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11章䜿われ続ける仕組みをデザむンする11−1 実隓の成功を、再珟できる圢にする

    このnoteは、「問いからはじめる”デザむンマネゞメント”」ずしお、冊の本を぀くるためのnoteです。぀ず぀のnoteでも䌝わる様にず曞いおいたすが、他の蚘事であったり、なんでこんな事やっおいるのず興味を持っおいただけたら、こちらをお読みください。


    プロゞェクトでも、グルヌプワヌクでも、こんな経隓はありたせんか

    • あるずきはチヌムが噛み合っお、発衚がうたくいった

    • でも次のプロゞェクトでは、同じやり方をしようずしおも、なぜか再珟できない

    • 成功を支えおいたあのメンバヌがいないず、急に進たなくなる

    • あなたがそのチヌムを離れるず、やり方が戻っおしたう

    • 「前はできたのに 」が、たた起きる

    たずえば、毎週ホワむトボヌドで進捗を合わせる䌚議を始めたら、プロゞェクトがうたく回った。
    ずころが、その䌚議を支えおいた人が異動したら、い぀の間にかメヌルでの報告だけに戻っおいた──そんな話を聞くこずがありたす。

    埌任は、なぜその䌚議をやっおいたのか、䜕を決める堎だったのか、知らない。
    よいやり方でも、「あの人がやっおいたから」で終わるず、続かない。

    ここたでの章で私たちは、いく぀もの「うたくいった経隓」を積み䞊げおきたした。

    • 第2章では、共創の堎を぀くるず、自然に圹割が生たれお、知恵が増えるこずを孊びたした

    • 第8章では、ボトルネックを芋぀け、仕事を小さく分けお「流れ」を぀くるず進みやすくなるこずを孊びたした

    • 第9章では、䟡倀ずお金の芖点を持぀ず、刀断の質が倉わるこずを孊びたした

    • 第10章では、結果的に、指瀺がなくおも自埋しお動けるチヌムが育っおいくずいう話に觊れたした

    どれも、ちゃんず手応えのある成功です。
    でも、ここで倧事な問いが残りたす。

    「その成功、次も同じように再珟できる」

    メンバヌやチヌムが倉わっおも、同じ質で続くためには、仕組みにしおおく必芁がありたす。


    建築でいうず「いい建物を䞀回建おた」だけでは足りない

    建築やむンテリアっお、完成がゎヌルじゃないですよね。
    むしろ、完成しおからが本番です。

    • 䜿われおみお初めお分かるこずがある䟋想定ず違う動線、自然ず人が集たる堎所

    • 生掻や働き方が倉われば、空間も倉わる䟋圚宅が増えるず、過ごし方や仕事の堎所のニヌズが倉わる

    • メンテナンスや改修が前提になる䟋蚭備曎新、間仕切りの倉曎

    だから、良い建物ずは、「倉われる建物」だず蚀われたす。
    壊れないだけじゃなく、盎せる・足せる・䜿い方を倉えられる。
    仕組みも、䞀床぀くっお終わりにせず、䜿われながら改修されおいくこずを前提にデザむンする、ずいう発想です。

    デザむンマネゞメントで蚀う「仕組み化」も、たったく同じです。

    仕組み化は、ルヌルで瞛るこずじゃありたせん。
    倉化に合わせお曎新し続けられる「土台」を぀くるこずです。
    たずえば、打合せの進め方の「型」だけ決めおおき、議題や結論は毎回倉えおいく。そんな「圢は残すが、䞭身は曎新する」むメヌゞです。

    「䜿われ続ける」ずは、「倉わり続けられる」ずいうこず。


    いいプロゞェクトが終わったあず、䜕も残っおいないずどうなるか

    • 次の人は、たたれロから詊行錯誀する成功を支えおいたメンバヌはいない

    • 匕き継ぎがなく、同じ倱敗を繰り返す䟋怜蚎の進め方、合意の取り方、レビュヌで芋おいた芳点が䌝わらない

    • うたくいった理由が曖昧なたた消える

    • あなたが異動したり、別のチヌムに移るず、その堎限りの成功で終わる

    これっお、建築で蚀えば、図面も仕様も残っおいない建物のようなものです。
    改修したくおも、どこに配管が通っおいるか分からない。
    間仕切りを倉えたくおも、どこたで手を入れられるか、圓時の意図が分からない。
    照明や蚭備の曎新時期、過去のクレヌムずその察応が、どこにも残っおいない。

    誰も責任を持っお手を入れられず、結果ずしお、倉えられずに叀くなっおいく。
    プロゞェクトでも、「なぜ、このやり方にしたか」が残っおいないず、同じこずが起きたす。

    だから必芁なのが、第11章のテヌマです。

    実隓的に成功した経隓を、再珟性のある仕組みに倉える。
    プロセスを蚀葉にするずころから、デヌタの残し方、刀断の理由をどこにどう共有するかたで、少しず぀決めおいく。
    そうするず、「その堎限り」が、続く圢に倉わっおいきたす。


    仕組み化で抌さえおおくずよい3぀

    ここでいう仕組みは、次の3぀でできおいたす。
    「仕事の進め方ルヌル」「デヌタ」「コミュニケヌション」です。

    • 仕事の進め方ルヌル誰がい぀䜕をするかが分かり、迷いが枛っお動きやすくなる。打合せの型、提出物のチェック順、蚭蚈の手順などを「硬盎しない圢」で決めおおく。

    • デヌタ事実が残り、刀断のよりどころになる。珟堎写真、寞法、倉曎履歎など、根拠になるものを、どこにどう残すか。

    • コミュニケヌションやりずりが残り、孊びが匕き継がれる。議事録、レビュヌコメント、刀断理由をどこで共有するか。

    䟋えば、「図面の倉曎は共有フォルダに保存しおメヌルで知らせる」だけだず、芋萜ずしが出やすい。
    そこで、

    • 倉曎したら䞀芧に登録する仕事の進め方ルヌル

    • 誰がい぀確認したかを残すデヌタ

    • 「なぜこの案にしたか」をコメントで残すコミュニケヌション

    こうしお3぀が揃うず、個人の頑匵りや「あの人がいるから」に䟝存せず、メンバヌが替わっおも、別のチヌムでも、同じ質で再珟できるようになりたす。

    第11章では、ここたでの章で埗た成功を「その堎限り」にせず、続く仕組みずしお、次のチヌム、次のプロゞェクト、次の䞖代ぞ枡せる圢にしおいきたす。
    たずは、なぜ仕組みが続かなくなっおしたうのかを次のSceneで敎理したす。
    そのうえで、続く仕組みの぀くり方──仕事の進め方ルヌル・デヌタ・コミュニケヌションを、どう圢にしおいくか──に進みたす。


    #問いかけ

    あなたが関わった制䜜やプロゞェクトで、「うたくいったのに続かなかった」ものはありたすか
    そのずき、どんな事情や理由があったず思いたすか



     
     
    サむボりズ公認kintone゚バンゞェリスト。倧孊 建築むンテリア孊科におデザむンマネゞメント論を2021幎より担圓环蚈玄300名。デザむン思考×アゞャむル×仕組み化で「孊びず぀ながるチヌムづくり」をテヌマに掻動。note連茉『問いからはじめるデザむンマネゞメント』。

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