
耐震工事 やってみた 1/4
初めに
子どもの頃 「ちいさいおうち」という本が 大好きでした。
大人になっても 夢に見たくらいです。
でも想い出だけ残して、その本はどっかに行っちゃって
再会したのは、スキー旅行の北海道 ニセコのペンション。
さらって来るわけにもゆかず (^^) それっきり。
そんな なつかしい想い出のような
小さなおうちに
私は住んでいます。
しかし、この先はメルヘンではなく
「耐震工事」をめぐる リアルな実録記事です。
< 改造計画 >
絵本の「ちいさいおうち」は
のんびり暮らしていた街に、工場がいっぱい建って
息苦しくて逃げ出し、気持ちのいい郊外に引越しするという話でした。
一方、私の小さなおうちには
南海トラフという恐怖が押し寄せようとしています。
幸い、海の波はここまでやって来ないでしょうが
大きな揺れから逃げ出すことはできません。
できるのは、小さなおうちを うんと頑丈な要塞にしてやる事だけです。
そんな訳で
1年前 私は、自分が暮らす小さなおうちの 改造計画に着手しました。
能登半島地震が、きっかけになっています。
あれ以来、住まいの耐震基準を調べ尽くして
わたしの小さなおうちが 心配になり
noteに記事まで書いた。
あまり読まれなかったけれど (^^)
耐震工事について あれこれ調べても
いろんな方法があって、予算もまちまちで、よくわからない。
ここぞと思って問い合わせると、小さな木造住宅には向かないとあしらわれる。
ネットで見た金額より、ずっと高額になっている。
その地域には、代理店がないと断られる。
要するに どこも相手にしてくれない 🥲
そんな中
アタマに チが のぼったワタシ😡に
電話口で こんなアドバイスをしてくれた方がいた。
「まず 役場に連絡して 耐震診断をしてもらって
地元の建築会社に相談するのが一番ですよ」
そっか 何でもかんでも ネットに頼ればいいってもんじゃないわね と
少し 冷静になった私が
役場に電話して、耐震診断を依頼したのが、去年2024年の初夏。
やって来た業者さんは

若い頃 こんな感じだったんじゃないの?
という雰囲気の お方。
お若くはない。 腰まで伸びた白髪を後ろでしばってある。
気さくで フレンドリーなミュージシャンのような 仙人のような
なんとも独特の雰囲気である。
気難しい棟梁 って感じでは まったくない!
今だって 金づちより エレキギターが 似合いそうだ !
それが、若いお兄さんと かわいい娘さんを 連れているのだ。
なんだか 想像していた業者さんとは まったく違う雰囲気のチームだった。
気さくな棟梁は、わたしの小さなおうちを眺めて
「ここはまだ築年数が浅いから 無料にはならないですね〜」
「はい 承知しています。有料で結構ですからお願いします」
1980年以前の建物なら、役場を通せば耐震診断が無料になる事は知っていた。
ここが無料にならないのを承知で 役場を通したのは
役場から委託されて
耐震診断をしている業者さんなら信頼できるだろう
と 思ったから
気さくな棟梁チーム 3人は
建物のサイズを測ったり 天井裏に潜ったり 床下の写真を撮ったり…
のどかな雰囲気の中で、あれこれ お話すると
若いふたりは、息子さんと娘さんだという事が分かった。
息子さんは 跡継ぎなんだろうな
娘さんは 事務仕事で、力仕事じゃない時は現場に同行するのかな〜
くらいに 思っていた。
調査のデータを持ち帰って
耐震診断の結果が出るまで かなりかかった。
能登半島地震の影響で 耐震診断の依頼が 殺到していたのだ。
そして やっと届いた結果は

この建物は 震度7で 倒壊する可能性が高い 🔥
以下が A4 10ページに及ぶ耐震診断の 結果部分です
この結果を出すために 膨大な測定と計算が行われ
素人には分からない数値が並んでいる

この家は 小さくても ちゃんと 建築基準法に沿って建てられています
この結果は 手抜き工事とかの問題ではなく 設計の問題なのです
これが 国が安全だという
木造住宅 2000年 耐震基準の正体です
2000年耐震基準が 信頼できない事を知ったからこそ
耐震診断に踏み切ったので 驚きはしなかった
やっぱりね。 私は ため息をついた。
耐震改修工事をするしか… ないのか。
う〜ん …… 問題は予算 そう お金です
今までネットで調べた範囲で、ざっくりと考えてみた。
100万以上 かかるのは間違いない。
それ以下でも耐震工事ができますよ という話はあるが
それは、その場で家が潰れずに命だけは助かるという耐震工事である。
住み続けられる家を残すという意味ではない。
その点は、すでにイヤになるほどお勉強した私なのである。
無理すれば、資金はたぶん何とかなるだろう。
大切なお金を注ぎ込むのは不安だが
お引越しなどできる状況にない私にとって
住む家を失うのは 恐怖! 死活問題なんです
どうしたらいいか、相談できる人もいない。
テキトーに口を挟む人ならいるが、そんな人に相談するだけ時間のムダというものだ。
余談ですが
「船頭多くして船山に登る」
という言葉を久しぶりに思い出し、念のためこの言葉をググると
「困難なことでも皆で力を合わせればできる」
という解釈は誤り
という 恐ろしい注釈が付いていたので、笑ってしまった。
こ こんな注釈が必要な世の中になっていたなんて…
続きは 2025/4/17 (木) の予定です
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