こんにちわ。零ぴちゅ。です。
今回のテーマは。
祈りの残響。
祈った人はもういないかもしれない。
でも、その祈りは消えずに世界のどこかに残っている。
⬜祈りの残響

静かに両手を胸に重ねた。
青い瞳に涙を浮かべながら、消えかけた体で空を見上げる。

自分のための願いは、ひとつもなかった。
ただ、大切な誰かの明日が少しだけ優しくあるようにと、そっと祈った。

輪郭がさらさらと光にほどけていく。
声も、姿も、世界から消えていくのに——祈りだけは消えなかった。

最後に残ったのは言葉ではなく、静かな願い。
それは光の粒となって、遠いどこかへと届いていった。
⬜おまけ


