30代、子連れで巡る南イタリア旅|ミラノ・ナポリ・シチリア12日間
10年以上前、まだ結婚前だった夫と2人で、
ローマ、フィレンツェ、ヴェネツィアを巡った。
どこで何を食べても美味しくて感動したのを覚えている。
ふらっと入ったレストランも、
パンにハムを挟んだだけのシンプルなパニーニも、
驚くほど美味しかった。
当時、生トマトだけはどうしても苦手だったのだけれど、
イタリア旅行を通じて食べられるようになった。
それくらい、“食”の記憶が強い国だった。
そんな旅から10年以上経ち、
30代になり、子供も生まれた。
今回改めてイタリアに行くなら、
もっと「素材を味わう料理」を体験したいと思った。
現地で食べるイタリア料理は、
シンプルだからこそ、土地の違いがそのまま出る。
南イタリアに行けば、
シーフード中心になり、
同じイタリアでも料理ががらっと変わるんだろう。
そう思い、今回は南イタリアを中心に考えた。
ナポリとシチリア島に行くことは最初に決まり、
そこへどう繋げるかを考えた結果、
フライトの多さとANA直行便の便利さから、
ミラノにも立ち寄ることにした。
今回の旅程
1日目 羽田→ミラノ
深夜発、朝着のフライトは、子連れ長距離フライトとしてベストと感じた。
ホテルにアーリーチェックインして時差ぼけ解消しようと考えていたが、
入国審査に1時間、地下鉄トラブルで1時間足止めを食らい、
初日からイタリアの洗礼を受ける。
海外旅行で予定通りにいかない時、むしろワクワクしてしまうのは私だけでしょうか?
2日目 ミラノ滞在
予約していたドゥオーモ観光。
朝一番で街を一望する景色を満喫した。
ディナーはオッソブーコ+サフランリゾット。
サイゼリヤのミラノ風ドリアのルーツとも言われる料理だが、
当然ながら全然別物。でも両方好き。
3日目 ミラノ→ナポリ
ITA Airwaysでリナーテ空港からナポリへ。
ナポリ中央駅から市街への交通が難解で、
Google Mapsがあまり当てにならない。
それでも海沿いへ出た瞬間、
卵城とビーチを一望する景色の美しさにテンションが上がった。
4日目 ポンペイ遺跡へ日帰り
想像以上に広く、
古代遺跡を探検しているようなワクワク感。
何も知らずに行っても、
子供も十分楽しめると思う。
猫もいる。
5日目 イスキア島へ一泊
今回の旅でかなり印象に残った場所。
静かな海、
山、
レモンの木々。
ナポリとはまた全然違う時間が流れていた。
ポセイドンは子供もかなり楽しそうだったし、
レストランのレベルも高かった。
6日目 ナポリ滞在
東京のピザもかなりレベルが高いと思うけれど、
ナポリピザは別次元だった。
生地はもちもちで、
油が少なく、
ソースはほぼ素材の味。
ぺろっと1人で一枚食べられる。
港の食堂で食べたロブスターパスタも本当に美味しく、
今回の旅のベストレストランだった。
7日目 ナポリ→パレルモ
easyJetでシチリアへ移動。
空港から市街へのバスに荷物を忘れるというトラブルが発生。
たまたまAirTagを入れていたおかげで場所が分かり、
ホテルのフロントの方にも助けてもらい、
無事受け取ることができた。
パレルモは、
アラブ文化の影響を感じる美しい街並みと、
活気のある市場がとても魅力的だった。
子供が初めて屋台のもつ焼きを食べて、
「美味しい」と言っていたのも面白かった。
8日目 パレルモ滞在
モンデッロビーチで子供は砂遊びを満喫。
大人はジェラートとシーフードレストランを楽しんだ。
ただ、トイレが少ないのは少々難。
帰りのバスはかなり渋滞していた。
9日目 アグリジェントへ日帰り
「神殿の谷」は一生忘れられないと思う。
乾いた空気、
巨大な神殿、
広い空。
本当に素晴らしかった。
子供はアーモンドの木から落ちた実を採集して楽しんでいた。
一方で、
アグリジェント中央駅から神殿の谷への往復バス情報が少なく、
チケットの買い方やバス停の場所が分からず少し焦った。
10日目 パレルモ滞在
チェファルーへ。
モンデッロとはまた違い、
可愛い街並みと静かなビーチが共存する、
理想的なリゾートだった。
ここは一泊しても良かったかもしれない。
11日目 パレルモ→ミラノ
帰国に備えてeasyJetでミラノへ。
最後に食べたステーキランチが最高だった。
本当はレオナルド・ダ・ヴィンチ国立博物館へ行きたかったが、
時間がなく、
ガレリアの中のLeonard3へ。
体験ブースも多く、
十分楽しめた。
12日目 ミラノ→羽田
市街からマルペンサ空港へ。
到着2分前まで何番線ホームに電車が来るか分からず、
最後まで少しハラハラ。
昼発朝着便だったので時差ぼけはあったが、
無事帰国した。
今回特によかったレストラン
・Piccolo Ristoro(ナポリ)
ロブスターパスタ。今回の旅のベストレストラン。日本語のメニューがあった。
・Sorbillo(ナポリ)
素材の味でシンプルなピザなのに驚くほど美味しかった。系列店が複数あるのでどこを選んでも良さそう。
・Trattoria da Piero(モンデッロビーチ)
イワシのパスタ、タコのサラダ。アットホームなお店の雰囲気も可愛い。
・Ribot Bistrot(ミラノ)
ステーキとサフランリゾット。人生最高のステーキだった。平日昼は接待やビジネスランチで使われていそうな雰囲気。子供のベストレストランはこことのこと。
2回目のイタリアは最高だった
10年以上ぶりのイタリアは、
昔よりもずっと「素材を味わう国」だと感じた。
若い頃は、
有名な観光地を巡ることそのものに夢中だったけれど、
今回は、
市場を歩いたり、
港町でシーフードを食べたり、
ビーチでぼーっとした時間の方が記憶に残っている。
子供がいて視点が変わったけれど、2回目のイタリアも最高に刺激的だった。
そして、
同じイタリアでも、
ミラノ、ナポリ、シチリアで、
街の空気も料理も全然違った。
トラブルも多かった。
地下鉄は止まるし、
Google Mapsは信用できないし、
荷物も忘れた。
でも、
そういう不便さも含めて、
「旅をしている感覚」が強い国だったと思う。
またイタリアの違う街にも行ってみたい。
次に行くなら、
もっと小さな街や島をゆっくり巡ってみたい。
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