
14時間で退陣。フランスの民主主義がフリーズ中。——3年後の日本を先に見ている気がする。
2025年10月6日、
フランスの新しい内閣が
わずか 14時間で退陣 しました。
マクロン大統領が任命した
ルコルニュ首相の新政権。
発足直後に議会の支持を失い、
辞任に追い込まれました。
背景にあるのは、議会の分断。
どの党も過半数を取れず、
誰も政権を維持できない。
つまり、選挙をしても
国が動かない状態です。

でも私は思うんです。
もしかしてこれ、
「民主主義が壊れてる」んじゃなくて
「民主主義が止まって守ってる」状態なのかも、と。
日本は、
この30年「決められる政治」を求めてきました。
構造改革、緊縮、痛みを伴う改革。
けれど結果は——
景気は停滞、格差は拡大。
決められる政治は速い。
でも、そのスピードは
“声の小さい人を置き去りにする速さ”でもある。
そして今、
日本でも“決められない政治”が始まっています。
公明党が連立を離れ、
与党は過半数の確保がますます難しい。
これからは、どの党も
「数の力」だけでは動けない時代に入るでしょう。
フランスの“決められない政治”は、
裏を返せば、
「すべての声を無視できない政治」。
面倒で、時間がかかって、うるさい。
でもその“うるささ”こそ、
社会がまだ生きている証なのかもしれません。
——民主主義は、止まることで生きている。
💬 あなたはどう思いますか?
「決められない政治」と「決められる政治」。
どちらの方が、いまの時代には合っていると思いますか?