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【詩】わたしをおちつかなくさせるもの(My Favorite Thingsのように)

    しおれた薔薇の葉っぱ
    お腹を空かせた子猫の鳴き声
    使われてないピカピカすぎるステンレスのやかん
    道端に落ちている汚れたピンクの毛糸のミトン
    赤と緑の包みに貼り付けられたスマイリー
    こんなものたちがわたしをおちつかなくさせる

    友だちとのさよならが胸に迫る寂しさ
    独りで冷たい雨に濡れたときの
    消え入りたさ
    子どもの頃の日溜まりの中に戻りたくなった
    切なさ

    そんな気持ちにわたしをつれていく

    そうしてわたしは何もせずに眠りに落ちる

          
          表題画 「鳥の喜劇」パウル・クレー

     
     
     
    蹌踉たる散歩者の書き散らすことども 意あらばご覧あれ

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