AIイラストが暗い・崩れる・狙いと違うときの3ステップ診断
「もう少し明るくしたい」
「顔と手をきれいにしたい」
「背景も衣装も、もっと詳しく伝えたい」
そう思ってワードを足したのに、次の画像はさらに暗い。
手や顔は崩れ、背景だけが元気いっぱい。肝心の主役は、前より目立たなくなっている。
「違う、そうじゃない……!」
私も画面の前で、何度この言葉をつぶやいたか分かりません😇
うまくいかないと、「まだ説明が足りないのかな?」と思ってしまいますよね。
ですが、いつも言葉が足りないとは限りません。
すでに入っている指示同士が競い合っていたり、主役より背景の説明が元気になりすぎていたり、一枚の中で広すぎる範囲を同時に見せようとしていたりします。
そこで私が意識するようになったのが、完成プロンプトをもう一本増やすことより、次の一回で何を確かめるか決めることでした。
この記事では、AIイラストの失敗を次の3ステップで診断します。
今いちばん困っている症状を一つ選ぶ
原因がありそうな場所を絞る
次の一回で変える項目を一つ決める
特定の画像生成AIだけで使うコマンド集ではありません。
どのツールを使っていても、「さて、次はどこを直そう?」と迷ったときに戻ってこられる判断手順を目指しました。
この記事でできるようになること
この記事を読み終えたとき、目指すのは「完璧なプロンプトを書ける状態」ではありません。
そもそも、毎回一発で完璧に書けたら、私もこんなに制作ログを残していません(´ー`)
失敗した画像を見て、次のように言える状態です。
主役の刀とシアンの雷模様は残す。背景を暗くする指示は一度外す。次はその一か所だけ変えて比べる。
残すもの、削るもの、次に確かめるもの。
この3つが決まれば大丈夫。
「なんとなく違う」の霧の中から、次に試す道が一本見えてきます。
まず知ってほしい結論
失敗を見た直後は、すぐにワードを足さなくて大丈夫です。
増員をかける前に、今いるワードたちの担当を見直してみましょう。
最初にすることは、次の3つです。
症状を一つに絞る
この一枚の主役を一つ決める
前回から変える条件を増やしすぎない
一枚の中に複数の問題があっても、最初から全部を救出しようとしなくて大丈夫です。
「暗い」と「手が崩れる」が同時に起きているなら、今はどちらを先に見るか決めます。
一つずつなら、AIとこちらの両方が少し落ち着いて話を進められます。
3ステップ診断の全体像
ステップ1:症状を一つ選ぶ
まず、画像を見たときの感想を、次のどれかへ置き換えます。
全体が暗い、重たい、見づらい
顔、手、身体などが崩れる
主役が弱く、どこを見ればよいか分からない
指示した要素が混ざる、または消える
同じ文でも、出力ごとの差が気になる
「なんとなく違う」のままでは、修正候補がどんどん増えてしまいます。
まずは、いちばん困っている症状に名前を付けてあげます。
ステップ2:原因候補の場所を分ける
次に、プロンプトを意味のまとまりで見ます。
主役:人物、動物、建物、商品など
見せる範囲:顔、上半身、全身、風景など
背景:場所、時間帯、建物、植物など
光と色:明るさ、コントラスト、発光、色調など
スタイル:水彩、線画、写実、ミニマルなど
動きと小物:ポーズ、エフェクト、道具、装飾など
問題がある言葉を即決するのではなく、「この辺りが競合しているかもしれない」と場所を絞ります。
ステップ3:変更を一つに絞る
原因候補を見つけたら、次の一回で試す変更を一つ決めます。
競合しそうな言葉を一つ外す
背景か小物を一度減らす
全身から上半身へ、見せる範囲を狭める
主役の説明を先に置く
二人分の特徴を、人物ごとに分けて書く
画像生成には揺れがあるため、一回の結果だけで原因を断定はできません。
それでも変更点を絞っておけば、「あれ、今回は何を試したんだっけ?」と迷子になりにくくなります。
ここから先の有料部分では、この3ステップを自分の画像へ当てはめるために、次の道具を用意しました。
読むだけで終わらず、手元の一枚を横に置いて、そのまま使える形にしています。
5症状の診断表
削る候補の優先順位
Version1〜3を診断順に読み直す実例
完成版から色・属性・キャラクターを変える差分づくりのおまけ
そのまま埋められる記入式ワーク
生成ボタンを押す前の最終チェックリスト
ここから先は有料部分です
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