書くことって、リハビリ2

 身体に違和感があるので、娘にメール。うん?さっき、ドライブスルーで買った牛丼を食べた。右手に、違和感はなかった。ダンナは、牛丼を食べ終え、遊びに行った。右手が変なんよ、と訴えてみたものの、お箸は使えていたので相手にしてもらえず、出掛けてしまった。
 メールを打とうとしたら、なんか打ちづらい。
娘に、そのことを伝える。字を書いてみる。書けない。どうにか、メールは打てるものの、時間がかかる。病院行った方がいいよとメールが来る。
でも、ダンナはいない。明日、やっぱりおかしかったら、行くわ、とメールを打って、考える。
 やばいかもしれない。病院に行く用意をする。もしかしたら、入院かもと不安なる。とりあえず、家の家計が心配になってくる。全部私がしているので、わかりやすいようにまとめる。右手はだんだん動きにくくなってきて、メモ書きがなかなか書けない。最低限の用意をしたものの、気持ちが焦りだす。お風呂にもいけず、そのまま寝る。
 ダンナが帰って来たけど、手がおかしいとだけ伝える。夜中、トイレに起きたとき、右手がいうことをきかなくなっていたので、ダンナに、訴える。ダンナは、録画していた健康番組を観て、病院に行かんとあかんな、と言って用意をする。
 救急車にするべきだったかもしれないけど、まさか、大げさすぎるなと、車で日赤に行く。
 受付で病状を話すと、すぐにストレッチャーに寝かされ、病衣に着替えられて、腕には点滴。血液検査に始まり、MRI検査まであっという間。検査が終わった後、主治医となる先生が現れて、「ちょっと遅かったね。脳梗塞やな。日常生活に戻れるように、リハビリしていこな」と言った。ダンナは、「おそかったらしいわ」と、小さい声で言った。そのあと、すぐには、一般病棟には行けず、特別だとわかるベッドに移った。とても広い4人部屋だった気がする。血圧計が、自動で動きだし、それが何より痛かった。朝食抜き、お昼過ぎには、一般病棟に移ることが出来た。そこでは、テレビもあるし、スマホも使えた。
 ダンナは、休みをもらって、付き添ってくれていた。多分、病状が安定するまで、何日か、かかるし遅かったと言われたことで、心配してくれたのだろう。
 転院して、40日リハビリをした。肩に重だるさは残るけれど、日常に帰って来た。リハビリは、裏切らない。他の患者さんたちとの合言葉だった。先生、ありがとうございました。

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