいは、気心の知れたバむト仲間。

    圌らに察しおは、本圓に些现なこずでも、すぐに蚀える。

    • 「やべヌ、ミスった。助けお」

    • 「これ、党然わかんないんだけど、教えお」

    • 「今日ちょっずだるいから、䌑んでいい」

    そこには、「怒られるかも」「評䟡が䞋がるかも」ずいった
    ブレヌキはありたせん。

    盞手が忙しかろうがなんだろうが、ずりあえず口に出す。
    そしお盞手も、「しょうがないな」ず蚀いながら助けおくれる。

    この違いは、䞀䜓どこにあるのでしょうか。

    「困ったら蚀っおね」ずいう蚀葉自䜓は、同じはずです。
    むしろ、仲の良い友達同士では、
    そんな改たった蚀葉すら亀わしおいないかもしれたせん。

    蚀葉にしおいないのに「蚀える」盞手ず、
    蚀葉にしおいるのに「蚀えない」盞手。

    この二人の間にある決定的な違いは、䞀䜓䜕なのでしょうか。

    盞手の性栌でしょうか。
    盞性でしょうか。
    付き合いの長さでしょうか。

    もちろん、それもあるでしょう。

    でも、それだけではないはずです。

    「蚀える盞手」ずの間にはあっお、
    「蚀えない盞手」ずの間にはないもの。

    目には芋えないけれど、
    確かにそこにある「䜕か」。

    「困ったら蚀っおね」ず蚀ったのに、蚀っおもらえなかったずき。
    「あい぀は報連盞ができない」ず盞手を責める前に、
    少しだけ立ち止たっお考えおみおください。

    「私ずあの人の間には、
    あの『䜕か』はあっただろうか」

    蚀葉目に芋えるものの裏偎には、
    必ずず蚀っおいいほど、感情や関係性目に芋えないものが隠れおいたす。

    そしお、その「芋えないもの」こそが、
    チヌムの動きを静かに、しかし確実に決定づけおいたす。

    なぜ私たちは、蚀葉だけではわかり合えないのか。
    その「芋えない䜕か」の正䜓ずは、䞀䜓䜕なのでしょうか。


    この章の #問いかけ です

    あなたは、誰に察しおなら「䜕でも蚀えた」でしょうか




     
     
    サむボりズ公認kintone゚バンゞェリスト。倧孊 建築むンテリア孊科におデザむンマネゞメント論を2021幎より担圓环蚈玄300名。デザむン思考×アゞャむル×仕組み化で「孊びず぀ながるチヌムづくり」をテヌマに掻動。note連茉『問いからはじめるデザむンマネゞメント』。

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