
Quad Cortexを手放しました。
Kemper Playerを買い直してからというもの、すっかり手軽なKemperばかり使うようになってしまい、ついにQuad Cortexを手放しました。
正直、音も使い勝手も最高峰なのは間違いないので何とも言えない気持ちなのですが、確かに使わなくなってしまったので…
さて、そんな訳でQuad CortexとKemper Playerを自分視点で比較していきたいと思います。
Quad Cortex編
1.Quad Cortexの良かったところ
画面が見やすい
大きい画面で見やすい、明るさも調整できる。
タッチスクリーンで操作しやすいし、数値入力もできる。本体だけで音作りができる
フットスイッチを回してパラメーターをいじれるので、PCがなくてもタッチスクリーンとスイッチだけで音作り可能。DSPパワーがすごい
自分はアンプを2つ配置して、クリーンとドライブをシーンで切り替えてました。空間系もそれぞれ用に配置してましたが、DSP的には全然余裕でした。プラグインが使える
キャプチャしたアンプではなく、プラグインで発売されているアンプを使用できます。
キャプチャはけっこう迷子になるので、自分は最終的にPliniとNollyしか使わなくなってました…
2.Quad Cortexの悪かったところ
起動が遅い
ちょっと曖昧ですが、1分15秒くらいかかってたと思います。
ライブのリハで電源の配置を変更する時に立ち上がりが遅くて少し焦りました。プラグイン互換の開発が遅い
Quad Cortexに対応する旨が発表されてもすぐ使えるわけではなく、開発に年単位の時間がかかる…お気に入り設定がない(たぶん)
HELIXでもKemperでも各エフェクトやアンプのお気に入り設定をすぐ呼び出せますが、Quad Cortexにはない(?)と思います。(自分が把握してないだけかもですが。)
エフェクトとかだいたい設定が決まってるので、これがあると便利ですよね。使いたいエフェクトがない
これは自分だけかもですが、オートのボリューム奏法(いわゆるAuto Swell)がない。ちょうどコピーしてる曲でクリーン→歪み(ボリューム奏法)を使う曲が2曲もあり、シーン切り替えてからペダル操作するのが大変だった。
Kemperであれば、パッチ変えるだけで(ペダル操作なしで)ボリューム奏法に入れるので楽です。
それと、アコギのシミュがない。わざわざKemperのアコギシュミをキャプチャして使ってました。エディタ上でキャプチャの視聴ができない
Cortex Cloudから本体にダウンロードしてからでないと音が分からないので面倒でした。Kemperならエディタ上で試せるのでものぐさな自分はすぐにプラグインのみを使うようになりました…故障しやすい(?)
自分の個体は大丈夫でしたが、国内外問わず故障の話があるので、他の製品よりは故障しやすいのかな(?)という印象。アップデートの時や持ち運び中にぶつけた時等に気がかりになってました。
また、液晶も大きいのでカバーをしていてもやはり恐いです。高価すぎる(気をつかう)
28万円ですからね…楽屋に置きっぱも嫌だし、混雑する電車とかで気をつかいます。
Kemper Player編
1.Kemper Playerの良かったところ
より小さくて軽い
見たとおりですが、小さくて軽いです。自分はギターのギグバックに入れて移動しているので、両手が空くのが最大のメリットですね。
その分、操作性はかなり犠牲になってますが…こなれた音がする(レンジがQuad Cortexより狭い?)
これは気のせいかもしれませんし、使用してるキャプチャにもよると思いますが、Quad Cortexに比べてハイファイではない音のように感じます。
でも、そこが逆にキャビネットから出した時に弾きやすく、聴きやすい音になってるような…
自分的には、Quadの時の出音よりKemperの方が好みでした。
音に関しては、プロアマ問わず多くの人が使っていて、リグも膨大なので信頼性はありますよね。お気に入り設定が使える
各アンプやエフェクターに自分のお気に入り設定を作っておけるので、配置したあと、すぐに自分の設定に変更することができます。リグの試聴が簡単
検索からたくさん出てきたリグをすぐ試聴できるので、音探しが楽です。価格が手頃
日本では正規輸入品で13万円ですし、特価品もまずまずの割合で出てるので、価格はちょうど良いのではないでしょうか。
HX Stompも値上がりしていることを考えると、Kemper 2にも対応していてまだまだ使えることを考えると悪くないのでは(?)ライバルはNano Cortexですかね。
2.Kemper Playerの悪かったところ
画面がなく、単体ではほぼエディットできない。
これは絶望的に使いづらいです。音作りや設定の変更にはPCかスマホ必須。
バンクナンバーは色で判別、パッチもLEDの場所で判別なので、パッチをほとんど変えないって人以外は使いにくいと思います。
ある程度はMIDI CAPTAINやRetrovisionで補完できますが、画面はつけてほしかったですね…Level3にしないとフル機能がつかえない
Level1でも決して悪くないですし、シンプルに使う分には問題ないと思いますが、やはりLevel3にしてこそかなとは思います。
ヘッドタイプやStageと同じパッチが動作できますし、できることが増えます。
まとめ
つらつらと書いてみましたが、どっちも良い製品なので、来年になったらあっさりQuad Cortexを買い直してるかもしれません。(この前のブラックフライデーでFortinとParallaxも買ったし…)
簡単に買い直せるのが現行機種の良いところなわけで!
結局、自分の使い方としては、音作りは自宅と個人練習で作り込んで、リハやライブではせいぜいグローバルEQをいじるくらいなので、Quad Cortexほどの操作性はいらず、より手軽さと可搬性を優先してKemper Playerに移ったという感じです。
それと、Kemperのアプデでモーフィングが追加されたこと、MIDI CAPTAIN用にPySwitchが登場してパッチ番号、パッチ名の確認、チューニングの音名表示ができるようになったことが大きかったですね。これがなかったら移ってなかったです。(昨年は、これがなかったのでKemperを売ってQuadを買ったので。)