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母のスマホに格安SIMを入れてみた

    母がスマホを使い始めたのは3年くらい前のこと。ガラケーとのやりとりに不便を感じていた私は、何度も母に「スマホにしてほしい、せめて LINEだけでも使ってくれ」と言っていた。しかし母は面倒くさがって、ガラケーを使い続けていた。

    ところがある日、母がスマホを買うと言い出した。なんでも友人がスマホに替えて、「まだガラケー使ってんの〜(遅れてる〜)」的な事を言われたらしい。やはり身内より他人に言われた方が効果があるようだ。

    すぐにスマホに買い替えた。連絡先などデータ移行に恐ろしく手間がかかった。ガラケーの親がそろそろスマホにしたいと言い出したら、データの移行について事前に調べておく事を強くおすすめします。

    母のスマホには「私名義」の格安SIMを入れた。契約者は私、使用者は母だ。私を契約者にしておけば、いつのまにか高額な契約をさせられていた、という心配もない。

    母がガラケーを使っていた頃、なにかあったら携帯ショップに駆け込み、余計なオプションやら使いもしないデータ容量を追加して帰ってきていた。

    元に戻そうにも「契約者」である母を説得して、携帯ショップに連れて行くのに一苦労。本人は店員さんによくしてもらったくらいに思っているからだ。

    格安SIMはネットで手続きできちゃうし、もう私が携帯ショップに行くことはないだろう。

    ***   ***   ***

    さて、母がスマホを使い始めてまもなく、伯母もスマホを使い始めた。 すると母が伯母とLINEを交換したいと言ってきた。伯母は遠方に住んでいる。

    困った。格安SIMだと LINEをIDで交換できないのだ(当時はそうだった) QRコードでなら LINE交換できるのだが、母と伯母は、メールもSNSも使っていない。どうやってQRコードを送ろうか?

    考えた末、私は母のLINEのQRコードをハガキに印刷して、伯母に郵送した。QRコードの読み込みは、月一で伯母のところに帰省する従兄弟にお願いすることにした。これでなんとか、母と伯母はLINE交換できた。もういちいち手間がかかる。

    母とLINEでやりとりできるようになったのはいいのだけど、母のスマホサポートセンターとしての仕事が増えてしまった。でも携帯ショップに駆け込まれるよりはましかな。

    母が急に「おもしろいスタンプが欲しい」と言い出した。LINEのスタンプのことだった。母のスマホを借りてスタンプを入れた。今日も私は母の専属スマホサポートセンターとして働いている。

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