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わが子を"怪物"にさせない為の3つの教訓丨優しい"R"を「怪物」にした正体。丨育児の悩み丨毒親育ち丨アダルトチルドレン丨機能不全家族丨エッセイ

    こんにちは。こんばんは。

    シスコ。です。

    ​前回の記事では、私の家族に起きた「絶縁」という、あまりに壮絶で、悲しい事実をみなさんにお話ししました。

    👇️前回の記事はこちらからご覧いただけます📝


    ​「あんなにおっとりして優しかった人が、どうして」

    今でも親族や周囲の方から、
    そう聞かれることがあります。

    ​Rは本来、争いごとを好まない穏やかな性格でした。

    いじめられることさえあったRが、なぜ、
    両親に罵詈雑言を浴びせ、両親の大切な場所を奪うまでになってしまったのか。

    ​そこには心理学的な視点で見ると、

    「自分の人生を、自分の足で歩んでこなかった」

    という、あまりに脆い心の土台が見えてくるのです。


    「下駄」を履き続けた人生の代償

    Rの人生は、常に周囲に用意された道でした。

    大学受験も、就職も。

    ​本来なら壁にぶつかり、泥をすすってでも手に入れるはずの「達成感」や「自信」を、Rは周囲の力によって、いわば「ショートカット」して手に入れてしまいました。

    ​社会の厳しさを知らないまま、大きな財産と立場を手にしてしまう。

    一見、苦労も挫折も経験することなく、幸せなことのように思えるかもしれません。

    ​けれどそれは、

    「自分は自分の力で成し遂げた」という
    確固たる自己効力感
    を育む機会を、永遠に失うことでもあったのです。


    ​鎧としてのハイブランド、盾としての暴言

    ​自分の中に「根拠のある自信」がない人は、外側を武装するしかなくなります。

    ​最新のガジェット、ハイブランドの服、お金だけで繋がった友人たち……。

    ​Rが自己顕示欲を強め、承認欲求に振り回されていたのは、「中身が空っぽである自分」への恐怖の裏返しだったと考えられます。

    ​それを証明するように、Rが暴れるたびに口にしていた言葉があります。

    ​「こんなに頑張っているのに、誰も自分を認めない」

    ​この言葉の奥底にあったのは、

    「ありのままの自分を、親に認めてほしかった」という、幼い子どものような切実な叫びだったのでしょう。

    ​けれど皮肉なことに、誰かに下駄を履かせてもらい、誰かの築き上げた場所で、さも自分の手柄のように振る舞うRを、周囲が心から賞賛することは、
    とても難しいことでした。

    ​結婚相手という「依存先」で見失った自分

    ​自分自身の軸を持っていない人は、強い誰かに依存することでしか自分を保てません。

    ​友人との人間関係も希薄で、恋愛経験も乏しかったRにとって、結婚相手であるKは絶対的な存在になっていきました。Kの機嫌を伺い、Kの価値観に染まることで、Rは自分の弱さから目を逸らしていたのかもしれません。

    ​「家族を捨てる」という非道な選択も、Rにとっては、唯一の居場所であるKを守るための
    「歪んだ正義」
    だったのではないか、と感じるのです。

    ​わが子を「心の空洞」を抱えた大人にさせないために

    ​では、私たちは親として、どう関われば良いのでしょうか。

    Rのような「怪物」を生み出さないためのヒントは、日々の小さな関わりの中にあります。

    ​1. 「小さな失敗」を奪わない

    ​親が先回りして「下駄」を履かせ、失敗を回避させ続けると、子どもは「自分で困難を乗り越えた」という実感が持てなくなります。

    あえて失敗させ、そこからどう立ち直るかを見守る「忍耐」こそが、親に求められる高度な子育てスキルです。

    ​2. プロセスを認め、結果に固執しない

    ​「100点を取ったからすごい」ではなく、
    「どうやってその100点に向き合ったか」というプロセスを承認してください。

    結果だけを評価し続けると、子どもは「結果が出せない自分には価値がない」と思い込み、虚勢を張るようになっていきます。

    ​3. 「NO」を言える関係性を築く

    ​Rは本来の自分で勝負した経験に乏しく、「NO」という必要性さえもR自身の中から消えてしまっていた可能性があります。

    お子さんが親に対して異を唱えたとき、それを「反抗」と捉えるのではなく「自律の芽生え」として歓迎してください。自分の意見を尊重された経験こそが、強い自分軸(アイデンティティ)を作ります。

    ​「自分で決める」ことが、自分を守る唯一のスキル

    ​Rの変貌を見て、私は強く確信しました。

    ​どんなに恵まれた環境にいても、

    どんなに高い教育を受けても、

    「自分の人生を、自分で選び、自分の足で立つ」

    この経験が欠けてしまえば、人はこれほどまでに脆く、残酷になれてしまうのだと。

    ​私が今、皆さんに伝えている「子育てスキル」。

    それは単なる教育のテクニックではありません。

    ​わが子を、Rのような「心の空洞」を抱えた大人にさせないための、切実な「生存戦略」なのです。

    ​親がよかれと思って履かせる「下駄」が、いつかその子の足をすくう。

    そうならないために、私たちは今、子どもに何を伝え、どう関わるべきなのか。

    ​その答えを、これからこのnoteで、一つずつ丁寧に届けていきたいと思っています。

    ​今回の考察のベースとなった、我が家の「事実」

    ​「心の空洞」が生んだ、生々しい現実の記録。

    今回お伝えした子育てスキルは、
    一つの家族が崩壊した実体験から導き出されたものです。

    ​なぜ、おっとりしていたRが怪物へ変わってしまったのか。

    4歳で止まってしまった、姪・ひまりとの時計。

    ​まだお読みでない方は、ぜひこちらの記事からご覧ください。

    理論だけではなく、血の通った「事例」としてあわせてお読みいただくことで、より深く理解していただけるはずです。

    ​▼ 【家族との絶縁】優しかったRはこうして怪物になった。4歳で止まった時計。果たされなかった動物園。

    ​

    おわりに

    ​前回から今回にかけて、私の個人的で少しヘビーな物語と考察をお話ししました。

    ​それにもかかわらず、驚くほど多くの方に読んでいただき、温かな「スキ」や、胸に迫るコメントを届けてくださったこと、心から感謝しています🍀

    ​皆さんの反応に触れるたび、私の言葉が誰かの心に届き、何かの力になっているのだと実感することができ、私自身も深く救われる思いです。

    ​そこで次回は、この感謝の気持ちを込めて、
    私がnoteを始めてから出会った「素敵なクリエイターさんたち」をご紹介したいと思います。

    ​皆さんの日常を彩り、子育てや生き方のヒントをくれる、素晴らしい方々ばかりです😊

    私が日々、密かにパワーをもらっている方々を、愛を込めてご紹介しますね。

    ​ぜひぜひぜひ、楽しみにしていてください!

    ​本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました☺️

    ​                  シスコ。
    追記:
    👇️素敵なクリエイターさんたちの紹介記事を公開しました📝


    #育児の悩み
    #毒親育ち
    #アダルトチルドレン

    #子育て機能不全家族
    #エッセイ

     
     
     
    医者家系の宿命、家族絶縁、洗脳…波乱の末に掴んだ穏やかな日常。保育・心理のプロとしての知見と壮絶な2Eギフテッド育児から体得した「親子でしなやかに生きる子育てスキル」と「地獄の今から脱するスグに使える攻略法」を綴ります。誰にも言えない悩みを持つ誰かの、小さな道標になれますように。

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