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AI投資“正当性判明の前”に相場が崩れる可能性 ~投資資金枯渇!?~


日経平均⬆️でもTOPIX⬇️の現象の見方

最近、日経平均は上がっているのにTOPIXが下がっているケースをよく見かけるようになりました。確かに自分のポートフォリオを見ていると、既にAI関連株を売ってしまったからでしょう、日経平均は上がっているのにマイナスの日が増えてきました。

そもそも平均値で比較して説明するのに適したケースとそうでないケースがあります。日経平均はこの例えとして、新しく加えた方が良いかもしれません。身長の平均値は5mくらいの飛びぬけて高い人はいないので、平均身長には意味があります。しかし平均年収は飛びぬけて高い人がいるので、平均値は偏り、実態が見えづらくなります。日経平均は単純に平均値を算出している訳ではないそうですが、1銘柄が数百円程度の影響を持つとなると、指標としては不適なのかもしれません。

以前、プライム市場が大幅に伸びている時、新興市場は逆に売られているというケースが散見されました。これはプライム市場の銘柄を買うために、新興市場銘柄を売って資金を捻出している、という現象でした。どうやら、これがプライム市場内で起きているようなのです。つまり、AI関連株に投資するため、AI関連株以外を売って、それを追加の投資資金にしている可能性です。

現在のプライム市場のメイン・プレイヤーは外国人投資家です。彼らはAIの可能性に賭け、積極的にAI関連株を買っているのですが、世の中は高金利です。新たに資金を調達してAI関連株に追加投資するのが難しくなっているのではないでしょうか。銀行の貸出金利以上のリターンをいつまで出せるか? は地味に深刻な問題です。そのため、非AI関連株を売って、それをAI関連株に回しているのが今の状況ではないか、と私は考えています。

引き締めの段階になれば、お金は現状、流通している額の中で回さなければなりません(銀行は信用創造できますが、海外を中心にAI向けには慎重になりつつあるようです)。ここで仮に極端な条件設定をしてみたいと思います。もし、外国人投資家が非AI関連株を全て売って、その資金をAI関連株に全振りしたとします。そうなると、その時点でAI関連株に追加で投資する資金が枯渇していしまいます。これがまさにこの記事のタイトルにも掲げた、AI投資の正当性(本当にAIは利益を出すか?)が判明する前にAI相場が先に崩壊してしまう可能性、になります。

一旦、AI関連株の値上がりが止まったとしても、それをホールドしておけば良いハズです。ハズですが、それだと利益が出ません。投資家は利益を出すためにリスクを取るのですから、売らないという選択肢はあり得ません。特にAI関連銘柄に高い配当利回りは期待できないため、尚更売らないと意味がありません。

確かに中東情勢の悪化により、自動車株などが売られた側面はあります。そのためTOPIXが日経平均程伸びていない原因になっている可能性はあります。ただし、ここまでの経緯を観察していると、米国の大統領が「ホルムズ海峡の開放は近い!」とSNSに投稿する度に株価は上げています。つまり、中東情勢は解決するものとして、既に株価に織り込まれている可能性が高い、と私は見ています。なので、中東情勢の悪化でTOPIXが伸びない、というより、AI銘柄投資の資金作りのために、非AI関連銘柄を売っている、という説明の方に分がある、と私は考えています。

もし私の考えが正しければ、まだAIの成長の伸びしろは十分ありそうなのに、その前に相場の方が先に崩れる、という不思議な現象が起こるかもしれません。あくまで私個人の予想であり、“予想”の前に“大胆”と付けても良いレベルではありますが。。。

気になる米国銀行の貸出増

現在の米国では、長引く高金利と物価高のダブルパンチにより、中小企業の破産申請数がかなり増えているようです。4月になり、米国銀行の貸出額は伸びたようですが、積極的な設備投資のため、というより、毎月の仕入れ代金や人件費、それまでの借金の利息を払うための“延命”としての貸出増になっている可能性があります。

銀行の融資枠は有限です。いくらでも信用創造でマネーを生み出す打ち出の小槌ではありません。そのため、銀行の貸出審査は厳しくなります。投資マネーはリスクが高いので更に貸出は厳しくなっている。だとすれば、それが回りまわってプライム市場内の資金移動、つまりAI銘柄にシフトするリバランスが高まっているのではないでしょうか?

一時的に円高がやってくる!?

もしも、AI関連株に投資する資金が底をつき、一気に下落局面に転じたとします。金利の安い円を原資にAI関連株に投資していた海外投資家は、借金返済を迫られます。株を売って利益が出ていれば良いですが、損失があれば最終的に融資元が円を買って、それで返済することになります。株を売らずとも、株が大幅に下落すれば、追加の保証金を入れなければなりません。これによりパニックになればなるほど、つまり予想外に円高が発生する、という局面があるかもしれません。事実、2024年8月の日経平均歴史的大暴落では、この円キャリートレードの巻き戻しが発生しています。問題はこの時にように、急回復するか否かですね。余剰資金がある場面では急回復が可能でしょうが、現状ではどうでしょう?

非AI関連株にとっては追い風か!?

もう一度、先ほどの仮の極端な条件設定を前提に考えてみたいと思います。つまり、非AI関連株を全部売り払って、その分をAI関連株に全振りした、という仮定です。この状況において、非AI関連株は売られ過ぎになっている可能性があります。もちろん投資である以上、今買えば必ず値上がり、とは言えませんが、特にディフェンシブ銘柄は、AI関連株が大幅に下落したとしても、大幅に連れ安になる可能性は低いかもしれません。なぜなら、投資資金がAIに集中しているからです。売りに売られた非AI銘柄は、既に株価が低い状態になっていると考えられるからです(あくまで“仮の条件設定下”のハナシですよ…)。

さいごに

今回は、よく言われる「AIは本当に利益をもたらすのか?」の答えが出る前にAI相場の方が先に崩れてしまうかもしれない可能性について書きました。実際どうなるかは神のみぞ知る、ですが、度胸のない私は、日経平均が上がれば上がるほど、その先の恐怖ばかり気にしてしまいます。まぁ、これではいつまで経ってもお金持ちにはなれそうにありませんね🤭

AIは将来社会に根付き、それによる大きな社会変革が必ず起きる、と私は信じています。そのことを題材に今、小説を執筆中です。書き終えるのがいつになるか分かりませんが、いずれNoteにて公開するつもりです。ご興味のある方は、お楽しみに!

こぼれ話

この記事を書きつつ、下書き保存すると以下の警告が出ました。他のブラウザで編集中なんてことないんですけど… しかも時間も字数も全く同じだし… バグ?🤔

もしかして、私の分身が知らない内に活動しているのかも…


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