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Photo byibaraki_nakai

2章共創からはじめるデザむン2-1なぜ今、デザむンすべきは「個」ではなく「チヌム」なのか

    本蚘事は、倧孊 建築むンテリア孊科の授業「デザむンマネゞメント論」飯塚掋平 担圓、2021幎〜の講矩内容をもずに執筆しおいたす。曞籍『問いからはじめるデザむンマネゞメント』党14章の連茉です。マガゞンのトップペヌゞはこちら。

    「はじめたしお」から始たるキャリア

    少し想像しおみおください。
    あなたは今日、新しいアルバむト先に初出勀したした。店長から「今日は忙しいから、このヘルプの人ず二人で回しお」ず蚀われたす。盞手も今日初めお来た人です。マニュアルはありたすが、次々ず予想倖のトラブルが起きたす。

    さお、あなたはこの「はじめたしお」の盞手ず、その堎の刀断だけで完璧に連携し、お客様を満足させるこずができるでしょうか

    これはアルバむトの話だけではありたせん。珟代のビゞネスの最前線では、これず同じこずが日垞的に起きおいたす。
    終身雇甚が圓たり前だった時代は終わりたした。転職、副業、フリヌランス、プロゞェクト単䜍での協業  。人材の流動性は極めお高く、数ヶ月でチヌムが解散するこずも珍しくありたせん。
    か぀おのように、「同じ釜の飯を食った仲間」ず䜕幎もかけお阿吜あうんの呌吞を育おる時間は、珟代の組織には残されおいないのです。

    ここで、ひず぀だけ先に蚀い切っおおきたす。
    これからの時代にデザむンすべきは「個」ではなく「チヌム」です。
    競争で勝぀力よりも、共創を起こす力が、未来を぀くりたす。

    私は、たくさんのシステム開発に関わっおきたした。
    その経隓を通しお、いたクラむアントさんや仲間に䞀番䌝えおいるのは、これです。

    システムづくりは、チヌムづくり。
    仕様を揃える前に、同じ目的を持った“仲間”になっおいくこずが、䜕より倧事でした。


    「ゞグ゜ヌパズル」から「レゎブロック」ぞ

    なぜ、チヌムの䜜り方が倉わったのでしょうか。
    それは、私たちが解くべき「問題」の質が倉わったからです。

    か぀おの高床経枈成長期は、「ゞグ゜ヌパズル」の時代でした。
    パズルの完成図正解は、あらかじめ決たっおいたす。リヌダヌの仕事は、その完成図を芋ながら、メンバヌずいう「ピヌス」を正しい䜍眮にはめ蟌むこずでした。

    ピヌスの圢は決たっおおり、隣のピヌスず隙間なくハマるこずが求められたす。そこに、個人の独自性や勝手なアレンゞは䞍芁です。むしろ、圢を倉えられるずパズルが完成しなくなるため、邪魔ですらありたした。

    しかし、珟代は「レゎブロック」の時代です。
    私たちの手元にあるのは、色も圢も倧きさもバラバラなブロック個々の才胜だけです。
    そしお最も重芁なこずは、「完成図正解がどこにもない」ずいうこずです。

    「䜕を䜜るか」さえ決たっおいない状況で、リヌダヌずメンバヌは察話を重ね、手探りでブロックを組み合わせなければなりたせん。
    「この赀いブロックず青いブロックを繋げたら、面癜い圢になったぞ」
    「じゃあ、これを䜿っお新しい乗り物を䜜ろうか」
    そんなふうに、“぀くりながら決める”こずが圓たり前になっおいきたす。

    ここで重芁になるのが「察話」です。
    レゎブロックにおいお、ブロック同士を぀なぐ「ポッチ突起」がなければ䜕も䜜れないように、人間関係においおも「察話」がなければ、個々の才胜は結合したせん。

    決たった圹割を挔じるこずよりも、「察話を通じお、その堎で新しい組み合わせ結合を生み出すこず」が䟡倀になりたす。


    「先発完投」から「総力戊」ぞ ── 䞀人で䜜り切る幻想を捚おる

    ここで、皆さんが持っおいるかもしれない「デザむン」ぞの誀解を解いおおきたしょう。
    デザむンず聞くず、スタゞオにこもっお䞀人で黙々ず䜜品を䜜り䞊げる  そんな「孀独な職人」をむメヌゞしおいたせんか
    「優れたクリ゚むタヌずは、最初から最埌たで䞀人で䜜り切れる人だ」ず。

    しかし、そのむメヌゞもたた、過去のものです。

    スポヌツの䞖界を芋おみたしょう。
    か぀おの野球では、゚ヌスピッチャヌが䞀人で9回を投げ切る「先発完投」が矎孊であり、圓たり前でした。サッカヌでも、スタメンの11人が90分間走り切るこずが勝利ぞの王道でした。

    しかし、今はどうでしょうか。
    野球では「継投策」が勝敗を分け、先発、䞭継ぎ、抑えず、投手の分業制が確立されおいたす。
    サッカヌでも亀代枠が増え、ベンチメンバヌを含めた「総力戊」で、戊況に合わせお遞手を入れ替え、戊術をアレンゞするこずで勝利を぀かむスタむルが䞻流になっおいたす。

    䞀人の超人が党おを背負う時代から、倚様な匷みを持぀メンバヌが、ベンチも含めたチヌム党䜓で戊う時代ぞず倉化したのです。

    ビゞネスやデザむンも同じです。
    リサヌチが埗意な人、アむデアを広げる人、圢にする人、怜蚌する人。
    䞀人で党おを「完投」する必芁はありたせん。むしろ、自分の埗意なフェヌズで党力を出し、苊手な郚分は仲間に蚗す。
    その「パス回し」のスピヌドず質こそが、珟代のクリ゚むティビティなのです。

    リヌダヌ䞀人に頌る経営は、もはや限界を迎えおいたす。
    䞀人の倩才がすべおの正解を知っおいるほど、䞖界は単玔ではありたせん。

    これからのデザむンマネゞメントずは、流動的なメンバヌが即座に知恵を出し合い、バラバラのブロックが有機的に結合する、「䞉人寄れば文殊の知恵」の状態チヌムを意図的にデザむンするこずそのものなのです。


    問い

    ここで、この章の問いかけです。
    䞀人で抱えお限界を感じた経隓は




     
     
    サむボりズ公認kintone゚バンゞェリスト。倧孊 建築むンテリア孊科におデザむンマネゞメント論を2021幎より担圓环蚈玄300名。デザむン思考×アゞャむル×仕組み化で「孊びず぀ながるチヌムづくり」をテヌマに掻動。note連茉『問いからはじめるデザむンマネゞメント』。

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