突然バーン
音楽や映画についての文章が好きだ。
ということは自己紹介がわりの最初のnoteに
書いたし、ことあるごとに書いている。
音楽や映画作品に対する文章から書き手の
熱量が伝わるとその作品に触れたくなってくる。
しかし、そういった文章についていろんな意見があることも知っている。
作品についてだけ語れ、とか、
ただの感想文じゃん!とか、
お前自身の話はいらない、とか、
楽器もできないのに音楽を語るな、とか、
読み物として面白ければいいじゃん、とか。
どれもこれもピンとこなかったが、
最近、わかった、熱量が伝わってくる以上に、
それらの文章が好きな理由が。
その作品についての【効能】を
知りたいのだ。
書き手はなぜ夢中になっているのか?
感動しているのか、笑っているのか、
泣いているのか、怒っているのか?
その【効能】が知りたい。
その文章から感じ取った【効能】が、
その作品に触れるきっかけになるから。
かつて触れたことがありピンとこなかった
作品でも、別の人の【効能】を聞いて、
再度触れてみようとすることもある。
自分の接し方が間違ってたかもしれないから。
といっても、よく雑誌の映画特集であるような【元気が出る映画】や【泣ける映画】みたいな
あまりにも分かりやすい最大公約数的な【効能】を求めてるわけではない。
文章からその【効能】を自分なりに
読み取りたいのだ。
優れた書き手なら、その書き手の文章自体が
【効能】そのものになる場合もある。
つまり、観る、聴くだけでは終わらない作品に
出会いたい、自分の中に起こる変化を感じたいから。そしてそういった作品に触れるきっかけが、
誰かの文章や語りという表現ならば、
とても豊かな出会いじゃないか。
先日、コラボ企画の一環で
甲本ヒロトと宇多田ヒカルの対談が公開された。
その対談の中で話されていた、
ヒロトがロックンロールと出会った時の話。
熱心なファンなら何度も見聞きした話で、
ファン以外でも聞いたことがあるかもしれない。
それほど、ヒロトは、よくこの話をしている。
というか語り続けている。
それは、自分が作り続けている曲の中にある
根本、彼自身の表現の源が、
この話の中にあるからだ。
中学生の頃に、ラジオから流れてきた
マンフレッド・マンの曲に衝撃を受け、
号泣し、畳をかきむしり【感動】を体感した。
それが、自分という人間、
つまり甲本ヒロトが誕生した瞬間。
ロックンロールには、とてつもない
【効能】があったのだ。
ヒロトは伝えたいのだと思う、
誰にでもそんな瞬間が、そんな出会いが
必ずどこかにある、ということを。
そこにこそ、生の実感があるということを。
皆に好かれようとしないでいいんだよ
人気者には人気者の苦労や
寂しさもあるんだってよ
好きな事をしていたい
愚か者でいいじゃない
宇多田ヒカルのリスナーとしての音楽遍歴は
知らないが、ブルーハーツから始まるヒロトの
音楽を熱心に聴いていたとは思えない。
なのにヒロトにコラボをオファーしたのは、
音楽家としての直感だと思う。
この曲に関しては、ヒロトの声もあったほうが
この曲で言いたかったことが伝わると思ったの
ではないだろうか。
ヒロトの曲には、ロックンロールを聴いた時の
衝撃を歌ったナンバーがいくつもある。
その中でもド直球のナンバーがこれ、
クロマニヨンズの「突然バーン」だ。
ある日突然 ただ一つだけ
世界の全部に見えた
本当の事は 本当じゃなきゃ
他には何も見えない
直系30cmでも僕には宇宙に見えました
バーンバーンババーン
バーンバーンババーン
突然バーン
まさに最上級の【効能】について歌っている
最高のロックンロールナンバーだ。
@ancuromaniyonzu 突然バーン ザ・クロマニヨンズ ある日突然 ただ一つだけ 世界の全部に見えた 本当の事は 本当じゃなきゃ 他には何も見えない 直径30センチでも 僕には宇宙に見えました バーン 突然 バーン ある日突然 稲妻のよう 一人じゃないんだな もう 放課後の自転車置き場 あなたが全部に見えました バーン 突然 バーン #クロマニヨンズ #ハイロウズ #ブルーハーツ #甲本ヒロト #真島昌利
♬ オリジナル楽曲 - くろまによんず😳 - 👯♀️くろまによんず😳
