
【LIFULLイベントレポ】 #pmconf2025 のこぼれ話!登壇と運営の「ここだけの話」
こんにちは、LIFULLの千葉(てぃば)です!
不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME'S」の、ユーザー向けに配信するメール・LINEの主管部門でサービス企画職をしています。
ユーザー向けに配信しているメール・LINEの内容は、よかったら過去のnoteやblogをご覧ください💁
そしてLIFULLの外では、プロダクトマネージャーカンファレンス(pmconf)実行委員会に所属し、信念を持ってコミュニティの運営をしています。
今回の記事では、登壇者として参加した水野と、運営スタッフとして4年間携わっている千葉(てぃば)が2人で社内トークセッションを実施したので、その内容をレポートします✍
1. なぜ「外部」で登壇するのか?――シビックプライドと自己確認
2023年に続き、今回で見事2回目の登壇を果たした水野さん。
水野さんの登壇内容を紹介する記事はコチラ💁♀️
コミュニティを良くしたい: LIFULLのサービス企画職コミュニティを活性化させたい。
シビックプライド(市民の誇り): 外部で自社の取り組みが評価されることで、社員が自分の仕事に誇りを持てる状態を作りたい。
「正しさ」の確認: 自分たちのやってきたことが外の世界でも通用するのか、言語化を通じて自信に繋げる。
「外部発信は、自分たちの現在地を知るための最高の方法」という言葉に、多くのメンバーが頷きながら聴いていました。

特に、シビックプライドのくだりではLIFULLが大切にする企業理念「利他主義(アルトリズム)」に通ずるものがあり、参加者のハートをぐっと掴んだように思えます。
利他主義を貫くには、個人のエネルギーが必要です。外部から評価されることは内発的動機を支える「誇り」のサイクルに欠かせないプロセスの一つだと思えました。
「外部に出ることで、自社の活動が正しいかを確認し、言語化する」というフレーズもそうです。
自分たちが「良い」と思っている独りよがりの利他ではなく、市場や業界という客観的な視点に晒すことで、「本当に価値のある(=他者のためになる)アウトプットができているか」を検証し続ける。この真摯な姿勢こそが、LIFULLらしい利他主義の追求の形といえると思いました。
2. 倍率10倍!採択されるプロポーザルの秘訣
今年のpmconfは応募総数368件に対し、採択されたのはわずか37セッション!
約10倍という狭き門を突破し、2023年から毎年エントリーして、2度の採択された水野さんから、意識したポイントを教えてもらいました(ありがたい〜🙏)
汎用性と再現性: 「その会社だからできた」ではなく、明日から他社でも使えるか。
ターゲットの悩みにフォーカス: プロダクトマネージャーが日々直面する「あるある」な課題に寄り添っているか。
具体的な成果: タイトルに数字を入れ、高い参加費に見合う信頼感を示せているか。
水野さんは「テーマに合わせてネタを作るのではなく、”自分たちが過去に成し遂げた手法や実績”とテーマをどう繋げるかを考えるのがコツ」と、実践的なアドバイスを披露してくれました。
実は私、これまでプロポーザルを出したものの、採択実績は「0」なんです。
水野さんの「モンスター級」の打率と、その裏にある緻密な戦略を目の当たりにして、自分の準備の甘さを痛感すると同時に、ふつふつと闘志が湧いています❤️🔥
「自分たちが過去に成し遂げた手法や実績」は、日々の泥臭い業務の中に必ず眠っているはず。
来年こそは、あのpmconfのステージに立つ。 今回学んだ「再現性」と「ターゲットへのフォーカス」を武器に、今からリベンジに向けて燃えています!
3. 運営が仕掛ける「能動的な体験」の設計
一方、千葉(てぃば)からは運営視点で10周年を迎えたpmconfの進化についての話をしました。

