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虐待流血差別貧困洗脳の終宴vol.13【体調不良に巨大おにぎり刑?(鹿児島編①)】…1,480文字

父親は何度か鹿児島に足を運び、新築の県営住宅を見つけてきた。

緑に埋もれるような盆地

青年たちの深い悲しみが眠る所

人を影で罵り合うような土地

宗教鎖国

息をするだけで針を飲むような

私からは呪われた土地にしか見えなかった

より深い影の中を歩いていた

7人家族が住むことになる3DKの団地は玄関ドアがあった。どこでもドアみたいなドア。引き戸しかなかった熊本の家は日本家屋だったので、私はそれだけでワクワクした。

ある日、ドアチェーンがかかっていたようで、私が当たり前のようにドアを開けると引き千切れた。馬鹿力なのか分からないが開くものと思って開けたら壊れたのだ。母親がかけていたのだろうか、そのことを伝えると「またあんた…」と言わんばかりに呆れた表情をした。彼女のこの表情…いつも嫌だったな…私は3年生になってもおねしょが続いていたから、本当に嫌がられていた。ストレスからかな…

小学3年生4月転校完了。担任はおばあちゃんみたいなお年寄り。スネ夫に似た顔。知的障害の姉が療育学級にいて、早く終わると一緒に帰るためクラスの前の廊下で待っている。姉が私が中にいるかと不安そうに覗く。私もここにいるよと視線を送る。

バン

大きい音を立てて担任のウシダワカコが戸を閉めた。私は唖然とした。担任は係の仕事を割り振った際も、漢字係じゃないのに嘘をついて濡れ衣を着せたユミコのせいで私は係の仕事をやってないことになり、頭を平手で2発叩かれ漢字200字書かされるということがあった。無常。

それでも遠足はこの上なく楽しみにしていた。ところが風邪をひいた。3DKで和室が3つあり、二間は襖で仕切られている。その真ん中の和室が私と妹と姉の部屋になった。ただし日曜日は襖を取り払い礼拝会場となる。その真ん中の部屋で私は煎餅布団に横になっていた。

そして、絶対遠足には行くと言っていたのだろう。母親が病気の私に持ってきたのは大人の拳より大きく見える巨大なおにぎりだった。

「これを全部食べられたら遠足いっていいよ。」

母親はそう言った。私は絶対行きたかった。何としても行きたかった。一口食べ、一口食べ…減らない、でも食べ続けた。絶対に行く。食べる。行く。食べる。病気で発熱もあったのだろう調子は良くないはずだが私の気持ちは勝った。おにぎりを完食した。
完食した。

遠足には行かせてもらえなかった。

なんで?なんでかな?恐らくだが体調が悪化すると厄介だから…だからね…だから…彼女は最初から行かせるつもりはなかったのだろう。体調の悪い子に不気味に大きいおにぎりを与え、「自分で食べられないから行けないと悟れ」ーーーこういうことだったんだ。

なーんだそういうことだったんだ。

実は少しでも元気になってほしくて…かもしれないとこの間まで思ってた。思いたかったのかもしれない。でも冷静に考えたらおかしいって気がついた。病気で発熱している子に巨大おにぎり…。

おかゆ一口でも食べたら100点!!
…妄想ハグ再びです。

気づく…これが辛いけどとても大切なんです。美しい思い出に変えようとしてしまうんですね人間って、辛すぎて。悪くないんですけど、まずは事実を知り、昇華していくことはいいと思うんです。

事実は受けとめ、影を歩む子どもたちに光を…じゃないと脳に蓄積するんですよストレスって。本当に!こびりつきますから洗浄しましょう!スッキリしていこう!

鹿児島はもうしばらく続きます。いろいろあって成長していく時なので…よろしくお願いします!
※鹿児島県は実際は美しい所です。当時の私の心が濁っていたんです。表現が悪い点お許しください。

次回作お楽しみに!







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