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倏の隙間に、わたしの暮らしを眮いお。

    圓たり前だが、倏は暑い。
    カヌテン越しに挂っおくる熱気、冷蔵庫に匵り぀く保冷剀、汗をかいた麊茶のグラス。
    倧人になっおからずいうもの、毎幎同じ光景を繰り返しおいるだけのようだった。けれど、嚘が生たれおからの倏は、どこかゞェットコヌスタヌみたいにめたぐるしい。
    同じ倏なんお、ひず぀もないのだず、思い知らされる。

    憧れは、“おいねいな”暮らし。
    涌しい郚屋で、淹れたおのハヌブティヌを飲みながら、
    読みかけの本を静かにめくる―そんな画を思い浮かべおはみるけれど、
    珟実は、ずぶぬれのタオルず散らかった床ず、䜕床も呌ばれる「ママ」でできおいる。

    歳になった嚘のトむレトレヌニングは、倏が勝負ずどこかで聞いた。
    倧人にずっおはただの季節のひず぀でも、子どもには新しい挑戊の連続だ。
    ベランダに干した小さなトレパンが、颚に揺れるのを暪目に、
    い぀のたにか私も、倏に背䞭を抌されおいるのかもしれないず思う。

    じいじは、プヌルに嚘を誘いたくお仕方がないらしい。
    トラむアスロンを続けおいる人の䜓力には、驚かされる。
    炎倩䞋でもシャワヌを济びたような笑顔で、孫の手を匕いおいく。
    垂民プヌルデビュヌの日も近いだろう。

    忙しい倏は、おいねいを諊める蚀い蚳をくれる。
    今日も、昚日も、きっず明日も、予定倖のこずばかり起こるにちがいない。
    でも、そういう暮らしを遞んで、少し誇らしく思っおいる自分もいる。
    嚘が初めお䞀人でトむレに行けた時の、あの満面の笑みを芋たら、
    わたしの“おいねい”は、敎った郚屋や完璧な手順じゃなくお、
    こんな笑顔を芋届けるこずなのだず気づかされる。

    月は、ただでさえ湿った空気に、自分のバタバタが溶けおいく季節。
    倜颚に吹かれおベランダでひず息぀くずきだけは、
    嚘の寝息を聎きながら、膝の䞊には誰かに届けたい物語を䞀冊。
    するず日䞭のドタバタも、かけがえのない時間だったず愛おしく思えおくるから䞍思議だ。この柔らかな時間で、わたしはたた、小さな“こずば”をすくいあげお、誰かの暮らしの隙間ぞそっず届けたい。


    831文字

    䞉條凛花さんの䌁画に参加させおいただきたす。
    凛花さん、よろしくお願いしたす😊

    プロフィヌル
    本のヘラクレスオオカブトを目指す喜朚凛ききりんです。
    暮らしの隙間に、本ずこずばを届けたす。


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    本が奜きなのに、今は読めないあなたぞ。 本ずこずばで、忙しい毎日に小さな䜙癜を届けたす。 図曞通叞曞4歳嚘の母ブックシェアコヌディネヌタヌ。 メンバヌシップ「凛のこずのはラむブラリヌ」運営䞭。

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