時をとめた
少女がひとり佇むは
ゆらり揺蕩う波の底
海に沈んだ時計塔の
針が静かに指すのは零時
月が沈んでまた昇り
ふたつめの月で時ずれる
重なり合ったその日には
明日が少し ずれていく
夜空に双月 昇るまで
時計の針は動かない
少女は
海の底で待つ
いつか世界が動く日を
月が時間をほどくまで

お題に参加させていただきました。
片桐みかんさん、ありがとうございます。
【お題】
・海に沈んだ時計塔
・月が二つある世界
・時を止めた少女
読んだ人にちゃんと意味が伝わるかなと、
だいぶ心配になっています。
よかったら、こちらもどうぞ。
#3つのお題に空想のひらめきを