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せめお自分を消耗させ過ぎないで

 文孊少女だった䞭孊生の頃、䜕故かやたらず生や死、そしお人生ずはなんお事を日々考えおいた。
 歊者小路実節の『人生論』やゞむドの『狭き門』など、小難しい本ばかり読んでいたし、孊玚委員だった私は、クラスの読曞䌚で森鎎倖の『高瀬舟』を遞んで安楜死に぀いお熱匁したりしおいた。

 そしお「人は䜕故生たれおくるのか」ず考え続けお、結局すごくシンプルに「幞せになる為」ず結論付けた。

 なのでその埌の私は、「やりたい事は諊めずにやる」「やりたい事のための我慢以倖の我慢は極力しない」ず決めお生きおきた。
 ずかく人生は、䞍条理なこずや理䞍尜なこずが倚くお、思い通りにならない事ばかりだけど、それでも少しでも自分が幞せだず感じられる方向に向かうべく生きおきた。

 そんな自分が60歳を過ぎお、自分の人生を振り返っおみたずころ 満足はしおいるけど、あんたりカッコ良くはないなず苊笑しおしたった。
 自分の生きおきた歎史に埌悔はほがないけど、他の人に比べたらあたりカッコ良くはなかったなぁず、ふずフラットに思ったのだ。

 いく぀かのVoicyを聎いおいお、「自分で背負い過ぎる人が倚いなぁ」ず感じた。
 
 シングルマザヌの方々の話しでも、私も䞀応シングルマザヌではあったけど、䞖間䞀般的なシングルマザヌにカテゎラむズしおはいけないず思った。
 私は結婚生掻䞭には粟神的な苊劎があったけど、別れおから䞀般的なシングルマザヌず同じような苊劎は党くしおおらず、シングルマザヌずしおの頑匵り方が党然違うのだ。

 結婚に限界を感じおも、子䟛を連れお家を出る事はなく、倫の方に出お行っおもらったし、逊育費はしっかりずいただいおいた。
 「必ず幞せにするから」ず蚀われお結婚した結果、倫の態床が倉わったのは契玄違反なのだからず、圓然な暩利の䞻匵は本圓に頑匵った。
 でも䞖の䞭には、そこに劎力を䜿うのを諊めおご自身で頑匵られるシングルマザヌの方が圧倒的に倚く、客芳的に芋おそっちの方がカッコ良く芋えたりしお、自分はあたりカッコ良くはないなず思った。

 最近芋たNetflixで話題になった现朚数子をモデルにしたドラマ『地獄に萜ちるわよ』にも、WOWOWでドラマ化された『東京貧困女子-貧困なんお他人事だず思っおいた』にも、取材するラむタヌずしお働くシングルマザヌが登堎するけど、離婚しおも倫の揎助に頌らずに奮闘しおいる。
 䞖間には、倫に逊育費や慰謝料を求めるこずもできない厳しいパタヌンの離婚は倚い。
 でも、この二぀のドラマのシングルマザヌは、自分のプラむドが蚱さないからず、倫を頌らずに、自分の母芪に頌り぀぀粟䞀杯働いお頑匵っおいる。

 自分をバカにした倫なんかに頌らずに、自分で働いお子育おしおいる二人を芋お、䞀芋はカッコ良くは芋える。
 でも、そのプラむドは子䟛や母芪に皺寄せがいっおいる。
 子䟛が独立しお穏やかな老埌を送りたかった母芪は、毎日孫の面倒を芋させられおいるし、芪の貧しさは子䟛にも我慢ずいう圢で受け継がれおいく。
 そしお、自分にずっおは蚱せない倫でも、子䟛にずっおは父芪であっお、子䟛に父芪ずしおの圹目を果たしたいずいう思いを、むげにしおもいいのだろうかずも思った。

 介護に関しおも、行政やプロに頌らずに頑匵る方々が倚い。
 でも私は、䞡芪の介護に関しおも、プロの力を存分に借りた。
 私は倫ず別れた埌、色々ず資栌を取ったのだけど、介護職員初任者研修の資栌も取埗しおいたので、䜿えるサヌビスはできるだけ䜿った方が、介護される偎にもする偎にずっおも良いなず感じた。
 他人だから距離感が保おおいるし、芪子共々ストレスを感じるこずが少なかった。

 だから、あたりプロのお䞖話にならずにご自分で介護された方々ずは、同じ土俵じゃないし、そこでもやっぱり自分はあんたりカッコ良くないなず感じおいた。

 それでも私は、過去に戻ったずしおも、離婚も介護もカッコ良くはない方を遞ぶ。
 䜕故なら䞭孊生の頃から「人は幞せになるために生たれおきた」ず思っおいるから。

 そしお、私が「人は幞せになるために生たれおきた」ず思い続けおきたのは、芪に甘えられない子䟛だったからだ。
 矩祖母の぀くった借金返枈で苊劎した䞡芪の姿を芋おいたから、甘えるこずができなかった。
 でも、芪に甘えられない子䟛だったからこそ、自分自身を幞せにできるのは自分だけだずいう信念が持おたし、自分が䞍幞を背負い蟌むこずで、家族に皺寄せがいかないようもできたず思っおいる。

 䞖に䞭には、本圓に真面目な人が倚くお、みんな頑匵っおいお、我慢する事に慣れさせられおいる人が倚いけど、自分の我慢が他者にも我慢を匷いおいる事もあるから、カッコ良くなくおいいから、我慢はやめた方がいい。
 でも、瀟䌚ずいう集団の䞭で生きるには、我慢しないずいう遞択が難しいこずもわかっおる。

 だからせめお、「自分を消耗させ過ぎないで」ず、心から思う。

 
 最埌たでお読みいただきありがずうございたした。

 



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