
理想のパートナーになっていく【本編】
これは夫婦の物語を描いた一冊の本。
あなたの考える『結婚』というものの見方を変える本です。
結婚したばかりなのに、こんなはずじゃなかった…。
忙しくて、ありがとうもなく、相手にイライラしている…。
そう悩むあなたへ。
そして、”どうやって結婚相手を決めるの?”と悩んでいるあなたも。
この本を通して、あなたが描く理想の夫婦になってほしい。
もし今、結婚や夫婦について少しでも迷いや悩みがあるなら。
読み終えたあと、隣にいる大切な人の見え方が少しでも変わったなら、この本を書いてよかったと思います。
これは
”価値観がまったく違うわたしたち夫婦が”
”ぶつかり、悩み、少しずつ相手を知りながら”
「結婚した人が、一番大切な人になる」
という考え方にたどり着くまでの物語です。
物語のはじまり
本屋へ行くと、結婚について書かれた本がずらーっとたくさん並んでる。
「結婚するならこんな人!」
「理想の結婚相手の見つけ方」
「価値観が合う人を選びましょう!」
そんな言葉を、何度も目にしてきた。
そして、信じてた。言葉通りなんだろうなーって。
結婚は人生で一番大きな選択だから。
一生添い遂げる相手だから。
絶対に失敗してはいけない。
だから、理想の結婚相手を探さないといけない。
そう思ってた。
でも、結婚してから気づいたこと。
結婚はゴールじゃなかった。
むしろ、本当のスタート。
一緒に暮らしてみると、価値観は思っていた以上に違う。
相手が何を考えてるんか、思ってる以上にわからん。
何気ないことで怒涛のぶつかりあい。
「なんでそんなことするん?」
「なんでわかってくれへんの?」
まるで夫婦で相撲をとっているかのような口喧嘩。
そんな毎日もありました。
それでも、一緒に笑って、一緒に悩んで、一緒に歩いて。
歩みを進めていくうちに気づきました。
『結婚』っていうものの捉え方が間違ってたんだ‼︎
見方を変えるだけで、理想の夫婦を目指せるんだ‼︎
自分が一歩踏み出せば、相手も変わっていくんだ‼︎
大切なことに気づけたこの経験を、少しでもみんなへ届けたい。
そして一緒に歩みを進めたい。
そう思ってこの本を書くことに決めました。
「なぜ本にするの?」
答えは挑戦したいからです。
わたしは挑戦することが好きで好きで…。
転職や副業、知らない土地への引っ越しにも挑戦しました。
なぜなら、挑戦するたびに、新しい景色が見えるから。
知らなかったことを知るたびに、自分の世界が少しずつ広がっていく。
その感覚が本当に好き。
だから、本を書くことにも挑戦してみようと思いました。
子供の頃は本なんて読んだことがない。
「本とか興味なさすぎて、今後も絶対読まへんわ。」
そう言ってた子供のころの自分に言ってやりたい。
「いいフリになってたで。」って。
社会人になってから、本を読む時間も増えました。
毎週のように図書館へ通い、自己啓発だけじゃなく、お金や歴史、投資、税金、水道の仕組みまで、気になったことは何でも読む。
本は、知らない世界を見せてくれます。
誰かの価値観に触れるたび、自分の価値観も少しずつ変わってくことを実感。
もし、この本も誰かにとってそんな一冊になれたら。
結婚生活に少し疲れてしまったあなた。
「もうわかり合えないかもしれない」と立ち止まっているあなた。
これから結婚を考えているあなた。
そんなあなたが
この本を閉じたあと、隣にいる大切な人のために一歩でも行動できるようになったら。
それだけで、この本を書いた意味があると思っています。
この本はここまで読んでくれたあなたへ書いたものです。
わたしの物語へダイブして、一緒に新しい気付きに出会いましょう😊
第一章 理想の結婚相手を探していた
「なんで、一緒にいるのに喧嘩するんやろう。」
子どもの頃、両親をみて何度そう思ったかわからない。
父は仕事で帰りが遅く、母は毎日ご飯を作って待ってくれていた。
部活動から帰ると、お腹はぺこぺこ。でも眠たさには勝てない。
ご飯を食べながら夢に入る。
「ご飯中に寝るな!」
母によく怒られていた。
なんとか食べ終えて、お風呂に入る。
その頃になると父が帰ってきて、家族みんなで今日あったことを話す時間が始まる。
学校であったこと。部活であったこと。父の仕事のこと。
何を話していたのかは覚えてない。
でも、あの時間が好きだったことだけは覚えてます。
だから、子ども時代は楽しかった。
休日も好きだった。よく家族で外出してたから。
父は朝が早い。
休みの日でも一番に起きて準備を終える。
母と妹は、のんびり。
父は急かすわけでもなく、「車さき出しとくわ〜。」そう言って外へ出る。
車を出して、玄関を掃いて、待っている。
やっと出発できる。
そう思ったら、「あ、携帯忘れた。」母がまた家へ戻る。
「また忘れてるやん。」
母は昔から忘れ物が多い。
結婚の顔合わせで関西から横浜まで行く日ですら、携帯を忘れるくらい。
そんな母を見て父はイライラする。母も言い返す。そして喧嘩になる。
「また喧嘩してる。」
そんな光景を、何度も見てきた。
子どものわたしには、どっちが悪いなんてわからない。
でも、一つだけ思っていました。
”なんで、楽しくないのに喧嘩するんやろう。”
”好き同士で結婚したんじゃないの?”
”一緒に笑いたくて結婚したんじゃないの?”
その疑問は、大人になっても心の中に残り続けた。
そして結婚を考える年齢になった頃…。
わたしには理想の夫婦があった。
特別な夫婦じゃない。
毎日サプライズをするような夫婦でもない。
”何気ない会話でふざけ合える”
”くだらないことで笑える”
”家に帰るのが楽しみになる”
そんな夫婦だった。
だから、結婚相手だけは間違えたくなかった。
価値観ができるだけ合う人。
笑いのツボが合う人。
一生添い遂げたいと思える人。
そんな人と結婚すれば、きっと幸せになれる。
そう信じていた。
”相手選びさえ間違えなければ、大丈夫。”
本気でそう思っていた。
でも、結婚して気づくことになる。
幸せな夫婦は、理想の相手と出会ったからじゃなかったんだ…。
あの頃のわたしは、まだ知らなかった。
理想の結婚相手は、探すものじゃなかったなんて。