
人との距離感がわからない #129
人と人との距離感。
見えない境界線。
見えないからこそ、手探りで確かめながら、
何度も引き直していくしかないのかもしれない。
私は、人との距離感を適切に保つのが、
苦手な自覚がある。
昔は、
どこまで近付いていいのかわからなくて、
近づきすぎて失敗してきた。
だから、それに気づいてからは、
あまり近づかないようにしてしまうようになった。
仲良くなれそうと思っても、
反射的に、余所余所しくしてしまう。
近づかれて嫌われるのが怖いから、
境界線をかなり遠くに引いてしまう。
結果、
“遠すぎ”か、“近すぎ”しかできない。
近づきたい。
でも、嫌われるのが怖い。
距離感って、一般的な正解がない。
自分と相手にとって、
心地よいところが正解なんだろうけれど、
相手の感情は見えないから、
その正解がよくわからない。
だから最近は、
「近づいてみたいな」と思う人がいたら、
まずは、半歩だけ近づいてみる。
そして、
相手が下がらなかったら、もう半歩。
そんなふうに、ゆっくり時間をかけて、
距離を探るようにしている。
そうしていると、
「あ、この人はここまでだな」
と、わかるところがある。
そこに気づいたら、それ以上は近づかない。
そして、自分にも、
「ここまで」という線がある。
だから、大股で近づいてくる人には、
少し下がってしまうし、
自分と同じように、
ゆっくり近づいてきてくれる人には、
安心するし、好きだなと思う。
もちろん、
これはあくまで私の価値観。
人に押し付けるものではないと思っている。
そして、
距離感の正解って、きっと固定じゃない。
「ここまでなら大丈夫」
という線が、変わることもある。
だから私は、相手と自分、
どちらにとっても心地いい場所を、
これからも探していきたい。
近づきすぎたり、遠くなりすぎたり、
失敗することもあると思う。
でもきっとそうやって、
自分なりの距離感の測り方を
覚えていくんだと思う。
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