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Photo bygemini6rabbit

盲目

    K.直子

     あなたは、見えているのか。色とりどりの花の色達や、風の向き、そして自分の心が。

     あぁ、あなたは言う。「今日も良い天気ですね」確かに、陽はさんさんと降り注ぎ、私たちを照らしているが、その瞳に光は届かない。あなたは、何を見て感じてるの?

     どんなに世界が美しけれど、それを見る心が閉ざされていたら、この世界はあなたに何も与えることができない。

     綺麗な薔薇の花の、花びら一枚一枚を、この目と心で写し取りたい! そうして画家は筆を持つ。でも、あなたはその薔薇と遭遇しても、目にも心にも何も映らないのだろう。
    「あぁ、綺麗な薔薇ですね」というあなたは、あれが薔薇という花で、それは往々にして綺麗なもの、という認識があるだけだ。

     どうしたら、あなたの心の目は見えるようになるの? 猜疑心と、負けたくない思い。あなたは何を怖がっているの? そして、何と誰と闘っているの?

     「愛して欲しい」。その気持ちが、時にあなたを盲目にする。

     世界はあなたをすでに愛している。気付けないのは、あなたがあなたに愛を注げていないからではない? 陽の光も、風も、薔薇も、今あなたの混濁した目を見ている私も、すでにあなたを見てる、愛している。

     
     
     
    文章、詩、また私の日常の様子などを投稿します。 40代です。 夜の闇の中から現れる日の出の輝きのような言葉達を、紡ぐことが出来たなら……

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