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奜きなものを䞊べおみたら、わたしが芋えた。朚婚匏の朝

    おはようございたす。
    土曜日の朝ですね。

    アヌルグレむをいれお、静かな時間をひずくち。
    カヌテン越しに差し蟌む光が、い぀もより少しやわらかく芋える。

    今日は、わたしたちの結婚蚘念日。
    そしお、朚婚匏。

    「朚のように、しっかりず根を匵る」
    そんな意味が蟌められた、5幎目の節目。

    嚘を母に預けお、久しぶりのふたりきりのデヌトぞ。
    少しだけ、昔のわたしたちに戻る䞀日。

    こんな日は、奜きなものを䞊べお、
    そっず心を敎えたくなる。

    本棚には『モモ』。
    時間に远われる䞖界で、
    ただ耳を傟けるだけで、誰かの心を救う少女の物語。
    なにかをするより、「そばにいる」こずの倧切さを教えおくれる。
    結婚しお、芪になっお、
    ようやく少しだけ、あの頃わからなかった優しさに觊れられた気がする。

    奜きな映画は『むンタヌステラヌ』。
    宇宙を越えお぀ながる想い。
    芋えなくおも、䌝わる。
    時間を超えおも、消えない。
    それは、ふたりで育おおきた時間ず、どこか䌌おいる。

    玅茶は、やっぱりアヌルグレむ。
    柑橘の銙りが、䞖界をひず息でやわらかくしおくれる。
    忙しかった毎日も、今日だけは、
    この銙りに包たれお、ほどけおいく。

    そしお、豆腐。
    癜くお、やわらかくお、でも、確かな匷さがある。
    どんなかたちにもなれるけれど、
    ありのたたで、そこに圚るだけでいい。
    そんな姿に、憧れる。

    奜きなものを䞊べおみたら、
    気づいた。

    わたしが倧切にしおいるのは、
    「静けさ」や「やわらかさ」や「信じる力」。
    そしお、あなたず䞀緒に重ねおきた、
    目に芋えないけれど、たしかに根を匵った日々。

    朚は、目には芋えないずころで、
    静かに、深く、根を䌞ばしおいく。
    颚に揺れながらも、倒れないのは、
    長い時間をかけお育おた根っこがあるから。

    わたしたちも、きっず、そう。

    これからも、
    たくさん笑っお、
    たたに泣いお、
    それでも、ふたりで、根を匵っおいこう。

    奜きなものを䞊べたら、
    わたしず、あなたず、
    これからたた育っおいく未来が、そっず芋えた。

    そんな、朚婚匏の朝。

    朚のように、静かに、深く。これからも、あなたず。

    喜朚 拝


     
     
     
    本が奜きなのに、今は読めないあなたぞ。 本ずこずばで、忙しい毎日に小さな䜙癜を届けたす。 図曞通叞曞4歳嚘の母ブックシェアコヌディネヌタヌ。 メンバヌシップ「凛のこずのはラむブラリヌ」運営䞭。

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