
小説の中の加代子|K.カオル作品案内
K.カオルの小説には、何度も「加代子」という女性が出てきます。
私が小説を書き始めた頃、主人公の名前がいつも「加代子」になっていました。
なぜ、その名前?と思うけれど、それは私にもわかりません。
小説の主人公に名前をつけようとすると、なぜか「加代子」という名前が自然に浮かんできます。
作品ごとに別の人生を生きる女性たちですが、私の中ではどこか共通する「加代子」の息づかいがあります。
誰かを全身で愛した人。
深い孤独を抱えた人。
傷ついても、生きようとする人。
その道のりを精一杯生きる人。
そんな女性たちを書いているうちに、気がつけばその人たちは、みんな「加代子」という名前になっていました。
海辺の風景や、夕暮れの帰り道。
小さな部屋の灯り。
誰かと交わした短い言葉。
そして、長い時間を越えても消えなかった想い。
言葉にしきれないものを、物語として残せればと思います。
小説の中の加代子たちは、それぞれ別の人生を生きています。
でも、どこかで同じ空を見上げているのかもしれません。
もう一つ、私が大切に書いているシリーズがあります。
『セルと私の繋がる糸』についてはこちら
「加代子」たちの物語は、こちらのマガジンにまとめています。
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