奈良市のこと #199 雨とアーケード。奈良市も私も、5月になりました。
今年の5月は雨からスタートです。
ちょっとほどの雨ならば言うに足らず、今朝は5時頃から、大きくはないけれど速度が速い雨粒、大きくないからその数が多そうな雨粒が、隙間なく屋根を叩く音が聞こえました。そして外に出ると、すぐそこで大容量のサーチライトが瞬間に光ったような雷光と、5秒か6秒後に雲を押し下げるようなドン!という低音。
雨が小降りになることを待つようなことはせず、いつもの決まった時間になったので玄関を出て、鍵をかけたことを確認して、歩き始めました。すぐに足元とスポンの裾はズッポリと濡れてしまいました。しかし、いつもの通りシューズの代わりにサンダル、チノパンではなくスポーツ用のロングパンツを履いているので、あ〜濡れたなぁ…と思っただけ。冷たい雨ではなく、風はないので足首周りから下は雨水に任せて、ドンドン歩きました。
ただ、今から向かう仕事先は隣府県大阪のオフィスなので、靴下と着替えが入ったバックパックは絶対に濡らさせないように雨から防御。それに今日はパソコンも入っている…500メートルほど歩いたところに大きな庇のあるバス停があります。あと4分で今から向かう駅まで人を乗せていくバスが来ます。2分だけそこで躊躇して、ポケットからスマートフォンを取り出し気象予報のアプリで雨雲の様子、という画面を開く。そうしたら2分後に雨雲が消えることがわかりました。
バス停から歩き出して30メートル先で交差点を左折、そのときに左を振り返ると行き先を表すバスの電光表示が明るく見えました。
これを振り切って、歩きました。
歩いてよかった、と思える雨上がりのならまちを通過、念のため徒歩コースの最後600メートルは、駅から続くアーケード商店街を通ることにしました。さっき躊躇した時間を取り戻すために、ならまちの中を小走りで進むと、1キロ8分ほどのペースでした。さっさとアーケードの下に入った途端、再び豪雨の音。走っておいてよかった、と思いました。
アーケードの中は、屋根を叩く雨音が響くけれど、傘を手に持って着々と歩きました。サンダルの足元が少し滑りやすいことを気にしながら、それでも快適なウォーク。雨音のする屋根の方を見上げると、5月。
いくつもの鯉のぼりが、飾られていました。
追記…電車に乗って、今は大阪に向かう途中。生駒山の西側に出ると、雲の切れ間から明るさが増してきました。
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