人との折り合いの付け方を君から教わった日

先日、5歳の娘から、人との折り合いの付け方を教わった。

幼稚園からの帰り道、娘と仲良しのAちゃんが軽い諍いを起こし、ママ2人で宥めたけど、二人とも泣き止まず、抱っこでお別れになってしまった。

夜、お風呂で娘の機嫌が良さそうだったので、私は「Aちゃんに、もう怒らないであげてね」と言った。
そうしたら、娘が、「うん、私が聞こえなかっただけで、Aちゃんは『ごめんね』って言ってたのかもしれない」って言ったのだ。

まさかの返答に、私はびっくりした。
私は、例えば、「うん、明日ごめんねする」とか「仲直りする」とか、そういう言葉を期待していたのだ。
良い意味で期待を裏切られた。

娘は、「現実に謝ったかどうか」という他人の行動ではなく、「謝ったのかもしれない」という自分の気の持ちようで、怒りを手放したのだ。

私は、40を前にしても、他人の言動に気持ちを左右されてしまう。
ーー「なぜ謝ってくれないのか」「なぜありがとうが言えないのか」と。
(相手が夫などの近しい人物だと尚更だ)

娘の発言は、おそらく偶然だと思う。
だが、大人である私が意識してもなかなか出来ないことを、5歳の娘がやってのけたのだ。

思わず私は、
「そういうふうに考えられるの、すごいね。ママはケンカしたとき、どうして謝ってくれないんだろうって考えちゃう。でも、次から娘ちゃんみたいに考えられるようにするね」
と伝えた。

余談だが、先日の記事に書いた「3つ目のたまご」は、無事に孵化して、毎日葉っぱをモリモリ食べている。
娘と一緒に、横ではなく、前を向いて生きようと思った。

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