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🎧Original|夕凪|#音の夏休

🌻 8月のお題|#音の夏休み

まずは、ふたつの『夕凪』を。

ひとつは、最初に公開した『夕凪』。
もうひとつは、少しAmbient寄りにしてみた。
『夕凪 - Ambient Reverie -』

🎧『夕凪』Lyric/ここね

🎧『夕凪 - Ambient Reverie -』
Lyric/ここね

『#音の夏休み』に出した最初の『夕凪』には、どうやら最後に猫が住み着いた🐱ようで(笑)、「虫の音」が「虫の猫」になっていた。

上げ直そうかとも思ったのだけど、ありがたいことに、たくさんのいいねやコメントをいただいていた。
せっかく聴いて、言葉を残してくださったものを消してしまうのも申し訳なくて、そのまま残すことにした。

そして、ただ歌い直すのではなく、せっかくならもうひとつの『夕凪』を作ってみようと思った。

“夏の終わりの河川敷”から、
“記憶と現実のあわいに浮かぶ河川敷”へ。

少しAmbient寄りにして、同じ歌詞から、もうひとつの景色を作ってみた。

同じ言葉でも、音が変わると見えてくる景色も変わる。

どちらの『夕凪』も、夏の終わりに生まれた大切な一曲。

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夏の終わりに見上げた空

真夏の強い光ではなく、少しずつ夏が終わっていく頃。

風に揺れるススキ。
静かな河川敷。
聞こえてくる虫の音。
夕暮れから夜へ変わっていく空。

そんな景色から、この曲は生まれた。

『夕凪』は、同じ場所に流れていく時間を追うように作った曲。

夕暮れ。
夜。
月。
川の向こう。
シャボン玉。
そして、見上げた空を流れるペルセウス座流星群。

「流れる流星群は
あなたから
私へのメッセージ」

夏の終わりの一瞬を、ひとつの物語として音に。

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『夕凪』Lyric

[Verse 1]

夕凪のぬるい風が
心地よく通り過ぎる
夏の終わりを告げる
ひぐらしの声

朝でもない夜でもない
空のあわい
いつもあなたが
とおってた河川敷

時が止まったように
そこだけが
セピア色

ポツポツと舗道の
外灯が
ともっていく
夏の夕暮れ

[Verse 2]

夜の帳が降りる頃
ぬるい風が
冷たく頬をかすめる

さっきまでの空のあわいも
夜の帳に溶けていく
星と並んだ月が
流れる川面に揺れている

[Pre-Chorus]

川の向こうに
あなたはいるのかな?
あなたが大好きだった
シャボン玉
どこからともなく
飛んできて空に消えていく

[Chorus]

パチン!

ひとつずつ消えていく

儚いね
命のように

川向こう
あなたと重なる境界線

[Bridge]

見上げた夏の空に
ペルセウス座流星群

あなたも空をみるのが
すきだった

[Final Chorus]

流れる流星群は
あなたから
私へのメッセージ

[Outro]

風にススキの穂がゆれ
夏の終わりの
静かな河川敷に
むしのねが
響いた

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本当は、この企画には『夏色の欠片』という曲を出したいと思っていた。

『夏色の欠片』は、初めての試みで、外部録音や編集などが必要だった。夜勤の合間に作業をしたり、空き時間があれば少しでも進めたりしながら、間に合わせようと頑張った。

でも、どうしても間に合わない。

それでも、ちゃんとしたものを作りたい。焦って、自分が納得できないものを出したくない。

「来年出したらいいやん。夏はまた来る。」

そう考え直して、自分に許可を出したら、なんだか少しホッとして肩の力が抜けた。

その日の夕方。

お空に行った長女の、小学校からの友達が地元の劇団で劇団員をしていて、毎年、公演が近くなると声をかけてくれていた。

今年も、その劇団の公演を見に行った。

その帰り、買い物をするために降りた駐車場で、ふいに言葉が浮かんだ。
そこにはこんな景色があった。


夕凪のぬるい風が
心地よく通り過ぎる
夏の終わりを告げる
ひぐらしの声

「え? 今? ちょっと待って。書くものないし😭」

忘れないように、そのフレーズを頭の中で何度も繰り返しながら、セルフレジでとっとと会計を終わらせて、車に飛び乗った。

そして、iPhoneのメモに打ち込んだ。

そうやって、歌詞のフレーズが降りてきた。

そこから生まれたのが、『夕凪』。

そして今日、Sunoで公開した。

夏の終わりを、時間の流れごと切り取った物語。

耳を傾けて、去りゆく夏を感じてください。

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🌙 読んでくださった方へ

ここまで読んでくださって、ありがとうございます。

今年は間に合わなかったものもありました。

でも、焦って形にするより、自分が納得できるものを作りたいと思えたことで、少し気持ちが軽くなりました。

そして、その日にふと降りてきた言葉から、『夕凪』が生まれました。

思い通りにいかない時でも、少し立ち止まった先で、別の景色が見えることがあります。

この曲から、夏の終わりの風や夕暮れの空を感じてもらえたら嬉しいです。

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