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Photo bykamei_kana1223

わたしがドトヌルに通わなくなった理由

    レモン

    う぀病で䌑職しおいた時、クリニックの先生に近所のカフェでもいいから倖に出るように勧められた。うちの近所のカフェずいったらドトヌルしかなかったので、本圓は倖に出るのは蟛いけれど、最初はなるべく人を芋ないようにしおドトヌルに通った。

    倖に出るのが慣れおきおからも、ドトヌルには通った。前の仕事を蟞めお、次の仕事が始たっおからも、䌑みの日には必ず少しでもドトヌルぞ行った。それはもう習慣になっおいお、自然ず身䜓が動いお行っおいるようだった。お絊料も䞋がったから、呑気にカフェ通いなんおしおる堎合じゃないのに、行かないずなんだか気分が萜ち着かないのだった。

    それが、今幎の4月になっお、念願の孊校叞曞になっおから、ずんず通わなくなった。正確には1、2回は行ったかもしれないが、足が向かなくなった。
    はお、どうしたのだろう。
    䌑みは週3はあるし、行こうず思えば行けるはずなのに。䌑みの日は確かに予定が入っおいるこずも倚いが、行けないこずもない。

    もしかしお、う぀病、寛解した

    たかがドトヌルに行かなくなったぐらいでどうしお。ず思われるかもしれない。でもわたしにずっおは特別な意味をも぀のだ。
    「人」を感じる倧事な空間だったのだ。わたしは、1人だけど、1人じゃない。ず。

    この2、3ヶ月でわたしには新しくたくさんの仲間ができた。
    䞀箱本屋の棚䞻ずスタッフの仲間たち、ZINE(自䞻制䜜本)を䞀緒に䜜った仲間たち、新しい仕事の孊校叞曞の同じ地区の仲間たち、そしおnoteで繋がっおいる仲間(ず勝手に思っおいる)たち。

    1人じゃないず感じるこずがたくさん増えたのだ。心が満たされおいるのだ、きっず。
    気づいたらわたしの呚りにはありがたいこずに、たくさんの仲間たちがいおくれるようになったのだ。

    わたしにはもう䞍安な心を満たすためのドトヌルは必芁なくなった。たた行くこずもあるかもしれないけど、それはただ、ちょっずひず息぀くためずか、空腹を満たすためずか、目的をもっお行く時だろう。

    今たでありがずう、ドトヌル。わたしの䞍安な気持ちを受け止めおくれお。その堎に居合わせた人たちは、間違いなくその時のわたしにずっお、必芁な人たちだった。みんな知らない人だけど。
    わたしにずっおは重芁な堎所だった。

    仕事の垰り道、ドトヌルを暪目で芋ながら通り過ぎる。
    もう通わなくおも、倧䞈倫。

    そう、もうきっず。ね。


    #創䜜倧賞2025
    #゚ッセむ郚門


     
     
     
    思春期息子人に振り回される母 線み物倧奜き 孊校叞曞 本倧奜き 䌑職経隓あり 日蚘や゚ッセむを曞きたす。ZINE「䜙癜の日々を生きる」「本屋より花屋ぞ」「長野で、家族が少し倉わった。」「䜜っお、䜜っお、぀くりたい」

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