見出し画像

【2026年最新版・永久保存版】初心者から始めるタロット占い大全 ― カードの意味・占い方・読み解き方・実例・テンプレートまで ―



はじめに

タロットカードを買った。

本を開いた。

「愚者=自由」「魔術師=才能」「太陽=成功」……。

最初は「なるほど、覚えれば占えるんだ」と思います。

ところが、いざ自分でカードを引いてみると、

「で、この質問ではどう読むの?」

となる。

これは、かなり普通のつまずきです。

カードの意味を知ることと、カードを読めることは、似ているようで少し違います。

この本では、そこを分けて考えます。

知識を増やすこと。
カードを理解すること。
実際に読むこと。
そして、自分の言葉にすること。

この順番で進めます。

なお、本書で扱うタロットの解釈は、未来の出来事を確定させるものではありません。

タロットは、自分の考えや状況を整理したり、普段とは違う視点から質問を見るための道具として扱います。

だからこそ、

「悪いカードが出たから終わり」

ではなく、

「このカードから、今の自分は何を考えられる?」

という使い方ができます。


第1章 タロット占いとは

1-1 そもそもタロットとは?

タロットは、複数のカードに描かれた絵、数字、人物、道具などの象徴をもとに、質問や状況を読み解いていくカードです。

現在は占いの道具として広く知られていますが、歴史上のタロットは最初から「占い専用のカード」だったわけではありません。

つまり、

タロット=未来を当てるためだけのカード

と考える必要はありません。

タロットを実際に使うときは、

「カードが何を決めたか」

よりも、

「カードをきっかけに、自分は何に気づいたか」

を見ると扱いやすくなります。


1-2 タロットで何を占える?

かなり幅広く使えます。

恋愛なら、

「この関係について今考えるべきことは?」

人間関係なら、

「この関係で見直したいことは?」

仕事なら、

「今の仕事で活かせる強みは?」

勉強なら、

「勉強を続けるために改善したいことは?」

自分自身なら、

「今の自分が気づいていない課題は?」

というように、質問を作れます。

一方で、

「絶対に合格する?」

「この人と必ず付き合える?」

「○月○日に何が起こる?」

のような、現実のすべてをカード一枚に決めてもらおうとする使い方には注意が必要です。

占いに使うこと自体を否定する必要はありません。

ただし、カードの結果を現実の確定事項として扱わないこと。


1-3 初心者の頃に起こりやすい失敗

タロットを始めたばかりの頃は、

「意味を覚えれば上手くなる」

と思いがちです。

実際、意味を知ることは必要です。

でも、意味の暗記だけでは、

「このカードは恋愛ならどうなる?」

「逆位置なら?」

「3枚出たらどうつなげる?」

という部分で止まってしまいます。

筆者も初心者として考えるなら、最初はカードの意味を調べることばかりに意識が向きやすいでしょう。

それで一枚引きなら何とか読める。

ところが3枚引きになると、

「カードAは良い。カードBは悪い。カードCも良い。……結局どういうこと?」

となる。

ここで重要なのは、

カードの意味を増やすことではなく、カード同士をつなぐこと

でした。

これが、この本全体の大きなテーマです。


1-4 タロットは「答え」より「問い」が大切

同じカードでも質問が変われば意味の焦点が変わります。

たとえば「皇帝」。

「恋愛はどうなる?」

なら、

安定した関係、責任、主導権など。

「勉強はどうすればいい?」

なら、

計画、管理、仕組みづくり。

「今の自分の課題は?」

なら、

責任を引き受ける、ルールを作る、感情に振り回されない。

というように変わります。

カードが変化しているのではありません。

質問との接点が変わっています。


第2章 78枚の仕組みを理解する

2-1 まず全体像をつかもう

一般的な78枚構成のタロットは、

大アルカナ22枚

小アルカナ56枚

から成ります。

小アルカナは4つのスートに分かれます。

スート枚数主なテーマ:ワンド14枚→行動・情熱・挑戦、カップ14枚→感情・愛情・人間関係、ソード14枚→思考・判断・言葉、ペンタクル14枚→仕事・生活・現実

そして、それぞれに、

1〜10の数字カード

と、

ページ
ナイト
クイーン
キング

があります。

つまり、

スート × 数字・人物

という構造で覚えると、78枚が一気に見やすくなります。


2-2 大アルカナ

大アルカナは22枚。

0の愚者から21の世界まで続きます。

初心者は「大アルカナ=すごいカード」と考えがちですが、それだけではありません。

大アルカナは、

その質問の中で比較的大きなテーマが動いている

と考えると便利です。


2-3 数字の流れ

小アルカナの数字は、完全な数学公式ではありません。

ただ、流れとして覚えると非常に便利です。

数字イメージ:1→始まり・可能性、2→関係・選択、3→展開・成長、4→安定・維持、5→揺れ・摩擦、6→調整・回復、7→試行・検証、8→努力・動き、9→熟成・到達、10→完成・一区切り

例えば「ワンド5」と「カップ5」。

どちらも「5」なので、揺れや摩擦という共通テーマを考えられます。

ただし、

ここから先は

12,935字 / 9画像

¥ 1,980

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?