今回pmconf2025ではオペレーションの東京リーダーを務めさせていただきました。特に意識的に実施したのは、「参加者が自分で学びに動くからこそ満足できる設計」にしたこと。
なぜあえて「現地開催」や「交流」にこれほどまでこだわるのかを、いち運営の私の視点で語りました。
1. 「正解のない孤独」を抱えるプロダクトマネージャーを独りにしたくない
日々接するプロダクトマネージャーたちは、エンジニアや営業など、他職種から「必要に迫られて」プロダクトマネージャーになった人がほとんど。「プロダクトマネージャーとしての英才教育」を受けた人は稀です。
プロダクトマネージャーは、組織の隙間を埋めるように動く仕事。正解がない中で『自分のやり方は合っているのか?』と常に不安と戦っている人が多い。
だからこそ、同じ葛藤を乗り越えてきた経験者の生の声に触れて、『あ、自分だけじゃないんだ』と安心できる場所を作りたい。
2. 「教科書には載っていない泥臭さ」を伝えたい
プロダクトマネージャーのスキルは書籍でも学べますが、その多くは理論的な内容に留まります。
ドロドロとした調整や、失敗からどう立ち直ったかという『泥臭いプロセス』の共有も必要だと思っています。
成功体験だけではなく、そういう生々しい事例を共有することで、新しくプロダクトマネージャーになった人たちが自分なりのロールモデルを見つけられる場にしたいと思います。
3. 教えてもらうだけでなく、「共に学び合う仲間」へ
プロダクトマネージャーは、現場では自ら動いて周囲を巻き込んでいく仕事です。
だからカンファレンスも『教えてもらうのを待つ』受動的な姿勢ではなく、自ら動いて初めて満足できる場所にしたいと考えました。
あえて現地開催のハードルを設けたのもそのためです。フィッシュボールやOSTで、自分の悩みを言語化し、誰かの知見とぶつけ合う。この『コクリエーション(共創)』の体験そのものが、現場でステークホルダーを動かすための最高な筋トレになる。私はそう確信しています。
オンラインでの「教えてもらう」姿勢から一歩踏み出し、現地でプロダクトマネージャー同士が課題をぶつけ合い、共に解決策を探る共創の場となることを願って設計しています。
これらの象徴が、登壇者と間近で議論できる「Discuss with the Speaker」という仕組みでした。
従来のAsk the Speakerだと一人ひとり、列を成して登壇者に質問をしに行くこととなり、得られた気づきを独り占めすることになってしまってました。

今回はその形式を、車座になって質問者と聴衆が双方向にやり取りする形式へリニューアル!
実際に登壇者として体験した水野も、深い議論と理解促進に非常に効果的だったと語りました。
4. 質疑応答タイム
Q. 「業界で現在、最も関心を集めているトピックやテーマは何だと思いますか?」
会場や懇親会で盛り上がったトピックは、AI活用はもちろんのこと、それ以上に「プロダクトマネージャーの育成」や「組織開発」でした。
水野さんが紹介したLIFULLのギルド活動も、大阪会場でも悩みを抱えている人が多く、深い議論に繋がったとのこと。業界全体が、個人のスキルだけでなく「いかに強いプロダクト組織を作るか」というフェーズに移行していることが伺えます。
Q. 「おふたりが一番心にのこったセッションはなんですか?」
いくつかのセッション内容に触れながら、水野さんが懇親会で交流したほか登壇者の振る舞いが話題にあがりました。
SNSで繋がった直後、水野さんの元に一通のDMが届きました。 それは、社交辞令の挨拶ではなく、「もしよろしければ、30分ほどオンラインで雑談しませんか?」という具体的なお誘いだったのです。
名刺交換やSNSの相互フォローだけで終わらせず、一歩踏み込んで「血の通った関係性」に昇華させる。
水野さんはこのエピソードを振り返り「登壇して内容を伝えることだけでなく、そこから生まれる能動的な交流こそが素晴らしい」と語りました。
どんなに優れたセッションを聞いても、それを自分の糧にできるかはその後の行動次第です。参加者全員がこの行動に感銘を受けました。
5.さいごに
私たちが明日からできること
「pmconfは、自分から動いた分だけ得られるものが増える設計にした」と話しました。
「いい話を聞いた」で終わらせず、気になる登壇者に感想を送る、あるいは社内でその知見を誰かに話してみる。 そんな小さな「能動的なアクション」が、私たちのプロダクトマネージャーとしてのキャリアを大きく変えていくのかもしれません。
今回の社内イベントはきっかけのひとつに過ぎません。
今後も学びの享受だけではなく、そこから+1のアクションに繋げられるような社内のムーブメントを作っていきたいと思います。
まずは、pmconf2025のアーカイブ配信動画を見ての感想会をやろうかな?楽しみです🍕
今後も学びのチャンスにはアグレッシブに食いつき、業界を盛り上げていきたいです👊❤️🔥
最後までお読みいただきありがとうございました🙌