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青い雨と、ちいさな虹と。―3歳の誕生日に寄せて―

    青い雨

    青い雨 ぽろんぽろん
    ぴちゃぴちゃ 水たまりのうた
    「ざーざー あめのおうたよ」
    長靴は まだおおきくて
    でも きみは じょうずに歩く

    きょうで三つ
    ちいさな手の指を ちょこんと立てて
    「さんさい!」って 胸をはる
    つむじ風みたいな 笑い声

    きみが生まれて わたしも母になった
    くもり空も 濡れた地面も
    なんてやさしい景色だったんだろう

    あの日も きょうも
    ちゃんと晴れていたんだよね
    雨のあいまに 雲がわかれて
    空に うすく 虹がかかる

    雨の日は きらいじゃない
    だって いまも歌ってる
    「ぽろんぽろん ざーざー」って
    世界をあそびにかえるきみの声

    青い雨が ふたりのうえにふって
    心まで ぬらしていく
    それは しあわせという ぬくもりで

    ふと 見上げた空に
    ちいさな虹が ひとつ 浮かんでいたね


    #シロクマ文芸部 さんのお題で綴った詩のつもりです。
    6月生まれの娘が3歳になりました。
    雨のお歌をうたう娘ですが、誕生日やイベントの日は晴れるパワーを持っている気がします。未来を照らすような虹がかかっていました。天気の子かもしれません。

    喜木 拝

     
     
     
    本が好きなのに、今は読めないあなたへ。 本とことばで、忙しい毎日に小さな余白を届けます。 図書館司書/4歳娘の母/ブックシェアコーディネーター。 メンバーシップ「凛のことのはライブラリー」運営中。

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