メインコンテンツへスキップ
見出し画像
Photo byhanakotoba_0730

【風まかせ文芸部】思い出|エッセイ

    鈴蘭


    運命論なんて、信じてない。
    そう言いながら、私はけっこう信じてる。

    たとえば、雨の交差点で傘を差し出された瞬間とか、
    迷った路地でふと誰かと目が合うときとか。
    それがイケメンなら、なおさら「これは運命では?」と、心のどこかがざわめく。

    でも――人生って、そういう「ざわめきの積み重ね」でできてる気がする。
    あのとき近道を選ばなければ、すれ違うこともなかった。
    遠回りをしたからこそ、誰かの優しさに触れられた。

    結局のところ、運命なんて“あとから見れば近道”みたいなもので、
    歩いてる最中はただの迷路だ。
    それでも、立ち止まったり、振り返ったりしながら、
    「まあ、悪くなかったな」と思える道が一番いい。

    思い出は、そうやってできていく。
    イケメンも、近道も、運命も――
    全部、少しずつ混ざって、
    心の中に「いい味」を残していくんだと思う。


    了

    画像
    運命って、近道みたい


    *下記企画に参加させて頂きました*


    ☆次の作品はこちらです↓↓↓


    前回の作品はこちらです↓↓↓


    最後までお読み下さり、ありがとうございます😊

     
     
     

    鈴蘭

     
     
    心身の不調と付き合いながら、日々の気づきや心の動きを文章にしています。 ショートショートやエッセイ、詩などを発信中。 アフィリエイトや有料記事には抵抗がありましたが、自分のペースで少しずつ挑戦しています🍀 AIすず日記📖✐☡

    あなたへのおすすめ